こんど仲間内でチャーハン王決定戦をすることになった
あゆむです。
おれはチャーハンの天才で
火力、
中華鍋、
いくつかの具材、
米、
卵、
が揃えば、とりあえずその場にいるやつを
幸せにするチャーハンを作る自信がある。
中学の頃、おれと兄弟は
よく父に近所の定食屋に連れてってもらった。
そこで食ったチャーハンがうまくてうまくて
それからはいつもそこではチャーハンを食ってた。
んで血はつながってないけど、ばあちゃんと呼んでた
ばあちゃんがいて、そのばあちゃんに
チャーハンの作り方を教えてもらってから
家でよくチャーハンをつくってた。
東京で1人暮らしを始めてからも
よく作った。
居酒屋で働き始めてからは、
業務用のでっかい厨房で
火力もすごいあって
初めてその火力でチャーハンをつくった時は
すごく感動した。
店には食材がたくさんあるもんだから
まるで、絵を描くのに絵の具もキャンバスも筆も
すべて揃ってるような感じで
ほんとにいろんなチャーハンを作った。
辛いのも甘いのもアンカケも、
すげーたくさん作ったんだけど、
最終的に落ち着いたのが
気付いてみるとあの頃父に連れてってもらってた
あの店の素朴なチャーハンの味になった。
味付けも、塩コショウと少しの醤油で
あとは野菜なんかが味出してくれる。
本格的なチャーハンは食ったことないけど
きっとこの味に勝るチャーハンはないと思ってて
おれはもっぱらそんなチャーハンをよくつくる。
身体がくったくったな時の仕事明けに自分のチャーハン食って
うまくてホっとしすぎて
泣きそになったことがある。
はらへったー。