新しい年を旅するための心構え
14日はマヤ暦では「ウサギ・13」
マヤでは「ラマト(Lamat)」とか「カニール(Q'anil)」などとも呼ばれています。
天界数「13」と手をつないで時の座についています
「ポジティブな思考と抜群の発想力をもって幸せを手にする」といわれるウサギですが、美智子皇后さまが「ウサギ・13」であられるのは偶然ではないように思います。
また山本五十六さん、中川翔子さんも「ウサギ・13」で、今日がマヤ暦の誕生日ということになります。
。.:+*:・'☆。、:+*:.
「四隅に座ったバカブ「包み」をもらった?!」
でも書きましたが、マヤ暦の世界では10月27日「4・アハウ」で四隅が定まり、12月6日「5・アハウ」で13バクトゥンが0で新しく始まってから「3ツゥン(360日が3周)」が経過しました。
こちらにも執筆致しましたが、新しい神殿を建造する年は何よりも「自分の基礎」が大事!なのです。
12月に入った頃からマヤ的に不思議なことが連続して「時間」の中に現れてきています。
特に感じていることは「アーキタイプ」という元型のパワーをもった人とご縁があってお会いしたり、お話したりしている。ということです。
「無意識の世界」を探求し続けた精神分析・心理学で有名なC・G・ユング博士は、「元型」について、神話の成り立ちにも影響している東西人類に共通する心の特徴をいくつかにわけて、説明しています。
マヤ暦に登場する「20」のナーカルサインもそのようなものだと私は思っています。
もちろん「タロット」も元型の旅を探るには最高のツールだと思います
「ユングとタロット」という書籍は、マヤ占いを始めようと思ったきっかけとなった本でもあります。
先ほどの話にもどると、あまりにもマヤの元型タイプの人とご縁があるので、なんでなのかしら?
と、久しぶりにユングの元型に関するノートや本を開いてみたわけです。
するとまるで私への警告かのように、ピタリ合致したページを開いてしまいました(笑)
一部抜粋すると・・・
「精神の元型とは、人生の混沌のなかに隠されてしまった、始源からあった意味を具現化する人物像である。・・・そして元型にたどり着いたとき、元型的な人物像に対して抱きやすい誤解は、それを象徴としてではなく、文字通りに受けとめてしまうことである。 いかなる元型であれ、自分をそれと同一化させてしまえば、どんな年齢の人にとっても悲惨な結果をもたらすことになる。自我膨張をおこし、人間的次元のものさしを見失ってしまう。あるいは不可能なことの重圧に押しつぶされ、鬱状態に陥ってしまうかもしれない。 明らかなことは、元型的な人物像というのは超人間的だということである。」
シカの元型、香の元型、イヌの元型、ナイフの元型・・・
マヤのナーカルは、ある意味では「元型」であり、暦のなかに座している時神さまの特性でもあり、その人のトーテムポールであり、また「魂の顔」でもあります。
元型的な人に出会ったら、アーキタイプと同一化させてその人を神聖化しすぎてはいけないよ。
ということなのかもしれません(o*。_。)o
さあ、これから始まる新しい年「2016年」
私たちは一人一人違う「オリジナルな旅」を続けていきます。
そこではきっと、これまでに出会ったことのないタイプの人と知り合ったり、見たこともない光景を目にしたり、あるいは孤独な山道を登ったり、地獄の谷を歩いたり、飛んだり溺れたりすることもあるかもしれません。
「香(カバン Caban)」という年ですので、躍動感あふれるエネルギーのなか、旅をすることになります。
マヤナーカルデイサインの元型らしく、あるいは自分らしく旅を続けられるように「必要なものはちゃんと用意」して旅にでることは大切です。
「少しの幸せを日々感じられる」
という楽しみ方でもいいし
「毎日ひたすら頑張ってオールを漕ぎ続けるので、1ヶ月は流れるままに流されて休みたい」
という旅でもいいでしょう。
自分の心の神殿は、誰かのために建造するのではなく「自分を見守り続けている自分の魂・神さま」のためであること。
ぜひ来年にむかって、考えてみてはいかがでしょうか
二子玉川もクリスマスのライティングで素敵です♪