二十歳の君へ
正月気分がやっと抜けてきたと思ったら、三連休ですねo(*⌒─⌒*)o
14日は成人の日です。
きょうは二十歳になった息子と、日本中の二十歳の君へメッセージを贈りたいと思います。
成人おめでとう。
ついに待ちに待ったこの日がやってきたね。
君もついに子どもじゃなくなった。
君はやっと「君」という人に成った。
さて・・・
では「君という人」はどんな人なのだろう。
その答え探しはこれから始まる。
成人した君は、どこへ向かって歩いていくのだろう?
道は限りなくたくさんあるからね。
道だけじゃない。
海も空も、宇宙もあるよ。
でも1つだけヒントをあげよう。
フランスの詩人ラ・フォンティーヌはこう言った。
「すべての道はローマに通ず」 と。
身体は十分に大人になっただろうし、社会的にも大人として認められる。
でも、心はまだ大人じゃなくて、大人に成る始まりを迎えたばかりだと思っていた方がいいよ。
心が成人するのは、年齢には関係ないんだ。
母たちが二十歳を迎えたのは「受験戦争」という時代だったよ。
学力や学歴こそが勝利の証であった。
大学生というステータスがお金と同じかそれ以上の価値だった。
二十歳になった君たちが生きてきた20年は「心の戦争」という時代だったかもしれない。
いじめや仲間はずれ、鬱にアスペルガー、学習障害に自殺など「心の闇」と戦い続ける辛い時代だったかもしれないと母は思っている。
真実は何か?と問うならば、いつの時代も平和という言葉は身近にない。
ということかもなのかもしれないね・・・
母として伝えたいことはたくさんある。
でも本当に大切なことはすべて君に伝えてきた、という自信もある。
だから母の大好きな作家、村上春樹の言葉でも伝えておこうかな。
「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。」
著書(風の歌を聴け)より
「これからはこれまでとは違う。私はもうこれ以上誰の勝手な意思にも操られはしない。これから私は自分にとってのただひとつの原則、つまり私の意思に従って行動する。」
「悪い予感というのは、良い予感よりずっと高い確率で的中する。」
「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」
「人は希望を与えられ、それを燃料とし、目的として人生を生きる。希望なしに人が生き続けることはできない。しかしそれはコイン投げと同じだ。表側が出るか 裏側が出るか、コインが落ちてくるまではわからない。そう考えると心が締めあげられる。身体中の骨という骨が軋んで悲鳴をあげるくらい強く。」
「何か重要なものを創り上げるには、あるいは何か重要なものを見つけ出すには、時間がかかりますし、お金がかかります。もちろん時間とお金をかければ立派なことが成し遂げられるというものじゃありません。しかしどちらも、あって邪魔にはなりません。とくに時間の総量は限られています。時計は今もちくたくと時を刻んでいます。時はどんどん過ぎ去っています。チャンスは失われていきます。そしてお金があれば、それで時間を買うことができます。買おうと思えば、自由だって買えます。時間と自由、それが人間にとってお金で買えるもっとも大事なものです」
著書(1Q84)より
興味があったら読んでみてください。
最後に・・・
母から未来の君へ伝言があります。
未来の君、どうか今から歩いていく今の君を支え、励まし、導いてあげてください。
それが一番大切な「未来の君」の仕事。なのですから!
著書(1Q84)Book3 P.594:青豆
天上のお方さま、あなたの御名がどこまでも清められ、あなたの王国が私たちにもたらされますように。私たちの多くの罪をお許しください。私たちのささやかな歩みにあなたの祝福をお与え下さい。アーメン。
君を二十歳まで育てることができて、母は神におおいに感謝しています。
母より
Human League - Human
http://youtu.be/s1ysoohV_zA
Human League - Don't you want me
http://youtu.be/9EHpozHn-QA
母が二十歳の頃はこのような曲を聞いて踊って遊んでいました。。
サタデーナイトフィーバーです(笑)
成人の日を迎える息子に愛をこめて。