気仙沼と陸前高田へ行く。 ~後編~









気仙沼のツリーハウスを後にして、陸前高田へ。









町に入ると、すぐに異様な光景を目にした。


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のどかな山の背景に、銀色のレール。


町中に張り巡らされているこの銀色のレールは高速道路ではなく、


実は、土を運ぶための長い長いベルトコンベア。









津波で流された場所に、次の災害に備えた盛り土を行うため、


近隣の山を潰して、山から土を運ぶためのベルとコンベアで、


町の横にある山から町までずっと続いている。









周りを見る限り、まだ全然盛り足りていなくて、低いところが多い印象だが、


一旦作業は終了したそうで、このベルトコンベアも近々撤去されるらしい。









その近くで、津波の災害でただ1本だけ残った松、


「奇跡の一本松」が佇み、観光客と共に、その松を見に行く。


松の後ろには、津波で壊れた堤防が今も崩れたままで残っている。


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ちなみに、この「奇跡の一本松」は実在はしたものの、


2012年に海水を受けて枯れてしまったため、


その松を忠実に再現し、人工的に作ったモニュメント。











陸前高田は、すごく異様な光景を目にするばかりで、


ずっとモヤモヤしながら、気仙沼に戻る。


遅めのランチは、気仙沼の魚市場に併設されている食堂で。









新サンマの季節。


台湾でのサンマ漁が急激に増え、今年はサンマが不漁とか。


それでも、東京では食べれないような絶品サンマ刺しだった。


鮮度が違うと、こんなにも味が変わるんだね。


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気仙沼シャークミュージアムというお土産物館に立ち寄り、


ウワサに聞いていた幻の蟹、Deep Sea Red Crabの専門店、


その名も「かに物語」でお買物。










被災された若い姉妹でやられているお店だそうで、


パッケージもすごくかわいらしく、おしゃれなのだが、


何よりも本当に味がいい!!


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これ、お世辞でも、何でもなく、試食させてもらって驚いた。


驚きすぎて、カニ身冷凍、カニのビスクスープチャウダースープ、


カニカレー、カニ炊き込みご飯の素など、爆買いさせてもらった。


メシクエとして、自信もっておすすめする気仙沼のお土産。ぜひ。











最後は気仙沼の山に登って、町にお別れを。


だいぶ建物が増えてる印象だけど、それでもまだ茶色の土地が目立つ。


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いち早くの復興を願って。


また必ず来ます。








■「かに物語」
http://www.kanimonogatari.jp/

※オンラインショップから購入も可能です。すごく美味しいです!!











■今日のカメ

■陸前高田の様子①
f0232060_1674345.jpgこのあたり一帯に銀色のベルトコンベアが張り巡らされていました。









■陸前高田の様子②
f0232060_1681184.jpg山で土の採掘をしていて、その土が運ばれてきて、津波に耐えられるように盛り土をして、土地の高さを上げるそうです。

いまはほぼ作業が終わって静かでしたが、ちょっと前までは、全ベルトコンベアが稼動していて、サラウンドのようにすごい音がしていたそうです。




■陸前高田の様子③
f0232060_1674345.jpg陸前高田には観光資源がないと聞き、このベルトコンベアを壊さないで、再利用できないのかな?なんて、個人的に思ったりします。

人が歩けるようにして、観光客に体験させるとか、ドイツに廃炭鉱のトロッコを観光客に解放している施設があるので同じようにここにトロッコのようなものを付けて、すべれるようにして、観光客から入場料取るとか・・・。


■「奇跡の一本松」①
f0232060_16162450.jpg専用駐車場から徒歩10分ほど。遠くに一本松が見えてきました。









■「奇跡の一本松」②
f0232060_16165622.jpg今は人口モニュメントですが、ここには千本松があって、その中でこの松だけが災害で流されず、折れずに残っていたそうです。











■「やぎさわcafe」
f0232060_16461698.jpg「奇跡の一本松」の近くに、被災した老舗醬油店「八木澤商店」のカフェがありました。

八木澤商店も東北大震災で被災し、ほぼすべてを失ったそうですが、震災を逃れた「もろみ」があり、それを元に醬油作りをまた一から始めているそうです。




■店内の様子
f0232060_16512295.jpg醬油屋さんなので、色んな醬油はもちろんのこと、醬油や出汁を使ったスープやたれなど、いろんな商品を売っています。

私も色々と買わせていただきましたが、枝豆と白だしのポタージュが美味しかった!





■オニオンスープ
f0232060_1653341.jpgカフェでは店内で売っている各種スープや、名物「しょうゆアイスクリーム」も食べれます。

今回は、醬油ベースの和風オニオンスープをいただきました。スッキリしていて、和食に合うスープ。朝食にもいいかも。





■気仙沼の港
f0232060_16554319.jpg2012年3月に来た時よりも、建物も船も増えていて、被災していたと思えないほどに、とてものどか。








■お魚いちば
f0232060_1712063.jpg港の前にある鮮魚を取り扱う市場。お土産物や食堂もある。









■店内の様子
f0232060_1722658.jpg加工品のお土産だけでなく、鮮魚や焼き魚なども取り扱っている。品数豊富。









■ランチ①
f0232060_16223943.jpg併設されている食堂で遅めのランチを。単品料理を頼んで色々とシェアしながら、丼も注文。

新サンマの季節なので、サンマ刺しを。ここ最近で一番美味しかったサンマ。脂がすごく乗ってる。絶品でした。しかも、安い。





■ランチ②
f0232060_1755031.jpgマグロカツ。さっぱりしていて、すごく食べやすい味。









■ランチ③
f0232060_1763795.jpg気仙沼が推している「気仙沼ホルモン」。海の町の印象が強いが、家畜の屠殺場もあったのだそう。

このホルモンは豚の腸の臭みもあり、かなりニンニクも強く、私は苦手かな。






■ランチ④
f0232060_1784768.jpgマグロ尽くしのマグロ丼。

ネギトロは美味しかったが、びんちょうマグロはちょっとイマイチだったかな。あと、丼のご飯が酢飯の方がもっと良かったかも。






■シャークミュージアム
f0232060_17114283.jpgシャークミュージアムという名前のお土産物屋モール。

震災前は本当にシャークミュージアムがあったそうです。いまは、ミュージアムはありません。






■店内の様子①
f0232060_1713437.jpg「お魚いちば」よりも2まわりくらい大きなお土産屋モールです。いろんなお店が入っています。









■店内の様子②
f0232060_1714789.jpg鮮度抜群の新サンマも1本150円ほど。東京へクール便で送ることも可能。









■店内の様子③
f0232060_17154611.jpg大きな鮭も2500円~3500円ほど。安い!










■「かに物語」
f0232060_16303697.jpgシャークミュージアム内にある、Deep Sea Red Crabという蟹の専門店。

美味しいと聞いていたので、ぜひ来たかった!







■迷う!!
f0232060_16305788.jpgカニ身はもちろん、カニを使ったスープやご飯の素など色んな種類の商品を売っています。冷凍になっているので、保存も可能。東京へ配送も可能。

・・・というわけで、だいぶ買わせてもらいました。当分、カニに困らないくらい我が家にカニアイテムがありますw。




■安波山①
f0232060_16334876.jpg帰京前に、地元の人に愛されている安波山(あんばさん)に登りました。

震災の時、多くの人がこの山に登って、津波から逃れ、YouTubeに当時上がっていた動画もここから撮られたものが多かったそうです。





■安波山②
f0232060_1722138.jpg途中まで車で行けて、展望台まで5分くらい登ります。









■安波山③
f0232060_16341658.jpg気仙沼の町の様子。

すごく穏やかに見えます。建物も立ち始め、生活が動いているように見えますが、まだ復興しきれていない場所も多数あり、物理的にも、精神的にも復興へ進めていない人も多数いると聞きました。行くことが、ほんの少しでも、何かに繋がるといいな。
by meshi-quest | 2015-11-04 08:02 | 旅行_国内
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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