鹿児島県の吉永さん(女性・３３)よりオフィシャルメール宛に下記の質問(全文掲載)が寄せられましたので、ブログにて回答いたします。
予定変更が多く、気持ちが落ち込みがちな人はぜひ参考にしてみてください。

質問
Subject: 手帳セラピーを実践した上で肯定術を知りたいのです

手帳自体は別のものなのですが、今年の二月からめぐみ先生のブログや著作を参考に手帳セラピーを独学で始めました。
ライフリング、八年未来年表、夢実現１２か月プランを実践し、あとは手帳への書き込みを行っています。
（デイリータイプとマンスリータイプの手帳なので、デイリーの毎日のページ部分に一週間未来宣言やプチ内観を書いています）。

５年前からシングルマザーとして２人の男の子、介護の必要な母と同居で生活しています。
子供２人が病気がちな為（２人とも喘息もちなんです・・・）、仕事も休みがちだったりするのです。
今回自分が病気になり、毎回手帳に「仕事」の青い線、TO DOなどを一週間分書き込むのですが
急遽具合が悪くなって仕事を休んだり、子供が具合が悪くなって休んだり・・・

「仕事」の青線をニ重線で消して、「欠勤」とか「体調不良」と書き込む度に自己嫌悪に陥り、仕事を休むことがストレスになり、無理に出社したことで更に具合が悪くなったりと、悪循環に陥っています。
一週間未来宣言も、仕事に即した内容を書くことが多いのですが体調不良で休むことで、緑のマーカーをひけないでいたり・・・・・・・

こんなときに、落ち込まないように、前向きに手帳に向き合える切り替え方法というかココロの持ちようがあれば、教えていただきたいと思ってメールさせていただきました。

病気だからしかたない、って周りは言ってくれますし母の介護の事情も、子供達が病気がちなことも、事情はわかってはもらえていてもやはり会社を休むことで自分もストレスがたまりますし、会社での昇格のチャンスを何度も逃して来ました。

どうしようもないことを、無理になんとかしたいわけではなく無理をせず、ストレスにならない為の、前向きな肯定術があればと・・・・

何度もなんども上書きされて、緑のマーカーも塗れない手帳を見て落ち込むのは嫌なのです。
子供がいなければ、もっと仕事で認めてもらえるのに・・・・・と、一瞬でも思ってしまった自分がいて情けなく思います。

めぐみ先生のように、いつも前向きに笑顔でいられたらと思うのですが・・・・・・・・・。

突然のご相談で、なんだか暗い内容で申し訳ありません。
お忙しいかと存じますので、お手透きの際にでも、ブログ上等でもかまいませんのでご参考までにめぐみ先生にご教授いただけたらと存じます。

いつか子供達がもう少し大きくなって落ち着いたら、めぐみ先生のセミナーも参加させていただきたいです。
鹿児島からは、ちょっと遠すぎますので（汗）。
吉永

回答
吉永さん、メール拝読しました！家族環境などは違いますが、私が手帳セラピーを考え出した２００５年はまさに吉永さんのような体調でした。手帳セラピーできっと改善されると思いますよ、大丈夫。

さて改善方法ですが、
①体調改善に努める。(
手帳セラピーの前に、日々の生活・食・睡眠・運動など当たり前の健康管理が出来ていますか？今後は手帳でチェック＆管理してみましょう)
②一日一緑は実行していますか？
毎日の楽しみを自分で作ることでストレスを上手に飼いならしましょう。
③予定変更の際の訂正の仕方の新バージョン、「×消し」を実行してみましょう。
自分の都合や気持ちで予定を変更する際は「二重線見え消し」を著書で紹介していますが、家族や職場の人など他人の都合で変更になった場合は、赤ペンで×をつけて、不可抗力でそうなったことを手帳上で見える化しておくのです。写真↓

上の写真は、１１月５日本当は専門学校の講義が２コマあったはずなのに、学校の行事が急に決まって講義が無くなったときの実際の私の手帳です。授業が無くなったので完全休日になりましたが、その分の講義料は入ってこないので気持ちは複雑(笑)
そんな場合は、
「自分の都合で休んだわけではない…今月のお給料減っちゃうけれど不可抗力なんだから仕方ない、完全休日になってよかった～」
と、かわりに起こった良いことに目を向けるようにしています。

世の中は自分ひとりで回っているわけではないので、手帳を上手につかって、自分と周りに調和した生き方をする、理想と現実の調和を取っていく、それが手帳セラピーの基本です、理想を抱きつつ、今目の前にある良いこと、今できることに目を向けて進んでいけるといいですね！
吉永さん、応援しています！

さとうめぐみ