皆さん、こんにちは。
いつもたくさんのコメントを頂戴し、本当にありがとうございます。たくさんの方々の想いを大事にさせて頂きたいなと思っています。がんばりますね!
さて、
『マルチュク青春通り』はいよいよあと3週間で、公開初日を東京で迎え、その後、全国の皆さんにお会いすべく旅に出て行きます。
公開までのこの時期は、ファンの方々にとっては楽しみであり、私たち配給する者にとっては緊張がつのっていく期間だったりします。今日はワクワクしつつも緊張モードが高まってきた高橋紀子、この映画の役者さんたちの魅力をお伝えしたいと思います。
前回は、映画の描く”青春”そのものに心を揺さぶられたお話をたっぷりさせて頂いてしまいましたが、それに共感できるように映像としてリアリティーをもたらしてくれたのは、やはりクォン・サンウさん、ハン・ガインちゃん、イ・ジョンジンさんの主役3名でした。
まずは・・・
クォン・サンウさん---この映画を見るまでの私の彼へのイメージというのは、まさに『同い年の家庭教師』の役そのもの。ちょい悪で男気があってかっこいい、けれども、意外に抜けてて笑えて、脱いだらすごい・・・。そんな人がクラスや職場にいたら、見てるだけでドキドキしちゃうか、少なくとも気になる存在。好みの問題は別として、どこかアイドル的な、いわゆる理想的なかっこよさをもっているな、と。ところが、この映画でのクォン・サンウさんには驚かされました。アイドル俳優なんかではなく、”役者”さんになっていたんです。内に秘めた悲しみ、葛藤、恋心、熱い想いを、台詞を越えた表情や演技でみごとに見せてくれていた。そして、それがすごくリアリティーがあるからこそ、私は自然に映画の中に入っていけたし、共感し、心が揺さぶられていったんだと思っています。きっと皆さんも彼と一緒に、ドキドキしたり、楽しくなったり、悲しくなったりしちゃうと思います。
あ、彼の”モムチャン”ボディーは、じっくり見て堪能してくださいね(笑)。
さてさて・・・
これまでの韓国映画というのは、ざっくり分析すると、わりと年齢が高めの演技派俳優か、コメディもいける若手アイドル俳優に支えられてきていた感があったのですが、そうじゃなかった。韓国にはアイドルっぽいのにちゃんと若手演技派俳優さんがいるんだ・・・!と、私はこの映画のクォン・サンウさんに気付かされたんです。それがすごく新鮮だったし、韓国俳優陣の幅の広さを日本の皆さんにも知ってもらいたい!そう思ったのも、この映画を絶対買いたいと思った理由の1つです。
クォン・サンウさんがこの役を演じてくれたことに、感謝!