四谷「オテル・ドゥ・ミクニ」へ行く。
ご招待いただき、四谷にある三國シェフのフレンチレストラン、
「オテル・ドゥ・ミクニ」へ。
この日は、三國シェフもキッチンにいらっしゃって、
メインディッシュでは、ジビエの王様と呼ばれている
「ベカス(日本名:シギ)」を出していただいた。
初めて食べたのだが、小柄な鳥ながら、
王様と呼ばれるだけあって、弾力があるしっかりとした肉に、
レバーのような、野性味あふれる濃厚な味がした。
「ベカス」は、本物であることの証明に、
この鳥の特徴である、小さな頭と長いクチバシを料理に添えるのだそう。
そして、頭の中に詰まっている脳ミソもいただく。
クチバシを持って、チューチューと脳ミソを吸い、
吸えない細かい部分は、耳かきのような小さなスプーンでほじる。
・・・と、ここまで書くと、なんだかスプラッター映画のようだが、
脳ミソは、「さっぱりしたウニ」というか、「かなり柔らかい白子」というか、
濃厚で、フワフワで、美味しかった。
最後に、三國シェフが誕生日用の特製イチゴケーキを作ってくださった。
素敵な誕生日会だった。
■オテル・ドゥ・ミクニ
http://www.oui-mikuni.co.jp/hoteldemikuni/
■今日のカメ
■ウェイティングバー
テーブルの準備が整うまで、ワクワクしながら、バーで待ちます。
■シャンパンカクテル
クランベリーリキュールで香り付けされたシャンパンカクテル。
■店内の様子
この日は、壁向こうの隣の個室に団体さんがいたようで、とてもにぎやかでした。
■テーブル
テーブルはこんな感じです。
■この白、最高!
私の顔が疲れていたようで(苦笑)、ソムリエさんが「今日はワインで癒されてください」と持ってきてくださった白ワイン。
これが、ビックリするくらい、いい香りで、ずっと香りをかいでました。味も最高。今まで飲んだ中で一番美味しかった白。
■活オマール
本日の料理に使われるオマール海老。まだ生きていて、元気良く、動いていました。
■ミクニ特製キッシュ
来る度に思うことですが、本当にミクニのキッシュは美味しいです。
メイン料理ももちろん美味しいですが、この最初のキッシュだけでもいいくらい。
■キッシュ、アップ
秘伝のレシピで、味が守られているキッシュ。クリーミーな玉子豆腐っぽい感じ。
ここのキッシュより美味しいキッシュに出会ったことがないです。
■お代わりキッシュ
わがまま言って、お代わりキッシュ(笑)。長年勤めているスタッフの方に、「お代わりされた方は初めてです(笑)」と言われた。
先ほどの写真と、よく見ると大きさもカットも違うことから、本当にお代わりであることが分かってもらえると思う。
■自家製パン
しっかりとした味わいの、美味しいフランスパン。
■1品目
茄子とフォアグラのソテー、上にはトリュフと香草。
■アップ
茄子とフォアグラがとっても合っている、ボリュームたっぷりの前菜。美味しい!
■このフォアグラの厚さ
「豚の角煮?」と思うほど、厚みのあるフォアグラ。
こんなボリュームたっぷりのフォアグラ食べたのは初めてです。
■白ワイン
最初のアロマテラピーなワインより、すっきりさわやかな感じの白。これも飲みやすい。
■2品目
キノコのカプチーノ、黒トリュフ添えです。
キノコの風味と、トリュフの風味で、いい香りの美味しい温製スープ。
■3品目
先ほどのオマール海老を使ったキャベツ包み。美味しい!!
縮みキャベツという寒い地方で取れる甘いキャベツを使用。周りのソースはアメリケーヌソース、上の黒いものはロシア産キャビア。
■4品目
ジビエの王様「ベカス」(シギ)を使ったメインディッシュ。とにかくワイルド、とにかく濃厚。
フランスでは狩猟が禁止になっており、スペインから直輸入されているものだそう。
■ベカスの証明
ベカスである証明、長いクチバシと頭。
頭には、少量ですが脳ミソが詰まっており、これがとても美味しい。
■耳かきスプーン
脳ミソを食べるためのスプーンです。
■赤ワイン
肉とチーズに合わせて出していただいた赤ワイン。これもバッチリ飲みやすい!
■フロマージュワゴン
ハード、ウォッシュ、ブルーなど、いろんな種類のフロマージュ。
■フロマージュ
ブルーを1種に、ウォッシュを3種いただきました。
ワインとチーズ。嗚呼、最高。
■特製バースデーケーキ
イチゴを使った、三國シェフ特製のバースデーケーキ。
甘さ控えめで、クリームもスポンジも軽い。お腹いっぱいだったはずなのに、ペロッと食べれてしまう、美味しいケーキでした。
■クッキーカード
クッキーで出来たバースデーカード。
ありがとうございました!
■一口デザート
さすがにもう食べれず、写真だけ(笑)。