東麻布「La Lune ラ・リューン」へ行く。
知り合いのグルメの方から紹介され、
東麻布の住宅街にあるフレンチ「La Lune ラ・リューン」へ。
肩肘張らないアットホームなフレンチながらも、
ジビエを取り入れた本格的なフレンチも味わえる。
特に、野菜の使い方が上手で、野菜をすごく大事に推している印象。
悪い意味ではなく、すごく優等生なフレンチで、
美味しかったが、これだ!と鮮烈に舌に残ったり、
強い印象を受けるものはあまり無かった。
自宅からも、最寄り駅からも遠いことを考えると、
遠方から友人引き連れて伺うというよりも、
近所に住んでいる方がちょっと行くにはいいのかなという感じのフレンチ。
■「La Lune ラ・リューン」
http://www.la-lune.tokyo/
■今日のカメ
■「ラ・リューン」
南北線「麻布十番駅」から徒歩6分ほど。大江戸線「麻布十番駅」からも行けますが、大江戸線側からだとちょっと歩きます。
大通りから中に入った閑静な住宅街にあります。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■テーブルセット、アップ
栗や南天など、秋を感じさせる飾り。テーブルセットの1つなので、これは食べられず、料理が始まると、片されますw。
本日は秋の特別コースをいただきました。
■アミューズ
「シルクスイート」という甘いサツマイモを焼き芋風に仕立てたアミューズ。下にはゴボウのチップが入っており、サツマイモに付けていただきます。
■パン
パウンドケーキのようなしっとりとしたパン。
■リエット
自家製の豚のリエット。
全体が野菜重視の優しい味わいが多いので、リエットよりは、オリーブオイルやバターの方が合いそうな感じ。
■バター
個人的にリエットが合わなかったので、別注でバターをいただきました。美味しい味わいのバターでした。
■1品目
「秋刀魚のムース パッションフルーツとレフォール」です。
濃厚な秋刀魚の味に、パッションフルーツの甘酸っぱさと、レフォール(西洋わさび)の風味が効いています。とはいえ、最初の冷前菜にしては、やや秋刀魚の味が強すぎるかな。下が一気に秋刀魚味になってしまう。
■2品目
「フレッシュフォアグラのポワレと焼き茄子」です。
■フォアグラと茄子、アップ
フォアグラも美味しかったですが、この焼き茄子がめちゃくちゃ香り良くて、甘味もあり、とても美味しかったです。
■3品目
コースにはなかったのですが、追加で入れてもらったセップ茸のポタージュ。スープ大好き。いい香り。
■4品目
大分県産車海老とネギのピューレを使った一皿。
海老のオレンジとネギの緑、海老の甘味とネギの苦味、すごく対照的ですが、一緒に食べるとちょうどいい料理でした。
■5品目
セップ茸のソテーとトウモロコシの一皿。
■セップ茸、アップ
秋の風物詩のセップ茸ですが、このソテー、めちゃくちゃ美味しかったです。このセップ茸の料理が、今日イチかも。
■6品目
箸休め感覚のタコの燻製。
■7品目
メインは、メニューから選べるようになっていて、ジビエで鳩が入っているとのことだったので、プラス料金ではありますが、鳩をいただきました。
■鳩、アップ
ちゃんと作られていて、決してまずいわけではないのですが、やっぱりジビエの感動は薄いというか。ジビエはジビエ専門店でいただいた方が美味しいかも・・・。普通に牛とか仔羊にすれば良かったなあ。
■8品目
イチジクのコンポートとヨーグルトのシャーベット。スッキリさわやかなデザートでした。
■食後の飲み物
食後のダージリン。
■プティフール
プティフールは、チョコやマドレーヌなどの小菓子が多いですが、福井県産のほおずきとマスカットでした。珍しい。