日本の君が代とイスラエルのHatikva
春はすぐそこまでやってきました^^
でも心では不思議なことに厳しかった寒さが、愛おしく感じられてしまいます。
人間の不条理を季節が代わって伝えてくれているようですね。
★:★
今日は「日本の国歌」「君が代」とイスラエルとの関係について、わたしの意見を述べてみたいと思います。
卒業式を目前にして国家を歌わないとか歌うとか、教育界でも揺れ動いているようですね。
だからこそ、それぞれ皆さんが「国歌」に対して自分なりの見解を持ってほしいと私は思います。
私は日本の国歌が大好きです。
「君が代」を歌うと不思議と涙があふれてきます。
昔はこのマイナー調で古臭くてかっこ悪い国歌が大嫌いでした。
アメリカ国歌や外国の国歌はオリンピックなどで聞いていると、とても凛々しく感じられたからです。
だいたい文言が古臭いですよね。
「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」
神話的な意味がわかるまでは、正直好きにはなれませんでした。
ひとりごと、ぶつぶつさんのブログにイスラエルの言葉と関係する君が代の意味が対照して書かれていました。
「君が代の本当の意味」
以下引用文です。---
国歌君が代は行事があれば歌われますが、本当の意味を知っている人はどれほどいるのでしょう。それは日本人のルーツを知らなければ分からないことです。般若心経なども文字だけではなく音でしか解釈できないことは知られていますが、君が代も音で本来の意味を伝えようとする意図が隠されています。これが分かると、何故闇の勢力偽ユダヤ(アシュケナジーユダヤ)が日本だけを執拗に攻撃するのが分かります。私たちの血のなかには真正ユダヤ(スファラディーユダヤ、人類の始祖アブラハムの子孫)が受け継がれているからです。
日本語 ヘブライ語 ヘブライ語の意味
君が代は クムガヨワ 立ち上がる
千代に テヨニ シオンの民
八千代に ヤ・チヨニ 神・選民
細石の サッ・サリード 喜べ・人類を救う、残りの民として
巌となりて イワ・オト・ナリァタ 神・予言・成就する
苔の生すまで コ(ル)カノ・ムーシュマッテ 全ての場所・語られる・鳴り響く
したがって歌らしくすれば
立ち上がれ、神を讃えよ!
神の選民 シオンの民!
選民として 喜べ!
人類に救いが訪れ!
神の予言が成就する!
全地あまねく 宣べ伝えよ!
泉パウロ著、「本当かデマか3・11人工地震説の根拠」より
-----引用終わり。
この泉パウロさんは、教会の牧師先生のようです。
井口和基さんもブログで書かれています。
「君が代の本当の意味」とは?:「シオンの民よ、立ち上がれ!」だった!
箱崎 総一さんがお書きになられた「カバラ―ユダヤの神秘思想の系譜」(青土社)を読めば、日本人がイスラエルの“失われた十支族”の後裔であるという学問的考察は理解することができます。
日本人のDNA系統分析の特徴について
・日本人エフライム説の裏付け
私は日本の神話的な見地から、君が代について以前ブログで紹介しています。
神話 「時空を越えて」
以前のブログより抜粋してこちらでも紹介してみます。
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わたしたちは、日本の国の歌にまつわるお話しついてどれだけの知識を持っているのでしょうか。
「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」
江戸時代に出版された物語集に「御伽草子」という書物がありました。
その中に「さゞれいし」という古典文学があります。
これは私が宝瓶宮の壺を研究しているときに関連して調べたものですが、何とも素晴らしい伝承だと感激した記憶があります。
どのような物語なのかを、少し紹介してみましょう。
ここでは「瑠璃の壺」が登場していますが、この壺に不思議な力が隠されていました。
神武天皇から下って十二代、成務天皇にはお子様が38人もいたのだそうですが、その38番目がたいそう美しい姫君で、名前を「さざれ石の宮様」というのだそうです。その姫はこの世は常に移り変わるものだという思想を持っていて、仏の住む素晴らしい国である「東方浄瑠璃世界」にたいそう
あこがれておられました。
ある夕暮れ時、山から月が出てくるのを御覧になって、「今度、私が生れようとしている浄土は、お月さま、あなたです」と物思いに耽っておられました。そうしたら目の前に、金の冠を額にあてている一人の役人が空からやって来て、「さざれ石の宮様」に瑠璃の壺をお渡しして、
『私は薬師如来の御使い、金毘羅大将です』と言ったそうです。
『この壺の中には妙薬が入っております。これこそが不老不死の薬です。これをお飲みになれば、お年もとらず、病気にもかからず、いつも変わらぬ御姿で、命の終わりもなく、いつまでもお栄えになりましょう。』と言って、消えるようにいなくなったのだそうです。
「さざれ石の宮様」は、この壺を受け取って、ああ有難い、長年御願いをしてきた御利益があったのかしらと三度拝礼し、良薬をお舐めになると、何ともいえぬ甘い味がしました。
青い壺には白い文字が書いてあって、詠んでみればそれは和歌だったそうです。
「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」
とありました。これは薬師如来の詠歌に違いありません。「さざれ石の宮様」は、その時から名前を変えて、「巌の宮様」となったというお話です。
その後、永い年月をお過ごしになりましたが、悲しい事などちっとも無く、いつも変わらぬ御姿で栄華を誇っておられました。その御命、八百余歳になります。
成務天皇、仲哀天皇、神功皇后、應神天皇、仁徳天皇、履中天皇、反正天皇、允恭天皇、安康天皇、雄略天皇、清寧天皇、十一代の間、いつも変わらず御姿でお栄えになりました。
"さざれ石の宮様"は、ある日一晩中、薬師真言(薬師如来の呪文)をお念じになっていたら、有難い事に薬師如来様が非常に貴い御姿で現れ、巌の宮様に向かっておっしゃいました。
「お前はいつまでこの世にいるんだい? 人間である事の楽しみはささやかなもの。浄瑠璃の世界は、それこそ瑠璃のようなものだ。お前を連れて行こうとしている浄土は、七宝の台座の上に、玉の宝殿を建てて、金の扉を並べ、玉のすだれをかけ、床には錦の蒲団を敷き、薄手の衣装で身を飾っている数千人の女官が、時々刻々に守護加え、様々な味の飮食を神仏に捧げているヒマも無い。何事も意のままな極楽であるので、八苦(生・老・病・死等の八つの苦しみ)の世界にそこまでして留まっている必要があろうか。」
と、巌の宮様を東方浄瑠璃世界にお導きになったのです。
「さゞれいし」
このお話に出てくる瑠璃の壺は、永遠の命を得るための不老不死の妙薬を入れる器として登場し、金色の冠をつけて空からやって来た使いは孫悟空のようでもあり、水瓶を持つ天使として重ね観ることも出来そうです。
天から授かった青い瑠璃の壺に白い文字で言葉が書かれていて、それが日本という国を象徴する歌となっている。
そのことに深い意味があるわけですよね。
歴史的な背景や成り立ちについては、専門的な知識を持ち合わせておりませんが、この物語が語っているところのものは、集合的無意識の普遍的な要素にとても類似しており、その普遍的な言葉に流れている神秘の力こそが、瑠璃の壺に入って運ばれてきたものなのではないでしょうか。
私たち日本人は、昔から「人情」や「義理」と呼ばれるものをとても大切にしてきた民族です。
神話が生きて日本の人々を守ってくれていた時代には、「瑠璃の壺」に入っていた妙薬の神秘の力はともに生きたものとして、人の心の支えとなっていたのです。
だからこそ和歌の心を皆の友として継承するよう、国を象徴する国歌として後世に残したのではないでしょうか。
神話学として世界中に散在している多くの伝説や神話を集め、比較調査をしたり分析をしてその真理を研究し、多くを広めるために功績を残されたカール・ケレーニイとカール・グスタフ・ユング共著の「神話学入門」は多くの神話の大切さを物語っています。
神話については言葉では語りつくすことができません。
日本の神話伝承の会を設立された神話の一人者である出雲井晶さんの著書にもそのような思いが綴られています。
出雲井さんは、日本の神話は子孫たちへの「幸せへの道しるべ」であるとして宝物だと表現しています。
私もそのような考えを持っています。
神話の中には、本当に多くの力の源泉が溢れています。
日本の神話だけではありません。マヤ神話も同じです。
世界中の神話素には共通する要素が多く見いだされています。国も人種も宗教も超えた宇宙万物の源である絶対的真理のある世界に偽りがあるはずがありません。
ところで・・・
『私は薬師如来の御使い、金毘羅大将です』と金の冠を額にあてている一人の役人が空からやって来て、「さざれ石の宮様」に瑠璃の壺をお渡ししたという金毘羅大将さん、こちらを調べてみました。
すると薬師如来を護る武神だそうで、菩薩や明王の化身とされ、12の時刻、月、方角を司る。とあります。
そして「金毘羅大将」の本来の姿は「弥勒菩薩」で十二支では「子」となっておりました。
◆十二神将像
今回のマヤセミナーでは、皆さんにマヤ曼荼羅生命樹を作成してお渡しいたしました^^
こちらは私「死・8」のマヤ曼荼羅生命樹です。
曼荼羅とは、密教的な解釈では「心髄・本質」です。
宇宙を構成するものすべてであり、悟りに対する真理の広域空間を表現したものだといわれています。
弥勒菩薩はマヤ生命樹では天頂の方位で、救済の光がやってくるところです♪
「金毘羅大将」の本来の姿は「弥勒菩薩」で慈愛と救済の実現となりましょうか。
バーバラストライザントが歌うイスラエル国歌
「ハティクバ」
イスラエル国歌の意味 Hatikva(希望)
ユダヤびとの望みは 遥か古(いにしえ)より
シオンの地を目指すこと
いざ東へ向かわん
希望未だ尽きず 二千年が望みは
シオンとエルサレムの地へ
自由を得るために
どちらもマイナー調ですが、神話素にあふれていて涙があふれてきます。