マヤ森の王と皆既月食

皆さんこんにちは。

今日1月31日はマヤ暦では「シカ12」です。

神秘的な天体現象「皆既月食」が今夜おこるわけですが、天空では「一年」を担ぐ年神(イヤーベアラー)の交代にむけて、儀式や祝祭がおこなわれていて、スーパーブラッドムーンもその一連の儀式のうちの天の現象です。

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古代マヤをふくむメソアメリカの文明といえば、高度に優れた天体観測技術とその計算やピラミッドの建造などがありますが、古代マヤ人にとってそれらをおこなうことは、興味や好奇心や仕事のようなものではなく、星々や天空の神々に仕える神官として、天空の民としての誇りや自尊心から行われていたものでした。


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マヤ・アステカ神話の神々は、それぞれが天体・星辰であったり、動・植物や自然というトーテムの役割をになっています。
マヤの世界観は「二元論」にもとづいているので、どの神々もペアになって光と闇、善と悪、喜びと苦しみの具現化を体現する神の特性をもっています。

太陽神「トナティウ神(ウィツィロポチトリ:マヤの最高神)」
太陽神 トナティウの妻 「ヨワルテクトリ女神」

2つにしてひとつの太陽。同じ太陽のふたつの異なる側面の象徴です。

金星「ケツァルコアトル神」 宵の明星
金星「トラウィスカルパンテクウトリ神」 明けの明星

月「テクシステカトル女神」
地球「トラルテクウトリ女神」
水星「ピルシンテクウトリ神」
などなど

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今日はここ↑

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古代マヤ暦では「2月20日」に年神(イヤーベアラー)が交代します。年の新年です。
マヤ暦にはいくつものサイクルがあって、新年の定義もいくつかあります。

20日「シカ6」が年の王となります。

今日「シカ12」が「風の年」では最後の「シカ」のナーカル日です。


天空ではシカの神が神輿にのせられ、精霊たちに担がれて「せいやーせいや~」と神殿に着座するためにむかっている最中です。
時々に押し戻されたり、ぶつかり合ったり、前進したりしながら。

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今日の皆既月食は、そんなマヤ天空のストーリーを感じながら、神秘現象を眺めてみてほしいな。と思います。


シカの守護神は森を守る王なので、月食が始まったらシカの王は右足にチャクラをもつので、右足で大地を「トントン」と踏み鳴らして、守りの座に無事についてくださるようお願いすると良い事があるかもしれませんよ♡


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毎日のナーカルメッセージをホームページで更新中です。
良かったらのぞいて見てくださいね!





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