ゾウに会うゆとり
休みっていいもんですね、ホントに。
皆さんは、今年のこの大型ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたでしょうか?
今年のゴールデンウィークは、中日(なかび)の2日、6日を休めば、なんでもアリの10連休だったので、山に、海に、田舎に、海外に、色々と出かけたり、イベントに参加したり、アクティブな休日を過ごした方が多いのではないかと思う。
さて、わたし。
冒頭から解説者のような口調の休み万歳発言をかましてるが、実は2日、6日は共に出勤、ゴールデンウィークも特に旅行へ行ったわけでもない。
家に居て、休息をとり、近所を散歩したり、掃除をしたり、いつもよりちょっと時間のかかるような料理を作ってみたり、そんなまったりとした時を過ごした。
違うのだ。
例えて言うなら、明日休みだと分かっているときの余裕のある夜更かし、十分お財布に余裕があるときの無駄使い、んん??ちょっと違うかもしれないが、このゴールデンウィークのおかげで、いつもより段違いでココロにゆとりのある1週間を過ごすことができた。
あぁ、休みがあるって素晴らしい。
ここ最近の1週間を考えると、大抵、土曜日に買い物、掃除、洗濯などなど家の雑務で1日を消費し、時には疲労で土曜日丸1日を睡眠につぶし、日曜日は「よし、いっちょ町にでもくりだすか」と一応思うのだが、この日にかなりハードなイベントをしてしまうと翌日からの1週間持たない気がして、おとなしく休息をとっていることが多かった。休息を取らねば・・・といった、自分から自分への一種の脅迫観念のようなものだろうか。
が、このゴールデンウィークは休んでも休んでも、まだ明日もあるじゃん!というゆとりがあり、いつもは滅多にしないような時間を一気にガーッと消費するような行為、たとえば、歩いて2駅くらい探検してみたり、物置を整理してみたり、テレビ見ながら足のマッサージしてみたり、マンが読みながら長風呂をしたり、そんなことを色々とやってみた。
あぁ、ココロのゆとりって素晴らしい。
カツカツじゃない自分、万歳。
そして、ゆとりついでに、この休日にゾウに会いに行った。
像でも、蔵でもなく、エレファントの象である。
ふと、動物園に行きたくなったのだ。
東京で動物園というと、上野動物園、多摩動物園などが真っ先に思いつくところだが、あえて今回は井の頭動物園(正式名称:井の頭自然文化園)に行ってみることにした。
吉祥寺駅から歩いて行けるこの動物園は、メイン動物が「ゾウ」(1頭のみ)、その次となると鹿かサルかモルモットかくらいの小さな小さな動物園である。
住宅地の中にあるせいなのか、ライオンやらトラやら白熊やらといったの肉食動物はおらず、動物園にかかせないパンダやコアラやキリンといったマスコット的な動物もいない。
なので、動物園の動物をかたどったお土産を売る店もない、静かな動物園である。
ただ、ここにいるゾウの「はな子」は実はとても有名なゾウで、戦後最初に来日したゾウとして知られている。現在50年を越えたという飼育期間は国内のゾウの中では最長という、ゾウのおばあちゃんである。
そんなゾウに会いに、吉祥寺に向かった。
動物園には、その他、公園やミニ遊園地も併設されており、ゴールデンウィークということもあり、小さな動物園は小さな子供たちでいっぱいだった。
ゾウに会った。
おばあちゃんと聞いていたのであまり動かないのかと思っていたが、ずっとゆらゆら足でステップを踏みながら揺らしてスウィングしていた。
そのゾウのスウィングを、日が落ちるまでずっと眺めていた。
ゾウは何を想い、私は何を想ったのか。
ゾウに会う休日。
すごく幸せな時間を過ごした。
■今日のカメ
■井の頭自然文化園
吉祥寺駅から歩いて行ける小さな動物園。近くにこれまた小さな水生園という水辺の生物を集めた場所もあります。
なんと、2つの入園料合わせて大人たったの400円です。
■黒ヤギさん、触れます。
ひつじ1匹に対して、やぎ数頭、にわとりいっぱいという不思議な同居檻がありまして、ここでは近づいてくる動物を柵越し触れます。
■暑くて、やる気ゼロ
かなり暑い日だったので、日陰で丸まるもの、つっぷして寝ているものなど、動物たちもみんなだらけてました。
■ゾウのはな子
元気いっぱいのはな子おばあちゃん。ひたすらずっと左右にスウィングしてました。ゾウってホントに揺れている動物なんですね。
■野鳥館
園内に野鳥館があります。
といっても、上野動物園のように、きちんと解説があったり、アフリカの密林を模したような館内になっているわけではありません。
これ、写真だとちょっと分かりにくいのですが、2階建てのビルの中にジャングル系の草木が野放しになっていて、その中で野鳥も放し飼いになっています。
状況を説明すると、ガラス窓や柱に好き勝手にツタがはびこっていて、怪しげな木がのびのびと生育していて、野鳥館というかむしろ廃屋?。もうちょっとエンターテイメント性を付加すればホラーアトラクション施設になるんじゃないかという感じの不思議な別館でした。
ある意味、超ぜいたくな造りですね、丸々1つの建物が草木と鳥に好き放題で与えられているのだから。
皆さんは、今年のこの大型ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたでしょうか?
今年のゴールデンウィークは、中日(なかび)の2日、6日を休めば、なんでもアリの10連休だったので、山に、海に、田舎に、海外に、色々と出かけたり、イベントに参加したり、アクティブな休日を過ごした方が多いのではないかと思う。
さて、わたし。
冒頭から解説者のような口調の休み万歳発言をかましてるが、実は2日、6日は共に出勤、ゴールデンウィークも特に旅行へ行ったわけでもない。
家に居て、休息をとり、近所を散歩したり、掃除をしたり、いつもよりちょっと時間のかかるような料理を作ってみたり、そんなまったりとした時を過ごした。
違うのだ。
例えて言うなら、明日休みだと分かっているときの余裕のある夜更かし、十分お財布に余裕があるときの無駄使い、んん??ちょっと違うかもしれないが、このゴールデンウィークのおかげで、いつもより段違いでココロにゆとりのある1週間を過ごすことができた。
あぁ、休みがあるって素晴らしい。
ここ最近の1週間を考えると、大抵、土曜日に買い物、掃除、洗濯などなど家の雑務で1日を消費し、時には疲労で土曜日丸1日を睡眠につぶし、日曜日は「よし、いっちょ町にでもくりだすか」と一応思うのだが、この日にかなりハードなイベントをしてしまうと翌日からの1週間持たない気がして、おとなしく休息をとっていることが多かった。休息を取らねば・・・といった、自分から自分への一種の脅迫観念のようなものだろうか。
が、このゴールデンウィークは休んでも休んでも、まだ明日もあるじゃん!というゆとりがあり、いつもは滅多にしないような時間を一気にガーッと消費するような行為、たとえば、歩いて2駅くらい探検してみたり、物置を整理してみたり、テレビ見ながら足のマッサージしてみたり、マンが読みながら長風呂をしたり、そんなことを色々とやってみた。
あぁ、ココロのゆとりって素晴らしい。
カツカツじゃない自分、万歳。
そして、ゆとりついでに、この休日にゾウに会いに行った。
像でも、蔵でもなく、エレファントの象である。
ふと、動物園に行きたくなったのだ。
東京で動物園というと、上野動物園、多摩動物園などが真っ先に思いつくところだが、あえて今回は井の頭動物園(正式名称:井の頭自然文化園)に行ってみることにした。
吉祥寺駅から歩いて行けるこの動物園は、メイン動物が「ゾウ」(1頭のみ)、その次となると鹿かサルかモルモットかくらいの小さな小さな動物園である。
住宅地の中にあるせいなのか、ライオンやらトラやら白熊やらといったの肉食動物はおらず、動物園にかかせないパンダやコアラやキリンといったマスコット的な動物もいない。
なので、動物園の動物をかたどったお土産を売る店もない、静かな動物園である。
ただ、ここにいるゾウの「はな子」は実はとても有名なゾウで、戦後最初に来日したゾウとして知られている。現在50年を越えたという飼育期間は国内のゾウの中では最長という、ゾウのおばあちゃんである。
そんなゾウに会いに、吉祥寺に向かった。
動物園には、その他、公園やミニ遊園地も併設されており、ゴールデンウィークということもあり、小さな動物園は小さな子供たちでいっぱいだった。
ゾウに会った。
おばあちゃんと聞いていたのであまり動かないのかと思っていたが、ずっとゆらゆら足でステップを踏みながら揺らしてスウィングしていた。
そのゾウのスウィングを、日が落ちるまでずっと眺めていた。
ゾウは何を想い、私は何を想ったのか。
ゾウに会う休日。
すごく幸せな時間を過ごした。
■今日のカメ
■井の頭自然文化園
吉祥寺駅から歩いて行ける小さな動物園。近くにこれまた小さな水生園という水辺の生物を集めた場所もあります。
なんと、2つの入園料合わせて大人たったの400円です。
■黒ヤギさん、触れます。
ひつじ1匹に対して、やぎ数頭、にわとりいっぱいという不思議な同居檻がありまして、ここでは近づいてくる動物を柵越し触れます。
■暑くて、やる気ゼロ
かなり暑い日だったので、日陰で丸まるもの、つっぷして寝ているものなど、動物たちもみんなだらけてました。
■ゾウのはな子
元気いっぱいのはな子おばあちゃん。ひたすらずっと左右にスウィングしてました。ゾウってホントに揺れている動物なんですね。
■野鳥館
園内に野鳥館があります。
といっても、上野動物園のように、きちんと解説があったり、アフリカの密林を模したような館内になっているわけではありません。
これ、写真だとちょっと分かりにくいのですが、2階建てのビルの中にジャングル系の草木が野放しになっていて、その中で野鳥も放し飼いになっています。
状況を説明すると、ガラス窓や柱に好き勝手にツタがはびこっていて、怪しげな木がのびのびと生育していて、野鳥館というかむしろ廃屋?。もうちょっとエンターテイメント性を付加すればホラーアトラクション施設になるんじゃないかという感じの不思議な別館でした。
ある意味、超ぜいたくな造りですね、丸々1つの建物が草木と鳥に好き放題で与えられているのだから。
by meshi-quest
| 2005-05-05 15:22