バリ島へ行く。⑲ ~魔界の入口みたいなとこへ行った話~
旅行へ行く時には、基本、ツアーを組まない。
そもそも集団行動が超絶苦手なのもあるが、
時間や他人に縛られずに自由でいたし、好きなことをしたいからだ。
なので、その弊害として、何度もそこに来ているのに、
まだ行ったことのない有名観光地というものが結構ある。
ここウブドも、絶対に最初に行ってるでしょ!というような有名観光地に
実はまだ行ったことがなくて、気が向いたので、今回初めて行ってみることにした。
とは言え、やっぱりツアーには参加する気になれなかったので、
ウブド版ルイーダの酒場で50代の運転手さん、40代のガイドさんを見つけ、
そこに遊び人(私)を加えた、戦闘放棄の奇跡待ちパーティーを作ってみた。

左がガイドさんで、右が運転手さん。
約8時間の契約で、遊び人が行きたい場所へ行き、
雑談に付き合うという簡単だけど、やや面倒くさいお仕事。
報酬は、交渉の結果、日本円で約10,000円にて合意。
とても親切で、丁寧な人たちだった。
ちなみに、ガイドさんはバリ語と日本語、運転手さんはバリ語と英語、
遊び人は日本語と英語を話すので、
私とガイドさんは日本語で、私と運転手さんは英語で、
ガイドさんと運転手さんはバリ語で会話した。
常に、車の中で3ヶ国語が飛び交う面白い冒険となった。
きっと実際のRPGでも各地で仲間集めると、
馬車の中はこんな感じだったんだろうなw。
さて、こんな3人パーティーでまず向かったのは、
ウブドで有名な観光地の1つ、「ゴアガジャ」。
魔界の入口みたいな洞窟がある遺跡だ。

このすごくRPGっぽい展開に、遊び人としてはアドレナリン出まくり、
よしよし、いっちょ宝箱でも見つけるかなーと思って、
元気いっぱい中に入るも、中は非常に狭く、
何のエンターテイメントもないとても薄暗い洞穴で、超がっかり。

入口の豪華さは見掛け倒しであった。
こうしてほとんど収穫なく、1つ目の冒険を終えた。(つづく)
■今日のカメ
■「ゴアガジャ」

■下におりていく

冒険は常に遊び人とガイドさんだけ。運転手さんは駐車場に残って、帰りを待っていてくれます。
■ゴアガジャの様子①

■ゴアガジャの様子②

■崩壊した遺跡の柱

■御神木

■「象の洞窟」

ちなみに、この門に掘られているのは「ボマ神」という森の悪霊を祓う守護神だそうで、半壊していてその形が象に見えたことから「ゴアガジャ(象の洞窟)」と名付けられたようです。
■中はこんな感じ

特に他には何もなく。