バリ島へ行く。⑨ ~儀式で生米食べた話~
バリを歩けば犬と、

チャナンにぶつかる。

コレ、本当。
さて、この「チャナン」、バリヒンドゥーの神様に毎日作って捧げるもので、
バリ島の女性は、小学生くらいから作り方を習うらしく、みんな作れる。
で、なんとなく綺麗に飾ってある花と思いきや、
東西南北でちゃんと捧げる神様と色が決まっている。
一番大事なのは、陽が昇る東。
ここには、Iswara(イスワラ)という神様がいて、シンボルカラーが白。
その他、西はMahadewa(マハデワ)という神様で黄色、
北は、Wisnu(ウィスヌ)という神様で黒色ですが、
黒い花はないので、通常は青で代用。
南は、Brahma(ブラーマ)という火の神様がいるので、赤色。
何度もバリに来て、何度もチャナンにぶつかっているのに、
ずっとただ単に綺麗に盛り付けられた花だと思ってて、
今回、チャナン作りの先生に教えてもらって、初めて知った。


チャナンの入れ物は、ヤングココナッツリーフを使って、細い竹串で止めている。
セロテープも、ホッチキスも使わず、慣れるまで作るのがとても難しい。



これが、私が作ったチャナン。
何種類もあって難しかったが、なんとか形にはなったかなw。

この後、バリの正装をしてお寺に行き、作ったチャナンをお供えして、
バリヒンドゥーのお祈りを捧げてもらったのだが、
その途中に、生米を食べる儀式があり、私に配られた生米が他の人より多く、
ちゃんと食べきったけど、儀式とは言え、生米ってまずいな。

■今日のカメ
■寺院前

■作るぞ!

■チャナン作りの先生

■材料①

■材料②

■材料③

■器作り①

■器作り②

■器作り③

■器、完成。

■花、盛り付け

■寺院へ

この際、バリの正装が必須(借りました)、女性は生理中は入れません。
■お供え

その際に、生米の儀式があったのですが、生米・・・。