海へ行く
もう9月だ。
そうか、もう9月なのか・・・。
早いもんである。
秋になって、冬が近づく頃には、私の青い海の思い出も消し飛ばされてしまうのだろうか。急いで原稿を書かねば。
バリ旅行記の第三話目。
バリの各ホテルはだいたいプライベートビーチを持っている。
私の泊まっていたシェラトンも、真っ白い砂浜の手入れが行き届いた非常に美しいビーチを持っている。
ラグーンのプールだけでも十分楽しめてしまうだけのクオリティーを持っているのだが、ビーチはビーチでまたかなり楽しい。
基本的にマリンスポーツに縁がない女なので、ビーチに行くのはアクティビティー目的ではなく、ヒーリング目的で行く。
「ザザーン、ザザーン」
文字にしてしまうと何とも安っぽいが(笑)、波の音はココロの汚れまで洗い流してくれるかの心地よさだった。
しばしばビーチの砂浜にあるイスに寝転がって、海と空を見ながら波の音を聴いて昼寝をしていたのだが、あぁ極楽浄土。
申し訳ないが、これ以上、この心地よさは私のふざけた文章では伝えられない。
前回コラムでバリでの一日のスケジュールを書いたが、午後は1回は必ず海に行っていた気がする。
朝食を食べた後の海でのお昼寝から受ける恩恵は計り知れない。
ブラボーだ。
親友K嬢とビーチに旗を立てて、旗取りダッシュをして遊んだ。
いい年して、フラッグ目がけて猛ダッシュ。砂まみれ。
数年ぶりに学生に戻ったかの感覚。
まるで部活のようだった。
ビーチで砂遊びもした。
成沢城の建築である。
お堀もあり、物見やぐらもあるかなりナイスな城が完成したが、アイスクリームを買って戻ってくるたった数分のうちに何者かの攻撃を受け、あっけなく崩れていた。
油断大敵である。
海と言えば、帰国前日にジンバランという港町に行って、シーフードをたらふく食べた。
ヌサ・ドゥアにある我がホテルからタクシーで20分程度の距離にある。
魚市場のようにたくさんのサカナが水揚げされていて、それを実際見ながら注文をする。イカが1匹100円程度、ハマグリが1つ10円程度、3人で食べれるくらいの大きなロブスターが2500円程度の安価で楽しめる。
炭であぶり焼いてもらうこと20分。
ビーチに机を並べ、満点の星空と波の音をBGMに、美味しいシーフードをガーリックバターソースでガツンといただく。
もう何も申すことはありませぬ。
■ビーチなカメ。
●プールと私
今回、かなりバリは涼しかったので、ラグーンプールで遊ぶより、ラグーン沿いで寝ていることが多かった。
●ビーチ・
シェラトンのプライベートビーチです。
かなり手入れが行き届いていて、美しいです。
●ビーチ・
大はしゃぎの様子。モデルはK嬢に依頼。


