麻布「オスマントルコ宮廷料理 ブルガズアダ」へ行く。
久しぶりに、麻布十番にある
オスマントルコ宮廷料理「ブルガズアダ」へ。
14~15世紀のトルコ宮廷料理レシピを再現できる、
数少ないトルコ人シェフ、メフィット・ディキメンさんのお店。
そんなに時間が経っていないような気がしてたが、
お店の履歴では最後の訪問から、もう2年経っていたらしい。
それでも、ちゃんと顔も名前も覚えていてくれて、
変わらず、笑顔がステキなシェフとマダムが迎えてくれたのが、嬉しかった。
料理も、相変わらず、どれも手間隙かかっていて、
ハーブ使いが上手な、とても美味しいトルコ料理だった。
ここに来ると、なんだか本当に中東のお姫様になった気分になる。
料理も大事だが、こういう非日常が味わえるのも、外食ならではの良さだなあ。
■オスマントルコ宮廷料理 ブルガズアダ
http://www.burgazada.jp/
■今日のカメ
■「ブルガズアダ」
大江戸線、南北線「麻布十番駅」から徒歩5分ほど。
この看板は、トルコの彫金職人に銅版で作ってもらったものだそうです。
■外観
麻布十番商店街にある麻布六堂というビルの3階です。
■店内の様子
エキゾチックな装飾満天の店内。テーブルと、奥に半個室があります。
席の間隔も空いており、仕切りもあるので、居心地良いです。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じです。
■トルコワイン
おすすめのトルコワインを赤でいただきました。
トルコワインは、すごく軽くて、飲みやすいのが特徴のようです。
■1品目
シェフのおまかせコースです。
まずはアミューズで、トルコの赤い豆を使った前菜です。
■アミューズ、アップ
ヨーグルトをベースに、クミンなど数種のハーブを使ったソースに、豆をあえています。
エキゾチックな風味ですが、とても食べやすく、美味しいです。
■自家製トルコパン
自家製の焼き立てトルコパンが出てきます。
フレンチやイタリアンで出るようなパンと違い、すごく軽くて、バターやミルクの風味はあまりしません。その代わり、ドライトマトとニンニクを使った赤い特製バターを付けて食べると、ちょうどいい感じになります。
■2品目
トルコ前菜の盛り合わせです。豪華!
■前菜、アップ①
手前の丸いものは、クスクスをスパイシーに味付けしたお団子。奥左は、ラタトゥイユのルーツと言われているトルコの古い料理、奥右は、キッシュのルーツと言われているトルコの古い料理とのこと。
トルコ料理は、世界三大料理だけあって、歴史が古く、今のフレンチ、イタリアン、スペイン料理に通ずるものなのだそうです。
■前菜、アップ②
手前は、牛で作ったフェタチーズ、奥左はアンティチョークのマリネ、奥右が鴨肉の料理。特に、鴨が絶品でした!
マダムから各前菜の詳細を聞いたんですが、ホントどれも手が込んでて、聞いたことがないハーブや料理法を使っており、メモしきれなかった・・・(苦笑)。
■3品目
カリフラワーのスープです。
シンプルですが、コクがあって、とても美味しいスープでした。
■4品目
スズキを使った魚料理。
14世紀の宮廷料理レシピを再現したものだそうです。
■スズキ、アップ
スズキに細かい切れ目が入っていて、その中にハーブが詰められています。下のオレンジ色のソースは、2種のパプリカとハーブを組み合わせたソースだそうです。
ハーブをたっぷり使っているのに、くどくなくて、ちゃんと魚の味もして、すごく美味しい一品でした。
■5品目
これもトルコ宮廷料理レシピの再現で、林檎とケッパーとチーズをふんだんに使った真っ白いサラダです。
メインの肉料理前の口直しだそうです。
■林檎サラダ、アップ
チーズの風味と、林檎の甘味と、独特のハーブ使いで、不思議なサラダになっていました。少し酸味もあります。確かに、口直しにピッタリかも。
■6品目
美味しいラムレッグが入ったときだけ作るという羊料理。
ラムレッグの肉を開いてから、形を整えて巻いて、24時間55度でずっと低温調理するという、手の込んだ一品。
■ラム、アップ
このラム、ホント美味しかった。
すごくやわらかく、臭みが全くなく、ソースとのバランスもバッチリ。絶品でした。
■7品目
14世紀の宮廷デザート。初めて食べましたが、風味付けに花のランの根を使っているそうです。
■デザート、アップ
モチモチしていて、雰囲気としては、桜餅のような香りのパンナコッタを食べている感じ。これも美味しかった。
■トルコ紅茶
食後は、トルコ紅茶。さっぱりとした香りと味わい。
■お土産
お土産に、トルコのフレーバーティーをいただきました。
by meshi-quest
| 2013-05-17 08:05
| 六本木・麻布・赤坂