私たちの日常になくてはならない「愛の空間」を、もっと知ってもらうために、そしてもっと楽しんでもらうために…。基礎知識や歴史、海外事情に経営学と、これまでさまざまな角度からラブホテルを検証してきました。最終回を迎える今回は、今までの総まとめとして、第1回目からの重要ポイントをおさらいしていきます!
■第1回目 ~ラブホが繁栄する条件~
ラブホが繁栄する条件としてまず挙げられるのは、“空間プロデュース”。非日常空間こそが、ラブホの最大の魅力です。また、利用者が喜ぶ各種サービスに、充実のハイテク設備、便利なロケーションや良心的な料金設定も大切な条件に入ります。それらすべてをバランス良く取り入れているラブホこそ、繁栄するラブホと言えるでしょう。
■第2回目 ~地域ごとの特性~
ラブホの地域性を調べてみると、おもしろい発見がありました。それは、“ラブホの地域性=県民性”という法則。せわしない大阪のラブホ、豪華絢爛な名古屋のラブホなど、ラブホと県民性はどこか通じるところがあるんです。地域に根付き、発展していくラブホだからこそ、このような法則が生まれるんですね。
■第3回目 ~テイスト別おしゃれラブホ~
さまざまな趣向を凝らした今人気のラブホを、写真付きでご紹介。“デザイナーズ&スタイリッシュ”、“リゾート&アジアン”、“ジャパニーズモダン”とテイストもさまざま。説明はいりません、まずは写真を見てください!
■第4回目 ~ウワサの変わり種ラブホ~
前回に引き続き、今人気のエンターテインメント性あふれるラブホを、写真付きでご紹介。アミューズメントラブホやSMルームが、2人を魅惑の世界に連れて行ってくれます。興奮と感動があなたを待っている!
■第5回目 ~ラブホの基礎知識~
初心に戻り、知っているようで知らなかった、聞きたくても聞けなかったラブホの基礎知識をご紹介。“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”と言うように、基礎知識とマナーをしっかり学び、ラブホの達人を目指しましょう!
■第6回目 ~ラブホの歴史~
日本で生まれ発展を遂げた、“ラブホテル”という文化。出会い茶屋から始まり、野外セックスを経て、目黒エンペラーに。時代を追ってその歴史をふりかえります。今では考えられない昔のラブホの姿に、衝撃を受けるかも!?
■第7回目 ~ラブホの海外事情~
ラブホは日本特有の文化ですが、最近はアジア各地に少しずつ浸透してきています。増え続ける韓国ラブホに、楽しめそうな台湾ラブホ。また、アメリカ的ラブホ“モーテル”を追跡! 国が違えばラブホも違うのか、海外のラブホ事情に迫ります!
■第8回目 ~ラブホの経営学~
利用者の目線ではなく、経営者サイドに立ってラブホを検証。最盛期には4兆円市場と言わしめたラブホテル、その初期費用は“約10億円”とされています。儲かるか否かは、経営者の手腕次第。まず何よりも、しっかりした調査とビジョンが不可欠です。
■第9回目 ~老舗のラブホ~
続々と新しいラブホが誕生する中、歴史と伝統を誇る老舗のラブホもまだまだ健在。老舗の良さは、風情と人情にアリ! 和室や露天風呂で、のんびりとしたひとときを味わうのもまた乙ですよね。
以上、第1回目からの重要ポイントをふりかえってきましたが、ラブホはやっぱり奥が深い! 男女が愛し合う場所として生まれたラブホテル。歴史と共にカタチを変え、発展を遂げたラブホテル。いつの時代も、人間にとって基本となる素晴らしい場所です。世界中のカップルに、もっともっとラブホを知って楽しんでもらえれば、未来はもっと明るくなるハズ。今日もまたラブホテルで、たくさんの愛の物語が紡がれていることでしょう。