タイへ行く。⑧ ~パッタイの聖地ティップ・サマイへ~
今回、「プーバッポンカリー」神のほかに、
もう1つ、食の聖地を巡礼してきた。
タイへ行った友達からも勧められた、
「パッタイ」の超有名店、『ティップ・サマイ』だ。
「パッタイ」とは、簡単に言うと、タイ風の焼きそば。
ライスヌードルを使って、甘めの味付けで仕上げるので、
辛いのが苦手な人も、唯一、これだけは安牌で食べれる料理だ。
『ティップ・サマイ』は、1960年創業のパッタイ専門店。
タイ国内の食に関する色んな賞を受賞し、世界各国のメディアでも紹介されている。
メニューにはパッタイしかなく、道路にまで長蛇の列ができる有名店だ。
往々にして、よくあることだが、この有名店、超行きづらい。
最寄り駅も遠く、最寄駅からも遠い。
悩んだ末、どの道、最寄り駅からもタクシーで行くくらいなら・・・と、
ホテルのボーイさんに行き先を告げて、タイ語でタクシーの運転手に伝えてもらい、
バンコク中心部からタクシーで直接行くことにした。
ちなみに、バンコクのタクシーは、ひどい。
観光地付近はさらに劣悪だが、
普通にホテルに乗り入れてるようなメータータクシーも、
タイ人のボーイさんの前ではいい顔して、「メーターだ!」と発車させるくせに、
一向にメーターを倒さず、それを伝えると、「150バーツだ!」とか平気で言う。
今回の『ティップ・サマイ』までも、
ルブア・アット・ステート・タワーという高級ホテルから乗車したが、
メーターを一向に倒さず、値段をふっかけるので、
こっちも英語で怒鳴って、大喧嘩しながら、
結局、メーターを倒させて、なんとか無事に店についた次第。
まあ、途中、多少回り道はされたかもしれないが(笑)。
なお、『ティップ・サマイ』は有名店なので、
ホテルのボーイさん、タクシーの運転手含めて、割と言えば分かってくれる。
ルブアステートホテルからタクシーで約70バーツ(メーター)。
メーターを倒さずに吹っかけられた値段は150バーツだったので、約2倍。
まあ、こういうの気にしてたら、アジアで旅できないからね(笑)。
無事着いただけ、良し!とする。
さて、『ティップ・サマイ』のパッタイだが、
モチモチしていて、きの来ない美味いパッタイだった。
値段も安いし、これは確かに人気店であるのもうなづける。
ただ、パッタイしかメニューになく、食べたらすぐ出る感じなので、
ゆっくり食事したり、味わったりするのは、あまり向いてないかもしれない。
あくまでも、「美味いパッタイを食べる」を目的の時に。
■今日のカメ
■『ティップ・サマイ』
結局、私はBTSサパーンタクシン駅近くにあるルブアステートホテルからタクシーで行きましたが、旅行誌を見ると、地下鉄ホアランポーン駅から車で5分としているようです。
どの道、タクシー使うことになりますし、近いとよりタクシーは嫌がるので、都心部から素直にタクシーで行くことを勧めます。
■青空キッチン
店前の路上に、何個もコンロがあって、そこで大量にパッタイを生産しています。ものすごいスピードと量。
■スタッフの数も多い。
ひっきり無しに客が来るので、スタッフ大忙し。こんなにスタッフいても、てんてこ舞いです。
■店内の様子
どの旅行誌にも載っているほどの名店ですが、場所が行きづらいところにあるせいか、観光客よりは地元の客の方が多かった印象。
着いたときも、22時近かったですが、この混みようで、さらに列ができていました。
■メディアで紹介
壁一面に、受賞した賞や、各メディアで紹介された記事が掲げられています。
■パッタイ卵包み
パッタイ卵包み、約180円。
メニューは、パッタイのみで、卵包みか、野菜のみか、など多少アレンジを選ぶ程度。
■パッタイ、アップ
モチモチしていて、甘めのソースが美味しいパッタイでした。大きなエビも入ってます。
量はやや少なめ。隣の席を見たら、タイ人の女の子2人組みが3皿頼んでました。確かに、3皿2人はイケるかも。
■もやしとニラ
サービスのもやしとニラ。日本では、あまり生でもやしを食べる習慣がないですが、タイでは生です。お好みで追加。
■激甘オレンジ
みんなが頼んでいたので、うちらも頼んだオレンジジュース。
オレンジの果実も入っている100%らしいのですが、激甘。パッタイに合うかは、疑問。