小田原「蒲鉾 鈴廣 本店」へ行く。
とある秋晴れの一日。
お誘いいただき、小田原へ行ってきた。
魚でも肉でも、とにかく練られているモノが大好きな我々が目指したのは、
慶応元年創業、小田原蒲鉾界の大ボス「蒲鉾 鈴廣 本店」だ。
「蒲鉾 鈴廣 本店」は、格式ある1万円超えの高級蒲鉾から、
手軽に買える様々なお土産蒲鉾まで、蒲鉾ラバー垂涎の商品が揃っており、
カウンターで蒲鉾の食べ比べが出来る「かまぼこバー」や蒲鉾博物館まである。
行ってみて驚いたのは、商品開発力とチャレンジ精神。
本当であれば、蒲鉾なんて、よほど好きな人でないと、そんなに数もいらないし、
下手したら、1年でお正月の時しか食べない人もいそうな気がするが、
昔ながらの紅白蒲鉾をメインに、鯛や鯖など味を換えた蒲鉾や、
大葉やネギなどおつまみで食べれそうな具材を練りこんだ蒲鉾、
青や黄色など華やかな色合いに着色し、女性に喜ばれそうな蒲鉾、
とにかく、ラインナップが幅広くて、同じ蒲鉾であっても、
ついつい色んなものを買いたくなってしまうようになっていた。
トミカとコラボで、自動車や電車の形をした子供受けしそうな蒲鉾など、
こんなことなかなか思い付かないし、思い付いたとしても実行できない。
きっと現場スタッフだけなく、判断をする経営陣の方々も柔軟性があるんだろうなあ。
老舗の超名店でありながら、そこにあぐらをかくことなく、
全年齢を対象に、様々な商品開発とチャレンジをしている「鈴廣」に感動した。
蒲鉾界の神と言ってもいいと思う。
私も練り物愛好家として、僭越ながら売れる蒲鉾のアイディアを考えたので、
「鈴廣」様、ならびに、蒲鉾・練り物業界ご関係者の方で
ご興味がある方はぜひご一報いただければ幸いです。
■「鈴廣」
https://www.kamaboko.com/
■今日のカメ
■「鈴廣」
今回は車で行きましたが、電車でも行けるようです。電車だと、箱根登山線「風祭駅」下車すぐ。
■店内の様子
とても広い蒲鉾売場。色んな種類の蒲鉾があり、ついついたくさんお土産を買ってしまいます。味も美味しいですが、パッケージもおしゃれ。見ているだけでも楽しいです。
■かまぼこバー
店内にあるかまぼこバー。数種の蒲鉾を500円で味比べできます。
■トミカかまぼこ①
トミカのプラレールパッケージのインパクト絶大なかまぼこ。
■トミカかまぼこ②
パトカーとかお弁当に入ってたら、子供喜ぶだろうなあ・・・w。
■トミカかまぼこ③
こっちはトラックとブルドーザーかな。
■上蒲鉾
上蒲鉾(紅)を買いました。わさび醬油でいただきましたが、めちゃくちゃ美味しい!
by meshi-quest
| 2015-10-24 08:04