6/3(日)に行われた、ポータブル・ロックのライヴ“ポタロク”DAYS”の2日目!
たくさんのお客様が来てくれて、またまた盛り上がりました!
2日目のゲストは鈴木さえ子さん。最近では、ケロロ軍曹の音楽を担当したりと活躍されています。実は、ポータブル・ロックとの共演というのは初!。鈴木さえ子&TOMISIROのリハーサル写真。
前半は初日と同じく、ポタロクのアコースティックコーナーに続いて、ゲストの鈴木さえ子さんの登場!ソロのピアノメドレーがはじまると会場はあっと言う間に鈴木さえ子ワールドに。続いてTOMISIROのふたりが参加して『Dear Friend』、『クロノスの森』の2曲を。さえ子さんのリードヴォーカルも聞けたのはとても貴重!
続いて、ポタロクも加わり、今回一緒にライヴをするにあたって、さえ子さんからのリクエストだった『森の信号』を。この曲は1990年に北海道芦別にオープンした赤毛のアンのテーマパークのために制作されたCDの中で、さえ子さん作曲の楽曲に私がヴォーカルをとったもの。実は、さえ子んからリクエストされたものの、私はその曲をすっかり忘れていて、Youtubeで探してしまいました(笑)。ふたりともCDを持っていなくて、さえ子さんはネットで取り寄せたそう。そんな訳で、レコーディング以来初披露となるこの曲、キーは少し高かったのだけど原曲のままで当時の雰囲気を再現しました。そして、もう1曲は1986年にCMタイアップでリリースしたポータブル・ロックのセカンドシングル『春して恋して見つめてキスして』(作詞作曲:鈴木さえ子)を披露。この曲はかつてポタロクのライヴで何度かやっているのもののさえ子さんと一緒にやるのは初!と、2日目はゲストの鈴木さえ子さんと共に貴重なライヴをお届けすることが出来ました。さえ子さんァンに、「よくぞ、鈴木さえ子さんを出してくれた!」と感謝されたほど。
この後の休憩中は、懐かしい映像を会場で流しました(初日にも、ゲストの鈴木慶一さんにちなんだ貴重な映像を流しました!)。二日目はポタロクのはずかしいPVや、水族館ライヴの模様など。
そして、後半は会場と一体となって盛り上がりました〜!アンコールには再びさえ子さんとTOMISIROのふたりもステージに登場して『グリーンブックス』で、ポタロク2DAYSの幕は閉じました。
今回のライヴは、1989年に録音した、「スウィート・ルネッサンス」(作詞:小西康陽、作詞:鈴木智文)、「イーディ」(作詞:小西康陽、作曲:中原信雄)の幻の音源が21年ぶりに発掘されて、ポタロクのライヴ音源と一緒にCD化された『ROST&FOUND』 の発売記念でもあった訳で、この2曲は録音されたものの、私が直後にピチカート・ファイヴに加入することになりお蔵入りしてしまったので、私の30年間の歌手人生にとってはポータブル・ロックとピチカート・ファイヴを繋ぐ意味のある曲であることと、当時リリースすると小西くんと約束して歌詞を書いてもらったものだったので、こうして21年経ってその約束が果たせて良かったと思っています。
この日も、SHI-SHONENのメンバーや東京ブラボーのメンバーなど懐かしい友人たちがたくさん来てくれて、初日に続き打ち上げは完全に同窓会でした(笑)。
久しぶりのポータブル・ロックのライヴ、21年前の幻の楽曲、レコーディング以来初めて歌う鈴木さえ子さんとの曲など、ファンの方たちにとっても懐かしく、そして新鮮に聞いて頂けたと思います。ファンの笑顔と、ステージ上のメンバーの笑顔と、来てくれた懐かしの音楽仲間たちの笑顔で幸せな2日間でした。3人合わせて161歳のポタロクメンバーにとって2DAYSは体力の限界への挑戦でもあったけど(笑)、そんなこと軽く乗り越えられる素敵な2日間でした。
来てくれたファンのみなさん、本当にありがとう!
今後は、マイペースで新曲にも挑戦しながら、またライヴでお会い出来る日を楽しみにしております。懐かしい音楽仲間たちの同窓会でもあるので、これは恒例にしないとね!
幻の2曲を含む ポータブル・ロックの最新作『LOST&FOUND』発売中!
http://tower.jp/item/3066802/LOST-&-FOUND