台湾へ行く。3 ~士林夜市とルーロー飯~
台湾では、毎日至るところで「夜市」(ナイトマーケット)が開かれている。
祭り期間だからとか、週末だからとか関係なく、雨天決行、毎日だ。
ジャンクフード屋台や雑貨の露店、
はたまた輪投げや金魚すくい露店など、数も種類も半端ない。
なんとも羨ましい文化だ。
毎日、町全体がお祭り状態なのだ。
台湾にいる間、調子に乗って毎晩夜市に繰り出し、
深夜まで遊んで、食べるだけ食べて、
最後タクシーでホテルに戻るという日々を送った。
観光客がそんな不摂生できるのも、
台湾の治安の良さと、どこでも捕まる安いタクシーのおかげか。
さて、私は、いつも「士林夜市」というナイトマーケットに行っていた。
ホテルの近くにも大きめの夜市があったのだが、ガイドブックによると、
士林夜市が台北最大のナイトマーケットとのことだったので、
ここを極めることにした。
市場のような屋内施設に屋台が密集している場所と、
それを取り囲む数本の道の両脇ビッシリ露店が並ぶ。
さすが最大と言うだけあって、はぐれたらもう終わりというほど、
人でいっぱいだった。
道が細い上、両脇に露店、さらに9時半くらいからは
道のど真ん中にも地面にシートを敷いた簡易露店が出るため、
とにかく大変な混雑だった。
朝の築地市場の周りに、正月の浅草・仲見世通りが何本もくっ付いている感じ、
と言うと、自分的にはシックリ来るのだが、
皆さんにうまく伝えられているかは定かでない。
5日間も通っていると(通い過ぎ(笑))、いっちょまえに味や雰囲気の違いで、
だんだんとお気に入りの店も出てきた。
ちなみに、私のお気に入りは、
士林夜市の屋内施設内にある「紫竹林」という屋台だ。
ガイドブックにも載っていないマイナーな店だ。
ここで人生初のルーロー飯(魯肉飯)を食べたのだが、超美味しくて、感激した。
ルーロー飯とは、豚ひき肉、ネギ、シイタケなどを混ぜた醤油煮込みを
アツアツのご飯にかけて食べる丼ぶりみたいなもので、台湾の名物料理の1つだ。
日本でも、髭ボーボーのおじさんマークで有名な
「鬚張魯肉飯」(ひげちょうるーろーはん)というお店がチェーン展開しているが、
この本店も台湾にある。
ルーロー飯はお店毎に味を競っているらしく、
見た目は一緒でも微妙に味が違うので、台湾へ行かれることがあったら、
色々と食べ歩いて、ぜひ自分のお気に入りの一軒を見つけていただきたい。
ルーロー飯、万歳!!
■今日のカメ
■台北駅

電車で行く場合は、ここから5つ目の駅が士林夜市に一番近い駅になります。
■チケット売り場

■これが電車のチケット(笑)

■列車発着の電光掲示板

■士林夜市の入り口

■士林夜市の様子①

■士林夜市の様子 ②

■士林夜市の様子③

■「紫竹林」

■ルーロー飯

■台湾風卵焼き

■魚と肉団子のスープ

■卵焼きを作っている様子

■キッチン

■アイスは別腹(笑)

by meshi-quest
| 2007-11-21 08:40
| 旅行_海外