台湾へ行く。10 ~映画「千と千尋の神隠し」を追って~
映画「千と千尋の神隠し」をご存じだろうか。
第52回ベルリン国際映画賞のグランプリ金熊賞を取った宮崎駿監督の映画である。
この映画が大好きで、公開されてから、4、5回映画館に見に行った。DVDも買った。
ストーリーや愛すべきキャラクターはもちろんのこと、「千と千尋・・・」の中国と日本が融合したような何とも言えない世界観がとても好きだった。
その「千と千尋・・・」の舞台モデルとなったと言われているものが、なんとここ台湾に2つあることを知った。
1つは、『湯婆婆』と呼ばれるキャラクターの住む湯屋。
これは、台湾で超有名な格式ある老舗ホテル「台北圓山大飯店(The Grand Hotel)」がモデルとなっているらしい。
台北中心地からはちょっと離れているので、タクシー飛ばして、記念写真を撮りに行く。
圓山大飯店は、実に、不気味な建物だった。
その不気味さは、まさに魔法使いの湯婆婆が住む湯屋そのものだった。
森に囲まれた高台に建っているのだが、良く言えば、インパクトがあって、荘厳。
が、正直に言うと、なんだかとても生理的に気持ちが悪くて、建物を見て、こんな気分になるのは初めてだった。
真っ赤な柱に、整然と並んだ無数の小さな窓。
なんだか、見張られていて、建物に吸い込まれそうな気がする。
映画に感化されすぎじゃない?と言う人もいるかもしれないが、このホテルの不気味さは、実際、現地で見た人にしか分からないかもしれない。
もし台湾へ行かれることがあったら、ぜひこの不気味さを肌で感じてほしい。
残念ながら、私のつたない文章や写真では、これ以上、伝えることができないんで。
2つ目は、千尋のパパとママが豚に変化した屋台街。
狭い細道に、赤い提灯とぎっしり屋台が並ぶ町並み。
ここは、台北中心街から特急電車で約1時間のところにある「九分」という町がモデルになっているらしい。
日本で言う「みどりの窓口」のような場所に行って、ガイドブックと漢字の筆記で、なんとか往復の特急電車券を買う。
言葉が通じない環境下で、「往復」「特急」「時間指定」という特殊条件の電車券を買うのは、かなり苦労する。
やっとこさ買った電車券で「九分」へ。
「九分」はかつて金鉱が発見されたことによるゴールドラッシュで栄えた町だったらしいが、閉山以降、一気に衰退。
その後、1989年にベネチア映画祭グランプリとなった映画「非情城市」の舞台となったことで、観光地として再び脚光を浴びることになったようだ。
確かに、「九分」へ行く特急電車は満員で、行きは座れたが、帰りの電車は指定席が取れずに立ちだった。
ここは、外国人だけでなく、台湾の人にとっても観光地のようだ。
最寄駅「瑞芳駅」からさらにタクシーで15分。
ようやく、「九分」へ着く。
すげー、「千と千尋・・・」の世界そのままだ!!
超感激。
超感涙。
無数の赤い提灯に、狭くて急な細い道沿いに並ぶ屋台。
まさに、オープニングで千尋が迷い込んだ世界だ。
「千と千尋・・・」が好きな人は、いつかぜひ見に行ってみてほしい。
そして、「千と千尋・・・」がそんなに好きじゃない人にも、台湾の観光スポットとして、かなりおススメしたい。
町全体の雰囲気がよく、ずっといても飽きない。
町が意外と広いので、丸一日いても、遊べる。
コラム「台湾へ行く。1」で「台湾ではお土産に困った」ということを書いたが、ここには数限りないほどの土産物屋が密集しているので、そういう意味でも便利。
「九分」は楽しかったなぁ。
すげー、良かった。
■今日のカメ
■圓山大飯店
写真だと、大きさと不気味さがうまく伝わらないかもしれませんが、今まで見た建物で、一番、気持ち悪かったかも。うーん、説明しにくいけど、とにかく気持ち悪かった。
■お約束
大きい建物で写真を撮るときのお約束(笑)。遠近を使って、ホテルを持ち上げてみました。
そういや、イタリア行った時も、色んな建物でやったなぁ(笑)。
■松山駅
ホテルに一番近く、「九分」行きの特急電車も止まる「松山駅」から出発。
■ホームの様子
この写真だけ見ると、日本の「松山」と言われても分からないなぁ(笑)。
■特急電車券
松山⇒瑞芳行き、66元(約260円)。
昔懐かしい感じで、ちゃんと駅員さんが切符にハサミを入れてくれます(右側の三角)。
■電車内の様子
席や雰囲気は、新幹線の安い版、みたいな感じですかね。家族連れなどで混んでました。そして、私は到着までガン寝してました。
■瑞芳駅
駅の看板で、記念撮影。
■「九分」の周辺の様子
「九分」は山の上にあります。周りはこんな感じで、山に囲まれていて、遠くに海が見えます。
■「九分」の入り口
「九分」へ入る入口はこんな感じで、山の参道入り口っぽくなってます。
■「九分」の様子
さっきの参道入り口から階段をひたすら登っていくと、「千と千尋・・・」の世界が目の前に現れます。
この雰囲気、いい感じ。超感激。
■違う角度から撮った「九分」
カフェや土産物屋が並んでいます。映画のセットみたいです。
■階段の途中から撮った「九分」
とにかく階段が長くて急です。確実に息切れしますので(笑)、体調万全のときに行ってください。
■人、とにかく人
もう、とにかく、すごい人です。しかも道が狭い(道幅は並んで二人やっと通れる程度)。さらに、道も長く続くので、一旦人ごみに飲まれると、途中下車ができません。
■「九分」で食べた美味しいアイスクレープ
コレ、すげー美味かったです。米の粉(?)のクレープで、タロイモアイスとピーナッツの粉を巻いたものなんですが、アイスのコクとピーナッツの香りがマッチしていて、とてもグッド!
■「九分」で見つけたバカでかいキノコ(笑)
おそらく、エリンギと思われるのですが、ありえない大きさ(笑)。
どうやって食べるのかも分からないし、食べたいとも思わなかったんですが、写真だけどうしても撮りたかった(笑)。
第52回ベルリン国際映画賞のグランプリ金熊賞を取った宮崎駿監督の映画である。
この映画が大好きで、公開されてから、4、5回映画館に見に行った。DVDも買った。
ストーリーや愛すべきキャラクターはもちろんのこと、「千と千尋・・・」の中国と日本が融合したような何とも言えない世界観がとても好きだった。
その「千と千尋・・・」の舞台モデルとなったと言われているものが、なんとここ台湾に2つあることを知った。
1つは、『湯婆婆』と呼ばれるキャラクターの住む湯屋。
これは、台湾で超有名な格式ある老舗ホテル「台北圓山大飯店(The Grand Hotel)」がモデルとなっているらしい。
台北中心地からはちょっと離れているので、タクシー飛ばして、記念写真を撮りに行く。
圓山大飯店は、実に、不気味な建物だった。
その不気味さは、まさに魔法使いの湯婆婆が住む湯屋そのものだった。
森に囲まれた高台に建っているのだが、良く言えば、インパクトがあって、荘厳。
が、正直に言うと、なんだかとても生理的に気持ちが悪くて、建物を見て、こんな気分になるのは初めてだった。
真っ赤な柱に、整然と並んだ無数の小さな窓。
なんだか、見張られていて、建物に吸い込まれそうな気がする。
映画に感化されすぎじゃない?と言う人もいるかもしれないが、このホテルの不気味さは、実際、現地で見た人にしか分からないかもしれない。
もし台湾へ行かれることがあったら、ぜひこの不気味さを肌で感じてほしい。
残念ながら、私のつたない文章や写真では、これ以上、伝えることができないんで。
2つ目は、千尋のパパとママが豚に変化した屋台街。
狭い細道に、赤い提灯とぎっしり屋台が並ぶ町並み。
ここは、台北中心街から特急電車で約1時間のところにある「九分」という町がモデルになっているらしい。
日本で言う「みどりの窓口」のような場所に行って、ガイドブックと漢字の筆記で、なんとか往復の特急電車券を買う。
言葉が通じない環境下で、「往復」「特急」「時間指定」という特殊条件の電車券を買うのは、かなり苦労する。
やっとこさ買った電車券で「九分」へ。
「九分」はかつて金鉱が発見されたことによるゴールドラッシュで栄えた町だったらしいが、閉山以降、一気に衰退。
その後、1989年にベネチア映画祭グランプリとなった映画「非情城市」の舞台となったことで、観光地として再び脚光を浴びることになったようだ。
確かに、「九分」へ行く特急電車は満員で、行きは座れたが、帰りの電車は指定席が取れずに立ちだった。
ここは、外国人だけでなく、台湾の人にとっても観光地のようだ。
最寄駅「瑞芳駅」からさらにタクシーで15分。
ようやく、「九分」へ着く。
すげー、「千と千尋・・・」の世界そのままだ!!
超感激。
超感涙。
無数の赤い提灯に、狭くて急な細い道沿いに並ぶ屋台。
まさに、オープニングで千尋が迷い込んだ世界だ。
「千と千尋・・・」が好きな人は、いつかぜひ見に行ってみてほしい。
そして、「千と千尋・・・」がそんなに好きじゃない人にも、台湾の観光スポットとして、かなりおススメしたい。
町全体の雰囲気がよく、ずっといても飽きない。
町が意外と広いので、丸一日いても、遊べる。
コラム「台湾へ行く。1」で「台湾ではお土産に困った」ということを書いたが、ここには数限りないほどの土産物屋が密集しているので、そういう意味でも便利。
「九分」は楽しかったなぁ。
すげー、良かった。
■今日のカメ
■圓山大飯店
写真だと、大きさと不気味さがうまく伝わらないかもしれませんが、今まで見た建物で、一番、気持ち悪かったかも。うーん、説明しにくいけど、とにかく気持ち悪かった。 ■お約束
大きい建物で写真を撮るときのお約束(笑)。遠近を使って、ホテルを持ち上げてみました。そういや、イタリア行った時も、色んな建物でやったなぁ(笑)。
■松山駅
ホテルに一番近く、「九分」行きの特急電車も止まる「松山駅」から出発。 ■ホームの様子
この写真だけ見ると、日本の「松山」と言われても分からないなぁ(笑)。 ■特急電車券
松山⇒瑞芳行き、66元(約260円)。昔懐かしい感じで、ちゃんと駅員さんが切符にハサミを入れてくれます(右側の三角)。
■電車内の様子
席や雰囲気は、新幹線の安い版、みたいな感じですかね。家族連れなどで混んでました。そして、私は到着までガン寝してました。 ■瑞芳駅
駅の看板で、記念撮影。 ■「九分」の周辺の様子
「九分」は山の上にあります。周りはこんな感じで、山に囲まれていて、遠くに海が見えます。 ■「九分」の入り口
「九分」へ入る入口はこんな感じで、山の参道入り口っぽくなってます。 ■「九分」の様子
さっきの参道入り口から階段をひたすら登っていくと、「千と千尋・・・」の世界が目の前に現れます。この雰囲気、いい感じ。超感激。
■違う角度から撮った「九分」
カフェや土産物屋が並んでいます。映画のセットみたいです。 ■階段の途中から撮った「九分」
とにかく階段が長くて急です。確実に息切れしますので(笑)、体調万全のときに行ってください。 ■人、とにかく人
もう、とにかく、すごい人です。しかも道が狭い(道幅は並んで二人やっと通れる程度)。さらに、道も長く続くので、一旦人ごみに飲まれると、途中下車ができません。 ■「九分」で食べた美味しいアイスクレープ
コレ、すげー美味かったです。米の粉(?)のクレープで、タロイモアイスとピーナッツの粉を巻いたものなんですが、アイスのコクとピーナッツの香りがマッチしていて、とてもグッド! ■「九分」で見つけたバカでかいキノコ(笑)
おそらく、エリンギと思われるのですが、ありえない大きさ(笑)。どうやって食べるのかも分からないし、食べたいとも思わなかったんですが、写真だけどうしても撮りたかった(笑)。
by meshi-quest
| 2007-12-12 09:54
| 旅行_海外


