ベトナムへ行く。⑦ ~シルク加工工場へ~
旅では基本自由行動を重んじるので、
極力、ガイドが付くようなツアーは設定しないのだが、
ホイアンに行くためには、どうしても旅行会社のツアーにせざるを得ず、
結果、シルク加工工場(お土産物屋併設w)に連れてこられた。
中に入ると、同じく旅行会社に連れて来られたと思われる、
日本人や欧米人団体がいて、どうやらこの工場は、
旅行会社と強力なコネクションを持っているようだ。
ちなみに、ここの工場では、当然のことながら、
多数の蚕を飼っていて、それを観光客に見せながら、
シルク加工の説明をしてくれる。
私が子供の頃、
長野にいた親戚が蚕を飼っていて、繭を作っていたので、
あの白いイモムシは見慣れていて、触ってもなんともないんだが、
人によっては、こんなにうごめいてるのを見るのは、嫌だろうなあ(苦笑)。
■今日のカメ
■「ヤリー・ファッションタウン」
世界遺産の町・ホイアンにあるシルク加工工場。
観光客は必ずここに連れてこられるらしく、中は日本人や欧米人観光客で、ごった返していた。ガイドブック「アルコ」なんかにも載っているので、日本人が多いのは分かるが、欧米人も多いということは、欧米向けガイドブックにも掲載されてるんだろうなあ。
■エサやり
白いのは全部蚕の幼虫。
スタッフが桑の葉を与えているところ。
■成虫
ムチムチしている成虫の蚕。
■カラフルな繭
蚕はエサによって、白い繭を作ったり、黄色い繭を作ったりするそうです。
■糸を紡ぐ
繭をお湯につけて、糸車で紡いでいきます。
■機織りは、電動
昔は手動だったようですが、今は、機織り機の横にモーターが付いていて、電動で機を織っているようです。
■手刺繍
布に丁寧に手で刺繍をしていきます。
■見事!
手前は老婆の写真なのですが、奥は写真ソックリに手刺繍で同じ老婆を模写しています。
顔のシワとか、刺繍とは思えない精巧さ。お見事。
■行商
工場見学の観光客を狙って、店前で待ち構える行商のおばちゃんたち。
三角笠に天秤は、いかにもベトナムらしい風景。