🌓2020年6月12日（旧暦閏四月二十二日）

昨日、旧暦の雑節で「入梅」 （にゅうばい）を迎えました。

現在では気象庁が地域ごとに発表する「梅雨入り宣言」ですが、

旧暦を使っていた1872年（明治5年）までは、

◎七十二候の「芒種」の後の最初 の「壬」（みずのえ） の日

とされていました。

十干の「壬」は五行思想の「水の兄（え）」で、水の気が多いことをあらわすため、旧暦ではこの日が梅雨入りの日と決められていたのです。

奇しくも、今年は気象庁の関東地方の「梅雨入り宣言」と旧暦の「入梅」が同じ日（6月11日）となりました。

さらに今年は旧暦四月（卯月）の後に閏（うるう）が入るため、梅雨が長引くと予想されます。

雨の日の支度をしっかりとして、快適にお過ごしくださいね。

先人の叡智・旧暦はいつもあなたが暮らしやすいようにいろいろなことを教えてくれています✨
ぜひ活用してくださいね🤗

さとうめぐみ