試金石となるナイフのトレセーナ
6月8日から「ナイフ(Etznab)」の13日周期に入りました。
ナイフ(エツナブ)は、洞察力や鋭さの象徴をあらわす鋭利の刃やフリント、ナイフを意味しています。
チャレンジ: 興味のあることだけを選択する思い癖や傾向がありますので、人の問題を一緒になって解決しようとする犠牲的精神を思い出すことが大事です。
解決:人と分かち合う。人に任せたりリーダーシップをとらせることを自分に試す。
エレメント: 風
方位: 北
パワーストーン: ダイアモンド、ファントム・クリスタル、カルサイト(夢の実現)
フラワーエッセンス:ウォーターヴァイオレット(自己の赦し)
色:シルバー
ハーブ:セージ、ザクロ
匂い:レモン、ウインターグリーン、スペアミント
「黒曜石(こくようせき)のナイフ」と呼ばれる「ナイフ(エツナブ)」は、古代マヤでは武器や呪術、医術の道具として利用されていました。マヤ族では魔よけやお守りとして身につけたり、儀式のときに使用したようです。またこの石で作った鏡をつかって、占いや予言をおこなったとも言われています。
アステカ暦ではテクパトルと呼ばれ、宝石で着飾った影の力を象徴するフクロウ「チャルチウトトリン」が守護神です。
テクパトルの日は試練と苦悩の日、試金石を刻む日とされています。
ナイフの周期に生じやすいことは、異なる二つの問題が対立したり、葛藤が表面化したり、あるいは分裂や闘争を生み出したり、口論や喧嘩が勃発したりと問題が明るみになることが多いかもしれません。
暗闇のなかに光が輝きを放つように、過酷な試練や逆境は私たちの精神を磨き、真に生きる力を高めます。苦難や崩壊のあとには、再生と喜びの光が訪れます。
それはこのナイフの守護神がもつ強力な魔術の力による影響です。
この「ナイフ」がもつエネルギーや特性は、迷妄する日本の近未来を占う試金石となりましょう。
またナイフのトレセーナは、北の王国からやってきた死の顔を持つ「ミクトランテクウトリ」が時を守護しています。
力強い変容のエネルギーによって、冥界の王から祝福を勝ち取ることもできます。
心の痛みや悲しみから自らを解放し、鋭いナイフの洞察力や葛藤が取り除かれ、自分を愛する能力を高めるときです。
北の大地からやってくる恐怖や不安感に負けないよう精神を安定させ、心身をリラックスさせ、感情を穏やかに心と魂を見張っていくと良い力が自らのなかに充満してきます。
エツナブにあるプラスの力とマイナスの力を知ることで、時の試練にあったとしても必ず調和を保つことができるはずです♪