2017年の春分 ククルカンはどんな前兆を運ぶ?

こんにちは。
今日は春分の日。
太陽黄経0° (春分点)
日本の祝日法第2条では「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ことを趣旨として制定されています。
イラン暦では春分の日が元旦ですが、占星術の世界でも、太陽が牡羊座に入ったときが春分点となっていて占星術のお正月みたいなものだといわれていますね。

古代マヤ暦でも同じように春分の日は神話的象徴的にとても大切な日です。
それを知らせるために建造されたとまで言われるのが、ユカタン半島チチェン・イッツァにあるカスティーヨピラミッドです。

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光の蛇ククルカンがピラミッドを這うようにして天から地上に降臨するのが日没1時間ほど前。
その蛇はそのまま直進して「セノーテ」という泉に向かいます。

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正確に計測されて建造されたピラミッドは、暦としてもその体系存在を現しているのですから古代マヤ先住民族の智恵には驚かされます。






2017年の春分点、つまり0°地点で太陽を担いでいるナーカルデイサイン(時の精霊)は「イヌ(Oc)」です。このことは毎回お伝えしていますが、私たち地球人にとって大変重要な意味をもっております。

春分0°と秋分180°は東洋の陰陽思想でいうところの変化する瞬間をしめしています。
0°は陰から陽に転じる瞬間、180°は陽から陰に転じる瞬間です。

イヌは「冥界のガイド役」とも「黄泉の国への通り道」ともいわれていて、「死」を越えて永続する主人への忠節と信頼を現す太陽の運び手です。

イヌの守護神はアステカでは「ショロトル」と呼ばれます。
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人間が苦しむ暗闇の時期に、彼は信頼の炎という松明をもち、私たちの足元や内なる魂の暗い夜を照らしながら、意識の旅のガイド役をしてくれる頼もしい味方です。

今年の特徴としては、本来なら「闇への入り口を通り抜けるためにガイド役としてくれる」という使命をもつはずのイヌが、「陽の始まり」に座していて「春や陽のエネルギーが満ちてくる時のガイド役になっている」という逆転現象です。

2017年私たち人類社会は「闇の世界」を歩くことよりも、「光の世界」を歩くことの方が不安で、足元が危ないからなのかもしれません。信頼の松明をもっているイヌが足元を照らすのは、私たちがこれまで「光」だと思っていた場所なのかもしれないということ!080.gif058.gif057.gif

大切な春分の教えと暗示なのだと思っています。074.gif


これまで過去5年間の春分の記事を参考に、今年の春分を感じてほしいと思います。

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