富士山
富士山
久しぶりに、富士山を見ました。
電車の中からですが。
晴れていても、山々が見えるように澄んでいる空はなかなかない。
なかなかない中のその時が、今日でした。
遠くの山々のその後ろに・・・・・大きく現れる富士山。
そのお姿を拝すると、ホッとします。
富士山って~すごいな~(^-^)
これほどの癒し効果はそうはないでしょう~(*^_^*)
崇高であり、美しい。
力強く、優しく。
日本の象徴~不二。
神様が宿る、聖なるお山。
今・・・・・人々は、山という山へ入る。
昔々・・・・・山は神様が坐すところ。
滅多に入るべからず、と言い伝えられ入ることができる人は数少なかった。
村々では、その神様にお会いすることがかなわないので、
お山から「神様」をお迎えするための小さな「お社」が造られ、
春の苗の育成を願い、秋にはその収穫を感謝したという。
春に山から神様をお迎えし、秋に神様に感謝しお送りするという。
それが、稲荷の始まりと聞いたことがある。
稲荷・・・・稲の豊作を願うことから、稲となった。
だから、本当は「お狐さん」とは関係なかったのだ。
ではなぜ、お稲荷さんがお狐さんになったのか?
インドの神々様がやってきて、「ダキニ天様」がそこに据えられたらしい。
ダキニ天様の眷属が、狐さん。
そこからお稲荷さんに、狐さんがいることになったよう。
稲の育成と豊作を願ったのが、いつしか商売繁盛になっていき、
金、金、金・・・・もっと、もっと、もっと。
人間の「欲」が生み出した、その使いは今、さまよう。
その力は・・・・・恐ろしく、強い。
が・・・・・それは、止まることのない人間の「欲」の姿。
代が何代も変わるうち、忘れられたその信仰は、はぐれキツネを作ってしまった。
行き場のないキツネさんたち、彷徨い「餌」を探す。
どこぞに「欲張りもんはいないか~」と。
それは、お金だけのことではない。
スピリティアルも霊的なことも求めすぎれば、その餌食になる・・・・・・
キツネさんは、私たちの姿を映す「鏡」かもしれない。
心しよう、と、心底思う。
by mamashiningmoon | 2014-10-07 00:10 | Comments(0)