武士として。
私の前世は、武士だった。
・・・と思う。
最近、つくづくそう思う。
現世はゲーム屋として生計を立てているが、きっとその昔は武士を生業としていたのではないか、と思う。
「と思う」を連呼し、変な日本語になっている理由は、本人的にはこのことにかなりの自信があるのだが、いかんせん鑑定も認定もされていないので、確信と不確定が同居しているからだ。
昔から、武士じゃないか、と思っていた。
たとえば、テレビや雑誌でいくら素敵な西洋風のお城やドレスを見ても、「キレイだな」とは思うが、それ以上でもそれ以下でもない。
ところが、袴姿に刀を振り回しているシーンを見ると、体が熱くなり、血沸き肉踊ってしまう。
まるで、その合戦に自分も参加しているかのような気分になり、居ても立ってもいられなくなる。
多少の理性が働いているため普通の顔してテレビを見ているが、心は戦国、合戦ど真ん中だ。
幼少時代、おじいちゃん家で毎日見ていた時代劇の影響も強いと思うが、周りの女の子がアクセサリーとかに群がっている傍ら、刀や袴によだれを垂らさんばかりの興味を持つところを考えると、「血」というか、何かそういうものが私のカラダに流れているのではないかと思う。
「血」は争えん。
で、武士として、やっぱ刀の1本くらいは持ってないとなぁ・・・ということで、日本刀を買うことにした。
が、そもそも、きゅうりやにんじんと違い、日本刀なんてどこで売ってもらえるのか、全く分からん。
もちろん、私の周りでもこんなもん買った経験のある人がいない。
そこで、ネットで検索してみたところ、意外に全国各地売っているお店がいくつもあることが分かった。
たぶん、この女性サイト「Because」内で刀が話題になったり、刀について語る人は後にも先にも出ないと思われるので(笑)、せっかくなので少し調べたことをお話してみたいと思う。
日本刀には、大きく分けて3つあるらしい。
真剣、居合刀、模造刀の3種だ。
3種とも、パッと見の見た目はほぼ一緒。
では、何が一番違うのかと言うと、刀の強度らしい。
真剣は、その名の通り本物の刀であり、竹も切れれば、人も切れる(切っちゃダメだが)。
数十万~数百万、すごいものだとそれ以上の値段がする。
さらに、そのまま所有していると、皆さんご存知の銃刀法にひっかかってしまうので、刀に付いている「登録証」というものの内容を各都道府県教育委員会宛に申請し、「鉄砲刀剣類所有者変更届」というものをしないといけない。
これがきちんと出来て、お金があるのなら、基本的に誰でも購入と所有が可能だ。
刀所有においては、意外にも警察への届けは必要ないらしい。
次に、模造刀は、有名な真剣に似せて作った観賞用の刀をいう。
振り回すと折れてしまったり、刃が取れてしまったりする。
最後に、居合刀。
居合刀は、真剣のように切れはしないが、強度はしっかりしていて、居合道などの型の練習などにも使われるものだ。
真剣に似せて作られているものなので、ある意味、模造刀の一種ともいえる。
私が買ったのは、『妖刀・村正』という居合刀である。
丸2日悩み、織田信長の愛刀と言われる「長谷部国重」や近藤勇の愛刀「虎徹」など捨てがたい刀がいっぱいあったが、「村正」の雰囲気と鍔(つば)の形が気に入ったので、これに決めた。
刃はないが、1kg近い重さがあるので、打撃による殺傷能力はありそうだ(打撃の時点で、もはや刀としての機能はおかしいが(笑))。
というわけで、2006年今年最初のお買い物は、日本刀だった。
昔から仲の良い友達には刀購入宣言はしていたのだが、やっと念願がかなった。
刀のある生活は、イイ。
家に帰ってくると、まず刀を触るのが最近の日課になっている。
マイ・刀、バンザイ!!
当面の目標は、「いかに刀をカッコよく抜いて、カッコよく収めるか」だ。
コレが意外に難しくて、時代劇のようにはなかなかいかない。
しばらく、帰宅後の私の怪しい練習は続きそうだ。
◇日本刀購入サイトのご紹介
もしご興味および購入予定がありましたら、ぜひご参考に(たぶんいないと思いますが・・・(苦笑))。
<NPSカットラリー紹介> http://www.n-p-s.net/
日本刀購入初心者にも優しい分かりやすい解説が付いています。刀の種類も豊富です。
<諏訪工芸> http://www5a.biglobe.ne.jp/~suwakou/subiai.html
豊富な刀だけでなく、鎧、手裏剣、鉄扇などマニアックなものも売っています。
■今日のカメ
◆私の愛刀「村正」
なんとも言えぬこのフォルム、最高です(ヤバイ・・もう完全オタクの領域)!!
全体的にワインレッド色で、渋くてカッコいいです。
もう2、3本、刀欲しいなぁ・・(笑)。ついでに、鎧も欲しいなぁ・・・。
◆「村正」を抜いたところ
ホントに重いです。毎日刀を振ったりしていますが、数日はマジで腕が筋肉痛になりました。
◆武士
きっと、武士。
・・・たぶん、武士。
・・・と思う。
最近、つくづくそう思う。
現世はゲーム屋として生計を立てているが、きっとその昔は武士を生業としていたのではないか、と思う。
「と思う」を連呼し、変な日本語になっている理由は、本人的にはこのことにかなりの自信があるのだが、いかんせん鑑定も認定もされていないので、確信と不確定が同居しているからだ。
昔から、武士じゃないか、と思っていた。
たとえば、テレビや雑誌でいくら素敵な西洋風のお城やドレスを見ても、「キレイだな」とは思うが、それ以上でもそれ以下でもない。
ところが、袴姿に刀を振り回しているシーンを見ると、体が熱くなり、血沸き肉踊ってしまう。
まるで、その合戦に自分も参加しているかのような気分になり、居ても立ってもいられなくなる。
多少の理性が働いているため普通の顔してテレビを見ているが、心は戦国、合戦ど真ん中だ。
幼少時代、おじいちゃん家で毎日見ていた時代劇の影響も強いと思うが、周りの女の子がアクセサリーとかに群がっている傍ら、刀や袴によだれを垂らさんばかりの興味を持つところを考えると、「血」というか、何かそういうものが私のカラダに流れているのではないかと思う。
「血」は争えん。
で、武士として、やっぱ刀の1本くらいは持ってないとなぁ・・・ということで、日本刀を買うことにした。
が、そもそも、きゅうりやにんじんと違い、日本刀なんてどこで売ってもらえるのか、全く分からん。
もちろん、私の周りでもこんなもん買った経験のある人がいない。
そこで、ネットで検索してみたところ、意外に全国各地売っているお店がいくつもあることが分かった。
たぶん、この女性サイト「Because」内で刀が話題になったり、刀について語る人は後にも先にも出ないと思われるので(笑)、せっかくなので少し調べたことをお話してみたいと思う。
日本刀には、大きく分けて3つあるらしい。
真剣、居合刀、模造刀の3種だ。
3種とも、パッと見の見た目はほぼ一緒。
では、何が一番違うのかと言うと、刀の強度らしい。
真剣は、その名の通り本物の刀であり、竹も切れれば、人も切れる(切っちゃダメだが)。
数十万~数百万、すごいものだとそれ以上の値段がする。
さらに、そのまま所有していると、皆さんご存知の銃刀法にひっかかってしまうので、刀に付いている「登録証」というものの内容を各都道府県教育委員会宛に申請し、「鉄砲刀剣類所有者変更届」というものをしないといけない。
これがきちんと出来て、お金があるのなら、基本的に誰でも購入と所有が可能だ。
刀所有においては、意外にも警察への届けは必要ないらしい。
次に、模造刀は、有名な真剣に似せて作った観賞用の刀をいう。
振り回すと折れてしまったり、刃が取れてしまったりする。
最後に、居合刀。
居合刀は、真剣のように切れはしないが、強度はしっかりしていて、居合道などの型の練習などにも使われるものだ。
真剣に似せて作られているものなので、ある意味、模造刀の一種ともいえる。
私が買ったのは、『妖刀・村正』という居合刀である。
丸2日悩み、織田信長の愛刀と言われる「長谷部国重」や近藤勇の愛刀「虎徹」など捨てがたい刀がいっぱいあったが、「村正」の雰囲気と鍔(つば)の形が気に入ったので、これに決めた。
刃はないが、1kg近い重さがあるので、打撃による殺傷能力はありそうだ(打撃の時点で、もはや刀としての機能はおかしいが(笑))。
というわけで、2006年今年最初のお買い物は、日本刀だった。
昔から仲の良い友達には刀購入宣言はしていたのだが、やっと念願がかなった。
刀のある生活は、イイ。
家に帰ってくると、まず刀を触るのが最近の日課になっている。
マイ・刀、バンザイ!!
当面の目標は、「いかに刀をカッコよく抜いて、カッコよく収めるか」だ。
コレが意外に難しくて、時代劇のようにはなかなかいかない。
しばらく、帰宅後の私の怪しい練習は続きそうだ。
◇日本刀購入サイトのご紹介
もしご興味および購入予定がありましたら、ぜひご参考に(たぶんいないと思いますが・・・(苦笑))。
<NPSカットラリー紹介> http://www.n-p-s.net/
日本刀購入初心者にも優しい分かりやすい解説が付いています。刀の種類も豊富です。
<諏訪工芸> http://www5a.biglobe.ne.jp/~suwakou/subiai.html
豊富な刀だけでなく、鎧、手裏剣、鉄扇などマニアックなものも売っています。
■今日のカメ
◆私の愛刀「村正」

全体的にワインレッド色で、渋くてカッコいいです。
もう2、3本、刀欲しいなぁ・・(笑)。ついでに、鎧も欲しいなぁ・・・。
◆「村正」を抜いたところ

◆武士

・・・たぶん、武士。
by meshi-quest
| 2006-02-03 20:06