ご招待いただき、四谷にある三國清三シェフのレストラン
「オテル・ドゥ・ミクニ」へ行った。
この日は、三國シェフも厨房にいらっしゃっていて、
特別にシェフオリジナルで料理を作ってくださることになった。
「なんでも好きなものを言っていただければ作りますよ。」
この夢のような一言に舞い上がってしまって(笑)、
食べたいものをうまく言葉で伝えらず、
とりあえず、メインはお薦めの食材を使ったお任せにし、
滅多にない機会なので、2つだけお願いをしてみた。
「じゃがいもが好きなので、じゃがいもで作ったスープをください。」
「いちごが好きなので、いちごとクリームたっぷりのデザートをください。」
この2つ。
三國シェフはそれを聞いて、ニコッと笑い、厨房へ消えて行った。
この2つのお願いでかなった料理は、「今日のカメ」で。
さて、今年は、なんだか「豚」にご縁がある。
ついに
幻の豚「梅山豚(メイシャントン)」を食べる機会にも恵まれ、
今回、ミクニではハンガリーの「食べられる国宝」と呼ばれている
「マンガリッツァ」をいただけることになった。
この豚が、色んな意味で、ホントすごい。
文で書くより見ていただいた方が分かりやすいので、
詳しくは、下記「今日のカメ」で。
■オテル・ドゥ・ミクニ
http://www.oui-mikuni.co.jp/hoteldemikuni/
■今日のカメ
■ウェイティングバー

席の準備が整うまで、入口のウェイティングバーで待ちます。いつも綺麗なお花が飾られています。これは大輪の百合の花。
■クリスマスツリー

赤と白のキャンドルがいっぱいの、かわいらしいツリーも飾られていました。
■三國シェフと戸田さん

ウェイティングバーにて。三國清三シェフ(右)と、ミクニのソムリエ戸田さん(左)。
■三國さんと記念撮影

とても多忙な三國シェフ。
たまたま今日はこちらにいらっしゃっていて、シェフ直々のお料理をいただけ、とても幸運でした。ありがとうございました。
■料理の説明をしてくださる三國シェフ

美味しい豚があるということで、実際にお肉を見せながら、今日の料理の説明をしてくださいました。
■「マンガリッツァ」の肉

2004年にハンガリー政府が「食べられる国宝」として認定をした豚「マンガリッツア」です。極寒の土地で育つ豚で、普通の豚と比べて、白い脂身の部分が極端に多い。
■これが、「マンガリッツァ」(笑)

羊ではありません(笑)。豚なのに、羊のように毛むくじゃらです。超かわいい!!
■モコモコしています

その姿から「羊毛の豚」と呼ばれているそうで、この毛のおかげで、マイナス30度の極寒の地でも生きて行けるそうです。
■席の様子

席は1階の予定でしたが、今日は2階の個室が空いているとのことで、特別にこちらに通していただきました。
■ウーロン茶

まだ胃腸が万全ではないので、アルコールは控えて、ウーロン茶で。
■アミューズ

ミクニで必ず最初に出される名物キッシュ。
■キッシュ

このキッシュ、大好きです。ただでさえ、泣けるほど美味しいのに、さらに今日は三國シェフがアレンジをしてくださり、白トリュフの特製ソースがかけられています。トリュフの香りがすごく良く、コクがあって、卒倒するくらい美味しかったです。
■自家製パン

香りが良い、美味しい自家製パン。
■2品目:スープ

私の1つ目のお願い「スープ」です。じゃがいもが好きということで、「インカのめざめ」を使ったポタージュを作ってくださいました。じゃがいもの香りがしっかり残っていて、甘味もあり、イモ好きにはたまらないスープ。すごく美味しかったです。
■3品目:ジビエのサラダ仕立て

旬のジビエを使ったサラダ仕立てのお料理です。「少し前まで胃腸炎で・・」という話をしたので、野菜を取り入れたヘルシーな料理にしてくださったようです。
■ジビエ

鴨と鹿のソテーが入っています。柔らかく、コクがあって、臭みは全くなし。とても美味しかったです。ジビエ以外にも、トリュフやフォアグラも入っていて、超贅沢なサラダです。
■4品目:手長海老のグリル

鮮やかなオレンジが印象的なお料理。手長海老のグリルを、手長海老の味噌を使ったソースでいただきます。
■手長海老

海老、大好き。海老の香りが口いっぱいに広がり、海老の甘みに、濃厚なソースが合っていて、とても美味しかったです。
■5品目:マンガリッツァのグリル

先ほどの毛むくじゃらの豚「マンガリッツァ」のメインディッシュです。
■マンガリッツァ

下がお肉、上に乗っているのは、なんと脂身です。
私は、いつも肉の脂身を残す方で、最初見た時、「え!!」と思いましたが、食べてみると、驚くことに、脂身独特のくどさが全くがありません。喉に来る前に、この脂身が溶けてしまって、脂身というよりコラーゲンのような感じ。肉と一緒に食べるとコクが出て、すごく美味しかったです。
■フロマージュ

好きなチーズを好きな量だけカットして出してくれます。
■瓜割(うりわり)の水

福井県の「瓜割の水」というミネラルウォーターだそうです。軟水ですが、硬水のようなしっかりとした味がします。
■デザート:いちごのミルフィーユ

私の2つ目のお願い「いちごとクリームのデザート」です。
あいまいなオーダーにも関わらず、私がすごく食べたかったミルフィーユが出てきて、嬉しかったです。左の層になっているのがミルフィーユ、右の丸いものは自家製バニラアイス、茶色のクルッとなっているものはチョコです。
■いちごのミルフィーユ

すごく手の込んでいるミルフィーユで、下層が生のいちごにカスタードクリーム、上層は火を通してコクを出したいちごにホイップクリームと、いちごの状態に合わせて、それに合った味とクリームを重ねているデザートです。
もう言うことないくらい美味しかったです。
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