タイ旅行記⑧ ~海と森の生活~
旅行記⑦で書いたようにプーケットでは、
エヴァソン・プーケットというホテルに滞在していた。
初めて泊まったホテルだが、シンプルで、でもとても優雅で、
なんとも言えぬ独特の心地良いホテルだった。
毎朝だいたい9時半に起きて、
歩いて5分ほどのところにある離れのレストランへ朝食を食べに行く。
客室とレストランは森に囲まれていて、
朝の散歩がてら美味しい空気をいっぱい吸って目を覚ます。
レストランはバイキング形式で、
「自然への回帰」をテーマにしているだけあって、
様々な100%ジュースやサラダ、お肉、パンなど等、
シンプルで美味しいものばかりだ。
食べ物をを入れている器も、
ホテルオリジナルのヤシをくりぬいた入れ物だったり、
食べ物を紹介する札も木の札に手書きで書かれてたり、
隅々までホッとするやさしさやぬくもりがあった。
何よりもすばらしいのは、レストランからの眺めだ。
吹き抜けのレストランはガラス窓など一切なく、
目の前に広がる海を眺めながら食事ができる。
あぁ、幸せだ。
恥ずかしげに言おう、
「あぁ、幸せです!海、万歳!山、万歳!!」
こんなに疲れてたのか??と思うほど、
心が軽くなったのを感じた。
朝からモリモリ食べる。
そのため、10時半頃に一旦ホテルに戻って、腹休憩を取る。
お昼頃、ようやく腹も落ち着くので、海へ出かける。
ホテルには、海へ続いているのかと錯覚させるくらい美しいプール、
ホテル所有のプライベートアイランド「ボン島」など、
ゆったりできる場所がいくつもある。
私のお気に入りはプールだった。
すごくこのプールからの眺めが好きで、
プールに入らなくてもここに来て本を読んだり、ゲームをしたりしていた。
(旅のお供に、ゲームボーイミクロを持っていってました。
ちゃんと変圧器も持参してたので、充電もバッチリ。)
すぐ目の前に海が広がっていて、遠くには島がいくつも見えた。
魚やカニも見えた。
風の音と波の音を聴いた。
おなかがすいたときは、焼きたてのピザをほうばった。
今なら、何にでも優しくなれそうな気がした。
夕方、そのままホテルのバルコニーでお茶を飲んだり、
お風呂で長風呂を楽しんだりしていた。
非常に交通の便が悪かったので、あまり外出はしなかった。
町に出たのは1日だけ。あとはずっとホテルにいた。
夜は、また離れのレストランに夕食を食べに行った。
暗くて海は見えないけど、時々見える船のあかりで、そこが海だと分かった。
時間を気にすることもなく、誰からも急かされることなく、ゆっくり食事をした。
食べたければ食べ、食べたくなければ食べない。
海を見たければ見て、山を見たければ山を見る。
ごく当たり前のことなのに、しばらくこんな自由がなかった気がした。
普通のはずのことがすごく貴重で、すごくうれしかった。
あとは、ホテルに帰るだけ。
眠りたければ眠るし、眠れなければ眠くなるまで本を読むだけ・・・・。
■今日のカメ
◆レストラン①

吹き抜けなのでガラス窓はありません。目の前の海を堪能できます。
◆レストラン②

◆朝食バイキング

◆ジュースバ

◆サラダ&シリアルバー

ま、私はもっぱら肉ばっか食ってましたが(笑)。
◆ビーチへ

◆プール①

奥は海です。どうなっているかというと、プールが海際の高い位置に作られています。まるで海と続いているかのような眺めになります。
本当にステキングなプールでした。
◆プール②

◆ビーチ①

ボン島に行ったときにはデジカメ忘れてしまったので、写真撮れませんでした。。。
◆ビーチ②

ちなみにボン島へは朝から夕方まで1時間に1回くらい定期船が出ています。
◆無人島をバックに

◆ハンモック①

◆ハンモック②

by meshi-quest
| 2005-12-01 19:41
| 旅行_海外