秘湯に行く。(1) ~ 豪雪地帯をナメてました…~
起きるのがつらくなってきた。
困ったもんだ。
友達に相談したところ、「温泉でも行って、癒されてくれば?」と言われ、その言葉が着火剤で私の温泉ムードもピークに達したので、温泉に行くことにした。
実はすごくすごく前から行ってみたい温泉があった。
雑誌を見ても、個人温泉HPを調べても、どこでも絶賛している「秘湯」の宿だ。
にぎやかな温泉街もなく、周りにレジャー施設もない。
ただ、ひたすら自然に囲まれて、緩やかな時間を秘湯で過ごすのだ。
去年も予約トライをしてみたのいだが、「すみませんが、土日は半年先まで予約が埋まっております」と言われ、さすがに半年先のスケジュールは確定できないなぁ・・ということであきらめていた。
ところが、たまたま偶然宿が取れたので、半年越しで行けることとなった。
その温泉は、「大沢館」という。
東京駅から上越新幹線で新潟県越後湯沢駅まで1時間20分、そこから1時間に1本くらいの上越線大沢駅まで15分、大沢駅からは車で5分という距離だ。
出発したその日、東京は晴天で、気温も高めの、春を感じさせる暖かさだった。
なので、意気揚々と、寒さに対して軽装備な服装で出発してしまった。
が、途中の経由地点「越後湯沢」に降り立ったとき、愕然とした。
ちょー寒い。
冷凍庫の中にいるような寒さだ。
見れば一面、雪景色、いや、そんな生易しいものではなく、私の背丈の2倍はあるかと思われる雪の壁ができている。
すんません、豪雪地帯をナメてしました。
豪雪の「豪」の字の意味を忘れておりました。
そりゃ、そうだよなぁ、新潟にスキー場があるわけで、スキー場があるということは、雪があるわけで、とどのつまり、寒いはずで・・・。
こうして冬の厳しさを体感した私は、よりこれから向かう温泉が恋しくなった。
どんな温泉なのか・・・それは・・・。
■今日のカメ
■上越新幹線
久しぶりに新幹線に乗って旅だったので、子供のようにワクワクしていました。
■2段の客席
あまり新幹線に乗らない人だったので、上段下段の2段構えの新幹線を初めて見て、ちょっとビックリ。
そして、初めての2段新幹線だったのに、乗車券見たら下段で、かなりガックシ。
■車中のお供
お茶とえだまめとハーシーズ。
ただ、このえだまめがかなりマズくて・・・。
■越後湯沢駅
スキー場で有名な越後湯沢に着きました。
■湯沢駅前の様子
一面雪です。
■寒い・・・
デジカメも氷のように冷たくなっていて・・うぅぅ・・・寒い
■寒いので喫茶店
あまりに寒いので暖をとるため、駅前の喫茶店に入りました。
駅に着いたはいいんですが、次の上越線が来るまで45分待たないといけなかったので。
■名物温泉珈琲
名物で温泉珈琲というのがあるらしく。温泉で作られているのかは疑問。
■頼んだのは温泉紅茶
温泉紅茶とバナナケーキです。
特別どうとかではないですが、普通に美味しかったです。
■上越線ホーム
雪国のプラットホームって感じです。
■ドアが手動でした。
ちょっと初めてでビックリしたのですが、電車のドアが手動でした。
乗るときに客が自分でドアを開けて、入って閉めます。なんだか不思議。