エキサイト恋愛結婚で知り合って、2~3回お会いしてる方がいます。
でも会う約束をした日に、「仕事などが入った」と当日の早朝などにドタキャンのメールが入ります。初回デートからそうでした。
私も仕事をしているのでお忙しいのは理解できるのですが、
ドタキャンされたことよりも、ドタキャンされた後のフォローなしに思いやりというか、誠実さがいまいち感じられないのが気になります。
趣味などは合うのですが、もっと大切なこともあるのではないでしょうか。小さなことですが、それがその人となりへの評価につながることもあります。
まだお付き合いしているわけではないので、ご縁がなかったのではとも思います。アドバイスをお願いします。
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はじめまして。
エキサイトお悩み相談室 カウンセラーの山下 ちなみと申します。
ご相談ありがとうございます。
エキサイト恋愛結婚で知り合った方と、初回からドタキャンのメールが届いたのですね。さらに、その後のフォローもないことから、誠実さや思いやりを感じられないとのこと。
これからお互いをよく知っていこうという時ですものね、自分を大切にされていないように感じたり、悲しかったり、いろんな気持ちになるのではないでしょうか。
あなたは、相手の気持ちを思いやって細やかな配慮をされる、とても気のつく女性なのでしょうね。
2~3回会っているということですから、相手はあなたのことをそれだけの魅力がある、会いたい女性、と思っているのではないでしょうか。
出会ったばかりのころは、とかく相手にいいところを見せたいと思うものです。初回からドタキャンがあり、フォローがないのであれば、先方はあまり悪いことをした、とは思っていないのかもしれません。
たとえば、警察や医師といった職業の方なら、仕事で急に呼び出されて先約が反故になることは、もう当たり前で仕方ないと感じているかもしれませんし、同様に彼の中では、(あなたに)分かってもらえているだろうと、言葉足らずになっているのかもしれません。つまり違う環境で育っているのですから、価値観が違うのは当然のことですよね。
こうした違いを補うためにも、ご自分が感じていらっしゃることをコミュニケーションしてみてはどうでしょうか。
趣味などは合うのですから、あなたが伝えたいことを伝え、相手の気持ちを確認してからでも、ご縁がなかったかどうか決めるのは遅くないと思いますが、いかがですか。
ところで、一般的に、男性は罪悪感が強い、といわれています。
たとえば、女性が「今日は話があるの」と言ったら、男性は反射的に「うわ~っ、オレ何かしたかなあ~」と思っちゃうくらいなんです(笑)。女性にまったく責める気持ちがなくても、男性は罪悪感を感じやすいようです。
罪悪感があると、私たちはつい言い訳をしたくなったり、逃げ出したくなったりして、健全なコミュニケーションを妨げてしまいます。
そこで、よりよいコミュニケーションをするコツを伝えたいと思います。
「アイメッセージ」というものをご存知でしょうか。
コミュニケーションするときに、
主語を「私」にするのです。
「あなたはなぜ●●してくれないの?(●●したの?)」ではなく、
「私はこういう風にされると、こんな風に感じるの」
「私はこういうときには、こんな気持ちになるの」
というように、主語を「You(あなた)」ではなく、「I(私)」にします。
こうすることで、相手は自分が責められているとは感じにくく、かつ、あなたの気持ちは伝わりやすくなります。あなたの気持ちを聞いて、どうしたいのか、どう感じるのかを、素直に見つめることができるのです。
こうした会話を通じて相手が見えてきた段階でも、やっぱり思いやりや誠意が感じられない、ということであれば、どうか、ご自分の感性を大切にしてくださいね。それは勇敢な決断である、と私は思います。
もし、相手を教育可能(?)と思ったなら、ぜひ優しく教えてあげてください。
ちょっとした配慮だけで女性がナーバスになったり喜んだりするものだ、と男性はあまり気づかないようです。でも、本当は「女性を喜ばせたい!」と思っているのですよ。
男性は、そんな自分を理解し優しく育んでくれる女性を、愛しい、手放したくない、と感じるようです。
あなたにとって、よい出会いがありますように、心から祈っています。
アドバイザー: 山下 ちなみ