七回忌
ママがなくなってから、今年で7年経った。
もういっそのこと一緒に死んでしまおうかと思ったあの10月27日から、なんだかんだ言って、もう私は7年も生きていることになる。
数字で「7」という字を見ると長い気がするが、感覚ではかなり早い7年間だった。
人って生きられるもんだな、生きれちゃうんだな・・・というのが、とても正直な感想だ。
誰にも世話になってないなんて、そんな偉そうなことを言うつもりはないが、常に今も「この世で独り」という意識は強いし、そういう状況になってしまった7年前の私は生きていくことはできないんじゃないかと思ってた。
世間のこと何にも分からないし、ママのように何でもうまくできるわけでもない。
気が遠くなるほど、知らなければならないこと、学ばなければならないことが多くて、それが心の準備もできていないまま一気に「やれ!」と来たもんだから、もう何がなんだか分からなかった。
あれから7年。
今も特に生きることへのすごいモチベーションがあるわけでもないし、ママは心の中で生きているので前向きに頑張ります!なんて綺麗事を言うつもりもない。
怒られること覚悟で正直な話をすると、これが本当だ。
事実、大好きなママはいないし、ママは戻らない。独りなのも事実。
ただ、変わったのは「逃げることはなくなった」こと。
「今が辛いから、どうせ独りだから、いっそのこと消えてしまおう」という考えから、「まぁ、いつ死んでもいいけど、とりあえず今を行ける所まで行ってみるか」という考えになった。
一見、すごくネガティブな発言に見えるかもしれないが、私にしては、「変わったなぁ、自分」という感じである。
前進も後退もしていないが、足踏みはするようになった。
今回、七回忌をするにあたって、もちろん七回忌なんてやってことないので、命日から7年後なのか、なくなった年も入れて7年なのか、計算方法から分からなかった。
ママの戒名を付けていただいたお寺に電話して、七回忌について教えていただいた。
どうやら、亡くなった年に「6」を足した年が、七回忌を行う年らしい。やはり、今年だ。
住職と法事の日程を確認して、服装聞いて、お布施の額聞いた。
出席していただく方へ法事のお知らせをした。
お墓参り行くためのお花やお供え物の準備をした。
ママが昔、おばあちゃんの法事でやっていたことを思い出して、お寺へのお菓子や出席者への御礼の品を準備した。
すごく手際よくなった。
聞いたり、調べたりしながらも、こういうことが自分の手でできるようになったこと。
これを7年間の私の成長として、ママに見てもらえればと思う。
■今日のカメ
■七回忌
10月某日。おじいちゃんにも出席してもらって、少人数の小さな七回忌を行わせていただきました。
■お墓から見た眺め
七回忌はママの実家でもある蒲田の寺で行い、その足で、お墓のある横須賀まで行きました。
お墓は眺めの良い高台にあり、おばあちゃんと同じ場所に一緒にいます。
もういっそのこと一緒に死んでしまおうかと思ったあの10月27日から、なんだかんだ言って、もう私は7年も生きていることになる。
数字で「7」という字を見ると長い気がするが、感覚ではかなり早い7年間だった。
人って生きられるもんだな、生きれちゃうんだな・・・というのが、とても正直な感想だ。
誰にも世話になってないなんて、そんな偉そうなことを言うつもりはないが、常に今も「この世で独り」という意識は強いし、そういう状況になってしまった7年前の私は生きていくことはできないんじゃないかと思ってた。
世間のこと何にも分からないし、ママのように何でもうまくできるわけでもない。
気が遠くなるほど、知らなければならないこと、学ばなければならないことが多くて、それが心の準備もできていないまま一気に「やれ!」と来たもんだから、もう何がなんだか分からなかった。
あれから7年。
今も特に生きることへのすごいモチベーションがあるわけでもないし、ママは心の中で生きているので前向きに頑張ります!なんて綺麗事を言うつもりもない。
怒られること覚悟で正直な話をすると、これが本当だ。
事実、大好きなママはいないし、ママは戻らない。独りなのも事実。
ただ、変わったのは「逃げることはなくなった」こと。
「今が辛いから、どうせ独りだから、いっそのこと消えてしまおう」という考えから、「まぁ、いつ死んでもいいけど、とりあえず今を行ける所まで行ってみるか」という考えになった。
一見、すごくネガティブな発言に見えるかもしれないが、私にしては、「変わったなぁ、自分」という感じである。
前進も後退もしていないが、足踏みはするようになった。
今回、七回忌をするにあたって、もちろん七回忌なんてやってことないので、命日から7年後なのか、なくなった年も入れて7年なのか、計算方法から分からなかった。
ママの戒名を付けていただいたお寺に電話して、七回忌について教えていただいた。
どうやら、亡くなった年に「6」を足した年が、七回忌を行う年らしい。やはり、今年だ。
住職と法事の日程を確認して、服装聞いて、お布施の額聞いた。
出席していただく方へ法事のお知らせをした。
お墓参り行くためのお花やお供え物の準備をした。
ママが昔、おばあちゃんの法事でやっていたことを思い出して、お寺へのお菓子や出席者への御礼の品を準備した。
すごく手際よくなった。
聞いたり、調べたりしながらも、こういうことが自分の手でできるようになったこと。
これを7年間の私の成長として、ママに見てもらえればと思う。
■今日のカメ
■七回忌

■お墓から見た眺め

お墓は眺めの良い高台にあり、おばあちゃんと同じ場所に一緒にいます。
by meshi-quest
| 2005-10-28 17:12