蛙が蛇を飲み込む問題!
何だかよくわからない「ぐるぐるまきの魔王」に、ぐりぐら、ぐりぐらされてるみたいな感じでした。(;^ω^)
マヤカレンダーは今日から「ヘビ」周期です。
大きな緑色のカエルにヘビがのみ込まれるという驚きのワンシーン!
これじゃーヘビもたまったもんじゃないですねーw
たすけてくれ~~~~!
とヘビの声が聞こえますが。。
このことにどんな意味があるのかとマヤ的解釈をしてみます。
「ヘビ」…マヤのククルカンは「空飛ぶ羽毛をもつ蛇」で最高神「イツァムナ」信仰につながっています。
マヤの宇宙観では、蛇は「天上界、地上界、冥界」の3つの世界を象徴し、創造神は天上の楽園を体現する存在として、口から蛇に似た竜が飛び出している姿で現されています。同時にヘビはマヤでは雨の神トラロクの女性神格ともいわれ、妹または妻ともいわれる古い豊穣の女神とも密接な関係がある蛇神様です。
マヤ地域だけでなくメソアメリカ全域で「雨と豊穣の神」として信仰されていた「チャック神」の分身が、蛙と亀でした。聖なる動物とされ、ヒキガエルやその他の蛙もすべて信仰の対象で、農耕には欠かせない水の恵みをもたらすと信じられていました。
チャック信仰とククルカン信仰で表された蛙とヘビですが、このニュースに書かれてるように「自然界の条理が逆転した」というよりか、マヤ的にはむしろ水と豊穣という恵みをもたらす聖なる存在概念が融合したというか合体した感じです。
蛙が蛇を飲み込んでも、蛇が蛙を飲み込んでも、「雨」「豊穣」「水の恵み」の象意は普遍的にのこっています。
しいていうなら、誕生や出産の恵みが多くもたらされる! という象徴解釈ができるかもしれません♡
あるいは「蛇神の仮面を被った人間が蛙に化ける」みたいな現象がハロウィン前後におこるのかもしれませんが!
ただいま「マヤカレンダー2018」を作成中です。
今少しお待ちくださいませ