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110120 二十四節気の着物コーディネートIN大寒(アーカイヴ)
今日は一年365日を約15日づつで分けて季節を表した二十四節気の最後、
「大寒(だいかん)」です。
読んで字のごとく、一年で一番寒い日で、旧暦ではこの「大寒」の次の新月(2011年は2月3日~4日にかけて)を「元旦」とし、新しい年の始まりとしています。
一番寒い「大寒」を過ぎて「元旦」を迎えるからこそ「初春」や「迎春」という言葉がぴったりくるわけです。旧暦はやはり日本の風土・気候によく合っているのだなとあらためて思います。

さて、一年で一番寒い「大寒」のコーディネートは「草原で春を待つ兎」のイメージでまとめてみました。クローバーとれんげが描かれた超キュートな着物。

まるで竹久夢二の描く絵のような可愛さのこの着物、なんと「綿入れ」の着物なのです。「綿入れ」…そう「ちゃんちゃんこ」のように着物の表地と裏地の間にうすーく真綿(絹)が入れられていてとってもあったか。
その分着用すると着膨れして見えるのが難点なのですが、俳句の冬の季語に「着膨れ(きぶくれ)」があるので、それもご愛嬌ということで。


帯にはこれまた可愛い兎が、黄緑色・赤・桃色で描かれています。着物に描かれた春の野のクローバーを兎が食みにくる、帯留には四つ葉のクローバーをあしらって巡りくる春が幸せであるように願います。

半襟にも、クローバー。馬の蹄につける蹄鉄も西洋では幸せを運んでくるといわれているモチーフです。この半襟は竹久夢二が実際にデザインしたものを京都の刺繍屋さんに頼んで多少アレンジを加え復刻してもらった思い出の一枚です。刺繍屋さんもこのデザインの奇抜さに驚いていましたが、半襟一枚を見るだけで草原でクローバーを食む馬の様子がまぶたに浮かんでくる見事な意匠だと思います。

(※この半襟は後にネット販売で大好評になったようですが、私はアイディアを提供しただけで特に恩恵はなし。残念でした。笑)

バックは縮緬細工の手法「松かさつなぎ」で作られた巾着です。まつぼっくりのように見えるところから名づけられた手法で、日本古来のパッチワークです。明治時代は女学校の裁縫の時間にこうした小間物を作ったそうで、この巾着はその時の教科書を手本に縮緬細工を作り、骨董市で販売している方から購入しました。小さい布のきれはしをこんなに可愛い実用品にしてしまう手芸家さんの手は魔法の手だな~と思います。
足元は草原のイメージで緑にピンク。絨毯のような生地はヨーロッパのファブリックだそうです。(写真は一枚目参照)

着物を着ていて一番寒く感じるのが襟足。ここが空いているから色っぽいのですが、「大寒」の寒さには耐えられません。そこで圧縮フエルトで作られた淡いピンクのケープで柔らかに首もとを包みます。
全体的にどこかおとぎ話のような、童話のような甘いコーディネートになりました。大正~昭和の始めは外国の文化が子どもの絵本などにも影響を与えた時代。まさにそんな時代を思い起こさせるコーディネートです。
これで、2010年2月4日立春から始まった二十四節気が一巡りしました。着物コーディネートもほぼ二十四コーディネートをご覧いただいたわけです。
二十四節気は自然の循環を感じさせてくれると共に、その時期を上手に過ごすための指針です。
二十四節気、一巡りの間にどんなことを考え、体験し、成長したでしょうか?そしてこれから巡り来る一年(二十四節気)はどんなふうに過ごしていきたいか…そんな想いを馳せてみましょう。
2月4日、二十四節気の最初の候「立春」、 旧暦新年が待ち遠しいですね。
着物…錦紗縮緬 クローバーとれんげ
帯 …腹合わせ帯 流水紋に兎
帯留め…アンティークの焼き物四つ葉のクローバー
半襟…塩瀬地 クローバーと蹄鉄刺繍
巾着…縮緬細工 松かさ巾着
ケープ…圧縮フエルト製(現代)
草履…豆千代モダン(現代)
さとうめぐみ
「大寒(だいかん)」です。
読んで字のごとく、一年で一番寒い日で、旧暦ではこの「大寒」の次の新月(2011年は2月3日~4日にかけて)を「元旦」とし、新しい年の始まりとしています。
一番寒い「大寒」を過ぎて「元旦」を迎えるからこそ「初春」や「迎春」という言葉がぴったりくるわけです。旧暦はやはり日本の風土・気候によく合っているのだなとあらためて思います。

さて、一年で一番寒い「大寒」のコーディネートは「草原で春を待つ兎」のイメージでまとめてみました。クローバーとれんげが描かれた超キュートな着物。

まるで竹久夢二の描く絵のような可愛さのこの着物、なんと「綿入れ」の着物なのです。「綿入れ」…そう「ちゃんちゃんこ」のように着物の表地と裏地の間にうすーく真綿(絹)が入れられていてとってもあったか。
その分着用すると着膨れして見えるのが難点なのですが、俳句の冬の季語に「着膨れ(きぶくれ)」があるので、それもご愛嬌ということで。



半襟にも、クローバー。馬の蹄につける蹄鉄も西洋では幸せを運んでくるといわれているモチーフです。この半襟は竹久夢二が実際にデザインしたものを京都の刺繍屋さんに頼んで多少アレンジを加え復刻してもらった思い出の一枚です。刺繍屋さんもこのデザインの奇抜さに驚いていましたが、半襟一枚を見るだけで草原でクローバーを食む馬の様子がまぶたに浮かんでくる見事な意匠だと思います。

(※この半襟は後にネット販売で大好評になったようですが、私はアイディアを提供しただけで特に恩恵はなし。残念でした。笑)

バックは縮緬細工の手法「松かさつなぎ」で作られた巾着です。まつぼっくりのように見えるところから名づけられた手法で、日本古来のパッチワークです。明治時代は女学校の裁縫の時間にこうした小間物を作ったそうで、この巾着はその時の教科書を手本に縮緬細工を作り、骨董市で販売している方から購入しました。小さい布のきれはしをこんなに可愛い実用品にしてしまう手芸家さんの手は魔法の手だな~と思います。
足元は草原のイメージで緑にピンク。絨毯のような生地はヨーロッパのファブリックだそうです。(写真は一枚目参照)

着物を着ていて一番寒く感じるのが襟足。ここが空いているから色っぽいのですが、「大寒」の寒さには耐えられません。そこで圧縮フエルトで作られた淡いピンクのケープで柔らかに首もとを包みます。
全体的にどこかおとぎ話のような、童話のような甘いコーディネートになりました。大正~昭和の始めは外国の文化が子どもの絵本などにも影響を与えた時代。まさにそんな時代を思い起こさせるコーディネートです。
これで、2010年2月4日立春から始まった二十四節気が一巡りしました。着物コーディネートもほぼ二十四コーディネートをご覧いただいたわけです。
二十四節気は自然の循環を感じさせてくれると共に、その時期を上手に過ごすための指針です。
二十四節気、一巡りの間にどんなことを考え、体験し、成長したでしょうか?そしてこれから巡り来る一年(二十四節気)はどんなふうに過ごしていきたいか…そんな想いを馳せてみましょう。
2月4日、二十四節気の最初の候「立春」、 旧暦新年が待ち遠しいですね。
さとうめぐみ
by migumeutosa
| 2011-01-20 08:40
| 着物
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Comments(4)
東急BE発展講座1期生のAKです♪
今朝、ズームインSUPERを見ていたらさとう先生が出ていてびっくりしました!
おめでとうございます☆
見ているこちらも嬉しくなりコメントを残させて頂きました♪
また時間を見つけて会いに行きます〜。頑張ってください。
今朝、ズームインSUPERを見ていたらさとう先生が出ていてびっくりしました!
おめでとうございます☆
見ているこちらも嬉しくなりコメントを残させて頂きました♪
また時間を見つけて会いに行きます〜。頑張ってください。
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着物コーデ、毎回うっとりとした気分で眺めております。まさに至福のひとときです♪
この二十四節季のコーディネートや着物セミナーで教えていただいためぐみ先生の着物術も本にならないかな~と願う今日この頃です!
この二十四節季のコーディネートや着物セミナーで教えていただいためぐみ先生の着物術も本にならないかな~と願う今日この頃です!
AKさん
コメントありがとうです!手帳セラピー進化してます、また会いにきてくださいね~楽しみにしています。
コメントありがとうです!手帳セラピー進化してます、また会いにきてくださいね~楽しみにしています。
花柄うさぎさん
着物コーディネートに興味を持ってもらえてうれしいです♪アンティーク着物本を出版するのも夢なので応援してください♪
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