何がある?!蛇のトレセーナと香13とマヤ新年
今日はとてもいいお天気ですね^▽^!
マヤの暦では10日から「ヘビ」のトレセーナ周期に入り、22日「香・13」という新しい年の守護者を迎えるまであと10日となりました!^^
マヤではヘビは「チクチャン(Chicchan)」と呼ばれ、シンボルは豊饒を約束する雨と関係のある蛇神です。
「天の怪物」を意味する「チャン」は、アステカでは「コアトル」と呼ばれています。
またヘビナーカルの守護神は、東の方位に座する水の女神である「チャルチウトリクエ」で、雨の神トラロクの女性神格でもあります。
女性にとっては出産や誕生を見守ってくれる女神として大切な役割をもっている守護神です♪
マヤの暦からみる周期儀式暦では、365日という「ハアブ暦」の始まる「POP(ポップ)」月の最初の日、新しい年の儀式が執り行われていたようです。
2012年のポップ月の始まりは4月2日です。この日の神聖暦は「香・1」ですから、年の守護者は2月22日と同じ「香」です♪
しかも4月2日からちょうど13日前の3月20日が「春分の日」です。
(現代のマヤ族は「年の束」の最後に13日の調整をしていないように思います。)
ではどうして4月2日をマヤ新年としていないのでしょうか?
同じ「香」なのですから、ポップ月の最初にあわせたらよいと思いますよね~
でもそう簡単に考えないのが「マヤカレンダー」の大切な教え!
マヤ暦では「イヤーベアラー」という「年」を担ぐ守護者がいます。
日本の干支と同じような意味でしょうか^^
昔は別のサインたちが担いでいたようですが、現代は「風」「シカ」「道」「香」の4つのナーカルがその1年に影響を与える時の王となっています。
「カツン1アハウ(1894年)」の時代からずっと4つの王たちは、新年になると交代し続けています。そして1年という時の重荷からようやく解放されるのでした。
香5の次は風6、次はシカ7、道8・・・・・・のように。
そして2012年は香13の順番です。
マヤのカレンダーでは、たくさんの周期暦や日暦が車輪のように噛み合い、毎日の時を動かしています。
1つの理論だけで片付けられるようなものではありません。
Aztec Gods and Goddessesのスクリーンショット
ポップ月の始まりを新年と考えるか
春分の日を新年とするか
年の守護者の順番どおり2月22日「香・13」を新年とするか
または西暦2012年1月1日を新年とするのかは、マヤの時神様と長老たちが決めるのです。
現代人は1つの定義を決めたがりますが、マヤの人たちにとってそれは意味がありません。
循環している時のサイクルをどこかで止めてしまうことなど、人間には出来ないことなのです。
グァテマラに住むマヤ族は、古代マヤ族の儀式暦と循環思想を尊重し、2月22日のイヤーベアラーをその年の守護者として迎え、今でも新年の儀式をおこなっています。
2012年12月21日、マヤ長期暦が終わった後、2013年から年の守護者が変わるかそのまま変わらないかは、まだわかりません。
現代のマヤ族長老会議が天の意思を確認して決定するからです。
「香」が年の守護者になると、その年は恐ろしいほどパワフルで、創造的で生産的といわれています。知的で斬新的かと思えば、気まぐれさや加減知らずの性質も影響するかもしれません。
また「ヘビ」のトレセーナに年の守護者を迎える儀式が行われることも、神秘的な意味があります。
ゲマトリア(ヘブライ文字には数があてはまり、言葉で説明できない真理を暗号や象徴であらわす方法)によって「ヘビ」の本質をみてみますと、驚くことがわかります。
蛇のことをヘブライ語ではNachoschと書き、総計は「358」。
また救世主(メシア)はMessiaと書き、総計がやはり「358」となるのです。
アダムとイブをそそのかした邪悪的で誘惑的な存在「蛇」が、実は救世主と同じであり、霊的なエネルギーを象徴するものである、という解釈のあり方なのです。
解脱して救われ、超人となることも、死と再生を象徴し、新しい自分への生まれ変わりを意味する脱皮も、蛇によって「救いへの道」が象徴されていることになります。
マヤでは「空飛ぶ羽をもつ蛇」は「ケツァールコアトル」と呼ばれます。
ケツァルコアトルは「キリスト意識」「救世主」「宇宙意識」の象徴であるともいわれます。
救いと宇宙意識をシンボルとする「蛇の周期」に「新しい年の守護者」がやってくる。。。
あなたの誕生日のマヤナーカルサインは何ですか?
ヘビ、水、香にかかわりがありましたか?
ナイフ、風、イヌにかかわりはありますか?
年の守護者は全てのナーカルや地球、社会、国家に影響を与えますが、特にエネルギーが動かされるのは上のサインたちかもしれませんよ(゜o゜)!
やっぱり22日は祈り、祝うしかありませんね!(^_^)/~