赤坂「かさね」へ行く。
ご招待いただき、赤坂にある日本料理店「かさね」へ。
ここは、宮崎郷土料理を主体とした、季節の日本食が楽しめるお店。
農林水産省が行っている料理人顕彰制度「料理マスターズ」にも選ばれ、
ミシュラン1ツ星も獲得している。
大将の柏田さんや女将さんをはじめ、スタッフの皆さんがとても親切で、
有名店でありながら、家にいるかのようにくつろげる。
料理は、季節の野菜や魚を使った日本食。
見た目にも華やかで、丁寧に作られていた。
大将の柏田さんが宮崎郷土料理店で修業をされていたそうで、
〆のご飯に宮崎郷土料理の「冷汁」が出る。
今まで、あまり美味しい冷汁を食べたことがなく、いい印象がなかったのだが、
「かさね」さんでいただいた冷汁はとても美味しかった。
■「かさね」
http://kasanetokyoakasaka.com/
■今日のカメ
■「かさね」
東京メトロ赤坂見附駅から徒歩5分ほど。
TBSにほど近い飲食店ビルの3階にあります。
■店内の様子
カウンターと、奥に小上がりの個室が2つで、席数は少なめです。
静かにゆっくりと食事が楽しめます。
■個室の様子
今日は、お座敷の個室で。
■食前酒
まずは、食前に少量の梅酒を。
懐石コースのみ。料理やお酒は、すべてお店のお任せ。
■「大那(だいな)」
栃木県の地酒「大那(だいな)」。スッキリ辛口。
■迷っちゃう。
色鮮やかな冷酒グラスが登場。お好きなモノを。迷うw。
■1品目
そら豆を素焼きにしたもの。
その横は、柳カレイを炙ったもの。
■2品目
春らしい、カラフルなお料理が登場。
野菜と魚介類の和風マリネです。
■マリネ、アップ
黄緑のきれいな葉は「うるい」、魚介はホタルイカや青柳など。
柑橘系の風味と、ほど良い酸味で、とてもさっぱりとしたお料理。
■3品目
鮨と、ぽん酢がかかった生魚が登場。
■鮨、アップ
「さごし」(さわらの子)を使ったお鮨。
香り良く、意外とさっぱりしている。
■生魚、アップ
「のれそれ」(穴子の子)です。持ち上げると、長細い魚で、穴子っぽい。
臭みなどはなく、ところてんを食べているかのよう。
■「天青(てんせい)」
湘南茅ヶ崎の地酒「天青(てんせい)」。
■朝絞り!?
今日絞って、今日届いたというお酒。
朝絞りの日本酒なんて、初めて飲みました。牛乳みたいだw。
■4品目
生岩ガキ、登場。
私はカキが苦手で食べれないので、写真だけ・・・(苦笑)。
■カキ、アップ
カキの中はこんな感じ。・・・これも写真だけ撮らせてもらいました。
■代打
カキが食べれない私に、代わりに用意してくださった白魚の天ぷら。サクッとしていて、美味しい!
■5品目
新たまねぎのすり流し。
ほのかに玉ねぎの香りと甘味があり、とてもやさしい味。美味しい!
■6品目
お造りの登場。
■お造り、アップ
手前の「はらじ」(カジキマグロの腹の部分)は、とっても脂が乗っていて、美味しかった。
その他、たいら貝、たいら貝の紐。野菜は、つぼみ菜。
■さより
旬のさよりも。
■7品目
白いお椀、登場。
■お椀、アップ
たけのことわかめの炊き合わせ。
ちょっとこれは塩味が強く、たけのこやわかめの風味が薄れていたのがもったいなかったかな。
■8品目
ドーンと横たわっているのは亀戸大根。大根は、特製肉味噌を付けて。上は、山菜のてんぷら。
■「而今(じこん)」
「今の一瞬」という意味をもつ、三重県の日本酒。
■また、迷うw
毎度おちょこ選びに悩む。
食器は大事。食器ひとつで、味が変わる。今の気分に合わせて、一番良いもので、良い酒を飲む贅沢。
■9品目
カキで出汁を取っているという「かさね」特製の冷汁。
カキ嫌いの私でも食べれる、とてもやさしくて美味しい出汁。初めて、冷汁を美味しいと思った。
■「花たれ原酒 星のなる木」
珍しいお酒があると、大将が持ってきてくれた「星のなる木」。
天皇皇后両陛下にも献上されたという最高品質の芋焼酎。香りはとてもいいが、かなり強い。
■果物
宮崎名産「日向夏」ときんかん。
日向夏は、白い皮の部分も美味しく食べれる珍しい柑橘。「知らなくて、白い皮残しちゃう人多いんです・・・」と大将が嘆いていましたw。
■デザート
手作りの抹茶寒に、ミルクとあずきの入った和風デザート。甘さ控えめで、すごく美味しい。
■柏田さん
とてもきさくで、やさしい大将の柏田さん。
またぜひ伺わせていただきます!