バリ島へ行く。㉒ ~この夏必見!亀バスの乗り方~
サツキとメイは、ネコバスに乗ったが、
私はウブドで亀バスに乗った。
亀バスとは、2014年に開通した主要地を結ぶ路線バスで、
「クラクラバス」(クラクラは亀の意)という。
いまやバリ島のどのガイドブックでもメインとして紹介されており、
逆に、クラクラバスの話題が書かれてないガイドブックは、
最新刊じゃないと思われ、古いと思っていい。
さて、このクラクラバス、日本人がやっている会社が運営しており、
クタ・レギャンといった繁華街の主要スポットだけでなく、
車で2時間以上かかるウブドとクタも結んでいる。
今までウブドからクタへ行こうとすると、
1万円近くかけて車をチャーターするか、
地元の人に紛れて、地元の路線バスを利用するくらいしかなかったが、
このクラクラバスは、日本人が経営する会社が運営し、
安全、安心、格安をうたってて、ウブドからクタまでも片道約800円。
観光客にとっては、ありがたい画期的な路線バスになっている。
ただ、2014年に開通したばかりで、
特にクタ、レギャンなどの海沿い繁華街をメインの路線バスであるため、
色々とガイドブックでも、ネットでも探してみたが、
「ウブドのクラクラバス、どうなの?」
の答えがなかった。
ちなみに、最新のガイドブックには、
ウブドでの乗車場所は2ヶ所と書かれているが、
実は、私が行ったちょうど1ヶ月前に1ヶ所増えて、本当は3つある。
なので、今年バリ島ウブドに行かれる方に向けて、
実際見てきて、ガイドブックになかった情報含めて、
体験してきた最新の状況を色々と書かせてもらおうと思う。
少しでもウブド滞在のご参考になればと思う。
一応、結論だけ先に行っておくと、
とあるガイドブックで、ウブドからクラクラバスに乗ってクタに行く
日帰りコースを薦めていた本があったが、
ぶっちゃけ、日帰りはリームーです。
やってみた結果、全くおすすめしない。
クタまで行けば、こんな海の町の景色が見れて、
オシャンティーなショッピングモールとかもあるんだが、
森に飽きて、海が見たいとしても、
少なくとも2015年6月時点は、全くおすすめしない。
少なくとも、もっと早くて遅い時間帯までの運行ができるまでは、
クラクラバスでのウブドからクタの日帰りは厳しいが私の結論。
色々と理由があるのだが、一番大きいのは、運行時間。
きっと最新の時刻表なんてないと思ったので、ご参考に。
先ほど書いた通り、ガイドブックに2ヶ所と書かれている停留所は、
実は、現時点で3つあって、新設された3つ目が一番ウブドで早く乗れる始発だが、
一番早くても12:30の出発。
これで、クタに着くと、渋滞がないことを前提で、14:30くらいの到着となる。
で、クタからウブドに帰る最終のバスが、17:00発なので、
クタに着いても、自由時間が2時間半。
ほぼ時間がない。
次に、クタでのクラクラバスの拠点と、クタの交通事情の問題。
クラクラバスは、必ず「DFSギャラリア」という
大型免税ショッピング店を拠点にしている。
ウブドからのバスも一旦ここにやってくるのだが、
このDFSギャラリアが、クタの繁華街からちょっと遠い。
でもって、繁華街に出るために、
またクラクラバスかタクシーに乗り換えて移動するのだが、
人と車の多さでそこらじゅう大渋滞を起こしてて、
全然行きたいところに行けず、時間だけがどんどん奪われる。
そして、懐かしい怒りというか、バリ繁華街の恒例トラブルというか、
未だメータータクシーにもぼったくりがいて、
私が帰りに乗ったタクシーは、運賃稼ぎで道を迂回した上に、
出したお金をパッと隠して、「足りてないよ」と言う始末。
バリ島では、ここまで全くストレスフリーで来てたが、
ああ、怒鳴ってやりましたよ、日本語でも英語でもボッコボコに。
と、まあ、アジア旅の醍醐味と言われてしまえばそれまでだが、
まかりなりにも、何度もバリ島来ていて、
ある程度土地勘もあって、多少トラブル慣れしてる私でも、
全くクタでの滞在時間を有効に使えずタイムアップしたので、
それでもチャレンジしたい方は敬意を表して止めないが、
私は次にウブドに行っても、もうクラクラバスでクタへは行かない。
■クラクラバスHP
http://ja.kura2bus.com/
■今日のカメ
■新設「セントラルパーキング」
おそらく最新のガイドブックでも、ウブドの中での乗車箇所は2ヶ所で、プリ・ルキサン美術館と、どっかホテルの2つだと思いますが、2015年6月時点では3つあります。
新設されたのは、ウブド王宮から徒歩15分くらいのところにあるセントラルパーキングという駐車場の中です。
■ここが停留所
ここが停留所。乗車時間近くにこの辺いれば、バスが来ます。
ちなみに、このセントラルパーキングは、分かりにくいです。ガイドブックのマップにも書いてないので。なので、初めての方は、プリ・ルキサンから乗った方がいいです。ただ、ここのメリットは始発であること。席確保と、12:30前から待機してるので、乗り遅れの心配がないです。
■時刻表
ウブドでクラクラバスを検討されていた方は、ご参考にどうぞ。
■クラクラバス
亀仕様のすごい派手なバスです。
■チケット
ウブドからは片道Rp80,000(約800円弱)ですが、往復乗る人は1DAY PASSをRp170,000がお得です。これ、カードのディポジット代Rp20,000円が含まれており、カード返却で返ってくるため、実際150,000です。車内でチケットは買えます。
■車内の様子①
セントラルパーキングは誰も知らなかったのか、乗車は私だけでしたが、次の停車のプリ・ルキサン美術館からは結構観光客や地元の人が乗り込みました。
ちなみに、席のネットや電話予約も出来るようです。
■車内の様子②
車内がFreeWiFiであることは知ってましたが、電源も取れたかー、失敗したー!と思ったので、お知らせしておきます。プラグさえ持ってくれば、充電できます。
■クタの町①
クタのDFSまで2時間、DFSから繁華街まで渋滞につかまり30分。17時には戻らないといけないのに、すでに15時半で泣きそうなとある日の午後。
■クタの町②
静かな森の田舎町からやってきたので、KFCを不思議な感覚で見る。
■海ですな。
海水浴客やサーファーでいっぱい。キラキラした世界で、日傘差してるのは、私だけ。
■HRC
久しぶりに見たなあ、ハードロックカフェ。
■海沿いの様子
人も多く、いかにも繁華街な感じ。
■「ビーチウォーク」
ちょっと前に出来た大型オシャンティーショッピングモール、「ビーチウォーク。」。
飲食店、ホテル、高級ブランドなど、いろいろ。
■中の様子
ROXY、クイックシルバー、GAP、ヴィクトリアシークレットとか、そんなに珍しいブランドは入ってません。よくある感じ。