Ho! Mitakuye Oyasin!~ホー!ミタクエオヤシン!

HO! Mitakuye Oyasin!


  ホー! ミタクエオヤシン!


「すべてのものは繋がっている」とか、

「私に繋がるすべてのものたち」のこと。


「ホー」は、共感を表す言葉で、そうそう、とか、なるほど、など。

「ミ」は、わたしの。

「タクエ」は、繋がり。

「オヤシン」は、すべてのもの。

分かち合いの「輪」の中で祈ったり話したりする時、
「ホー」と、合いの手を入れる。

私は、メールや文章などにも、「おはHO!」なんてやり取りをする。

「繋がり」とは、人間同士に限ったことではなく、
「鳥」は、翼を持つ人々とか空を飛ぶものといい、
「木々」を根っこを持つ人々といい、「動物」を、四本足の人々、
「空気」を、風の人々、「地の中」に生きる人々、
「地を這う」人々、「川」を、流れる人々、「水に生きる」人々、
「人間」も、二本足の人々、という。

すべての存在を「人々やもの」と考えている。
もの、は、物ではなく、存在を言う。

地球に存在するすべてのひとびとの中にスピリットを見、感じている。

人や動物、自然という分け方はせず、また生物ではなくても、
あらゆるものを「人々・もの」といいます。

スピリットは、風のようにすべての生命の中を流れ、行き来している。


「四方向の風」といわれ、各方向を司るスピリットがいる。

今の時期は、「北のスピリット」が司る風。

寒さが厳しい時、人は「知恵」を授かる。


厳しい北風にあおられながら向かうとき、私は心で話す。

北のスピリットよ!
その真白き毛布で包み、その中ですべての命が守られますように、と。

厳しい寒さで、凍え死にそうな命がたくさんいます。
その命が、あたたかく包まれることをいつも願ってやみません。


あらゆる人々はみな、大地の子供であり、地球の住人である。
つまり、それは共に共存していくために同じだけの「権利」と「責任」があるということ。

権利とは、幸せに生きる権利で、草木の一本一本も、風も、人間も、
すべての存在が同じ「人々・もの」として、同じだけ幸せに生きる権利があり、
命の「重さ」も、同じ。

ひとりひとりを尊重し大切にし、調和を保ってこそ、母なる地球の子供。

人間は、すべての兄弟姉妹たちから「助けられ」生かされていることを忘れないでほしいと、
いつも願っています。


だから、犬も猫も「ペット」ではないのです。

枯葉の一枚も、自然のサイクルの中の大切な存在です。


すべては循環して「輪」になり繋がっている~HO! ミタクエオヤシン!

by mamashiningmoon | 2012-02-19 18:52 | 月日記 | Comments(0)