240521　銀座ベニヤ(閉店)の肌着 : さとうめぐみのハッピー手帳セラピー

手帳セラピスト
さとうめぐみ

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240521　銀座ベニヤ(閉店)の肌着

🌓2024年5月21日(旧暦四月十四日)

和装小物屋が減っていく中で、

京都・祇園の幾岡屋
と並んで閉店が惜しかったのは、

銀座八丁目のベニヤ

でした。
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こちらでは、

◎肌襦袢
◎裾除け(紐無し紐有)
◎下〆(ゆもじ)

を綾織の生地で作っていて、本当に着やすかったのです。

紐無しの裾除け(けだし)を作っていたくらいですから、
新橋の芸者さんたちの御用達のお店で、

かつてベストセラーを出した元祖バイリンガル芸者の新橋・喜春姐さんのいずれかの著書に

まだ十代だった喜春姐さんがベニヤの前を通りかかり、

「おとうさん(ベニヤ店主のこと)、私たちに商売しておいて、他所にばっかり遊び(あすびに)行って、たまには新橋でも遊んでよ」
※他所は新富町か柳橋か失念しました。

「新橋は恐れ多くて、足が向かないよ」

というような、その街ならではの面白いやり取りが書いてあったのも印象的でした。
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