新宿高島屋「パティシェリア」
すごく興味はあったのだが、何かのついでにちょこっと寄ることはあっても、じっくりデパ地下を巡ったことがなかったので、とある休日、デパ地下巡りをメインテーマとして新宿へ出てきてみた。
目指すは、新宿高島屋地下街。
この日は、遅くに起きた上に、二度寝までしてしまったので(苦笑)、デパ地下に着いたころには、夕食の買い物ラッシュもピークを過ぎ、比較的ゆっくり見て回ることができた。結果オーライ。
特集が組まれるだけのことはあって、お惣菜、お菓子など、全国各地からたくさんの種類のものがココに集結していて、ウロウロしているだけで、テンションが上がり、かなり楽しめる。
中でも目をひいたのが、和洋菓子フロアのど真ん中にあるケーキのセレクトショップ「パティシェリア」。
昨年の4月にオープンしたこのお店は、全国各地の有名ケーキショップの中からさらに厳選された100種近いケーキが店頭に並び、客はショーケースを見ながら、好きなものを選んで買うことができるようになっている。
「ブランドの枠を超えて、いろんな種類のケーキを楽しみたい」という顧客ニーズに応えたというだけあって、店やブランド関係なく、純粋に食べたいケーキを選べるのはとてもいい。
確かに今までは、「ショートケーキはここの店がいいけど、モンブランはあそこがいい」という時、店をまたぐのが面倒で、結果どちらかのケーキをあきらめるか、1つだけ買うのが申し訳なくて、2つの店で2つづつくらいケーキを買うはめになったり、色々と面倒だった。
一番は、ショートケーキもモンブランも何を食べてもこの店はウマイ!というところが見つかれば、それが最高なのだろうが、なかなかそんな運命的な出会いはない。
客にとっては、ぶっちゃけ、どこの店か、どこのブランドかよりも、何が食べたいかの方が大事なので、この「パティシェリア」システムはすごく良いと思う。
もしかしたら、パティシエ同士やケーキ屋同士が仲が悪くて、うちはあそこと一緒なら提供しませんとか、他と一緒に並列は嫌です、なんていう大人の裏事情があって、なかなかこういうシステムは取りづらいのかもしれないが、デパートというそれをも包括できる大きいところが音頭を取って、どんどんユーザーライクなこういう企画を促進していってほしいと思う。
ちなみに、「パティシェリア」にかカウンターのみの簡易喫茶が併設されていて、買ったケーキをその場で食べることができる。
家まで待てなかったので(笑)、選んだケーキをカウンターで食べた。
このシステム、いいなぁ。
ケーキだけじゃなくて、レストランとか、お惣菜とか、お弁当とかにも適用してほしいなぁ。
■今日のカメ
■ 「パティシェリア」

■ ケーキのショーケース

■ 併設の喫茶店内

■ 喫茶メニュー

■ 「パティスリーリュードパッシー」の
「アンプレビュ」

このケーキ、お米と黒胡椒が入っていると書いてあったので、気になって選んでみたのですが、レアチーズケーキっぽい味で、でも適度に甘味が抑えられていて、とても食べやすく美味しかったです。お米の味はしなかったですが、粒々の食感はありました。
■ 「アンプレビュ」の中身

■ 「パティスリープラネッツ」の
「フロマージュミルティーユ」

■ 「フロマージュミルティーユ」の悲劇

細長いケーキだと、どうもやっちゃうんですよね。こんな悲劇になるので、要注意。
■ 「パティスリーラヴィドゥース」の
「シトロネット」

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