LOUDNESSデビューライブ炸裂2
ここのところ近々やる諸々のライブのリハーサルとその準備に追われておりました。
更新の時間が上手くとれず恐縮です。
昨日は、マー君と横関敦、ファンキー末吉御大と8月2日3日に横浜でやる僕のソロライブ(詳細はこのブログ左にあるインフォメーション参照)のリハーサルだったのだけど、マー君って本当に素晴らしいベースプレイヤーですなぁ。(今更何を・・・)
マー君の書いた曲、Black wall, Heavy chains, Run for your life,などひさし振りにフルコーラス真剣にやったのだけど滅茶苦茶格好良いんよ~~~~~!!!
意外とファンキーとのグルーブの相性も抜群で、本当に歌っていて気持ちよかった。
それとね・・・ジェットフィンガー横関敦が又凄いのなんのってあんた!
噂では聞いていたけれど、笑ってしまうほどのテクニシャンですね。
僕は幸運なことに、日本の素晴らしいギタープレイヤー達と沢山仕事をしてきました。
勿論皆さん日本のトッププレイヤーばかりなので甲乙つけることは不可能ですが、こと、横関君のロックギターの上手さに関してはガチで群を抜いていますなぁ。
ギターは上手ければ良いのか?と言う究極の話になりますが、横関君ほど上手いとこれはお金を払ってでもその名人芸を観る価値があると思います。
リハーサルでは僕の喉も絶好調でしたわ!
時間があれば是非ライブに来てくださ~~~い!!
:::::::::::::::::::::
1曲目が終わった時、怒涛の歓声を受けますますバンドは火がついた。
間髪いれずに2曲目のStar light(2ndのLoving maid)へ突入。
1曲目とガラッと変わって、この曲はストレートヘッドな8ビートのアップナンバーだ。
ひぐっつあんの日本人離れした8ビートのノリが会場をグイグイと引っ張る。
僕の中でこの曲はスコーピオンズのクラウスマイネのイメージ、すっかりクラウスマイネになりきった。(笑)
当然、お客さんには聴いたことも無い曲だけれど凄まじいノリである。
会場全体が文字通り揺れているのだ。
スコーピオンズ系のアップナンバーがLOUDNESSは本当に得意だ。
ステージの照明も目がくらむほどの煽り方である。
PAからはこれ以上無いヘビーなサウンドが爆裂して、LOUDNESSとお客さんの脳を激しく刺激している。
タッカンの超絶泣きの早弾きソロが会場を圧倒する。
僕はありったけの力で叫び歌いまくった。
このスケールのライブの恐怖感や不安感というものは最早微塵も無い。
僕は完全に「ロックシンガー二井原実」と言う別人格となった。
僕は僕の中にいる偉大な存在と一体となり内から沸きあがる喜び、感動を味わっている。
何かの力で僕がこのステージへと導かれてきたのは間違いない。
2700人のお客さんとこの感動の瞬間を分かちあっている奇跡に震えた。
2曲目の稲妻のようなエンディングと共にステージは暗転になった。
そして次はLOUDNESSのフロントマンとして始めて言葉を吐く瞬間だ。
目の前が再び真っ白になり宙に浮いている感じになった。
僕は後ろのドラム台の水を飲み少し息を整えた。
心を落ち着けようと懸命になった。
(うわ~あかん!!MCやがな!!!どないしよ!!)
たった数秒の休憩を挟んで僕はマイクに向かった。
足元にあるプロデューサが作ってくれたMC用のカンペに目をやったがカンペを読む気にはなれなかった。
会場を振り返った瞬間、強烈なスポットライトが僕を直撃した。
会場から物凄い歓声が沸き起こった。
歓声はアイドル系の黄色い歓声と男性ロックファンの「ウォ~~!!!」が入り混じっていた。
その歓声で「ロックシンガー二井原実」に再び戻った。
同時に全身の血が熱くなった。
僕の中のアホスイッチがONになった。
「Wooo!!!!!&フンギヨェ~~!!!Yeah!!!!!!!!!お前ら~~~~!!!元気きゃい~~?!!!」
すでに物凄い関西弁のニュアンスである。
アースシェイカーのライブでやっていた半分けんか腰MCだ・・・・。
テンションが高いので声のトーンが歌っている時と同じだ。
その上、どうしたことかお客さんを煽る言葉に抑揚がついた。
喋りかけるというより、歌っているのと変わらない。
喋りながら思った。
(あれこの喋り方って忌野清志郎やん・・・・)
この日を境に僕はLOUDNESSでのMCに関して開眼した。
僕のMCの土台が出来上がったと言っても良い。
そしてこの喋り方がどんどん進化し形を整えあの「会いたかったぜ~~~♪」が定着した。
お陰で、当時、このちょっとバカっぽい喋り方がアマチュアヴォーカリストの間で大流行、真似する人が続出した。(笑)
何はともあれ、デビューライブのMCの細部は最早記憶に無いが、お客さんの中には僕の関西弁に若干の違和感と共にとまどいの空気が漂っていて、僕はそれを感じた。
微妙な空気の中なんとかMCをやり過ごしライブは順調に進んだ。
③ High Try ④ Girl ⑤ Open your eyes ⑥To be demon ⑦ Street woman ⑧ 008(
Devil soldier)⑨ Rock the nation ⑩ I’m on fire ⑪ Sexy woman (Anc.)⑫ Lonely player⑬ Rock shock
大盛況の中LOUDNESSの歴史的デビューライブは幕を閉じた。
バンドにとってもお客さんにとっても何もかもが始めてづくしだった。
「二井原君、MC面白かったね。あの路線で完成させよう!」
ライブ後、高潮した表情のプロデューサーがニコニコして言った。
デビューライブ、色々クリアすべき問題点も露呈したけれど、ひとまずはスタッフ一同大きな事故も無く無事終わり安堵したようだった。
祭りの後の寂しさを味わいつつアパートに戻った。
彼女はすでに部屋に戻っていた。
「コンサートどこで観てたん?」
「2階席やってん、私のこと見えへんかった?」
彼女はいたずらっぽく答えた。
「物凄いお客さんやったね。音も迫力あったわ。ちょっと音が大きすぎてなんやようわからんかったけど・・・照明もきれいやった。あんたほんま大きく見えたわ」
「ほんまに?」
彼女の言葉が僕は嬉しかった。
「スパッツありがとう。光ってたか?」
「うん、キラキラしてたわ」
彼女が微笑んだ。
少し間があって、彼女は僕を見るでも無くつぶやいた。
「あんたほんま凄いなぁ。
でもな、ステージのあんたは私の知ってるあんたやなかったわ・・・。
なんかなぁ・・あんたがもう私の手の届かへん、遠い所へ行ってもうた気がしてん・・・・。」
「アホやな、何言うてんねん・・・」
そう言うと、彼女の目から涙がこぼれた・・・
更新の時間が上手くとれず恐縮です。
昨日は、マー君と横関敦、ファンキー末吉御大と8月2日3日に横浜でやる僕のソロライブ(詳細はこのブログ左にあるインフォメーション参照)のリハーサルだったのだけど、マー君って本当に素晴らしいベースプレイヤーですなぁ。(今更何を・・・)
マー君の書いた曲、Black wall, Heavy chains, Run for your life,などひさし振りにフルコーラス真剣にやったのだけど滅茶苦茶格好良いんよ~~~~~!!!
意外とファンキーとのグルーブの相性も抜群で、本当に歌っていて気持ちよかった。
それとね・・・ジェットフィンガー横関敦が又凄いのなんのってあんた!
噂では聞いていたけれど、笑ってしまうほどのテクニシャンですね。
僕は幸運なことに、日本の素晴らしいギタープレイヤー達と沢山仕事をしてきました。
勿論皆さん日本のトッププレイヤーばかりなので甲乙つけることは不可能ですが、こと、横関君のロックギターの上手さに関してはガチで群を抜いていますなぁ。
ギターは上手ければ良いのか?と言う究極の話になりますが、横関君ほど上手いとこれはお金を払ってでもその名人芸を観る価値があると思います。
リハーサルでは僕の喉も絶好調でしたわ!
時間があれば是非ライブに来てくださ~~~い!!
:::::::::::::::::::::
1曲目が終わった時、怒涛の歓声を受けますますバンドは火がついた。
間髪いれずに2曲目のStar light(2ndのLoving maid)へ突入。
1曲目とガラッと変わって、この曲はストレートヘッドな8ビートのアップナンバーだ。
ひぐっつあんの日本人離れした8ビートのノリが会場をグイグイと引っ張る。
僕の中でこの曲はスコーピオンズのクラウスマイネのイメージ、すっかりクラウスマイネになりきった。(笑)
当然、お客さんには聴いたことも無い曲だけれど凄まじいノリである。
会場全体が文字通り揺れているのだ。
スコーピオンズ系のアップナンバーがLOUDNESSは本当に得意だ。
ステージの照明も目がくらむほどの煽り方である。
PAからはこれ以上無いヘビーなサウンドが爆裂して、LOUDNESSとお客さんの脳を激しく刺激している。
タッカンの超絶泣きの早弾きソロが会場を圧倒する。
僕はありったけの力で叫び歌いまくった。
このスケールのライブの恐怖感や不安感というものは最早微塵も無い。
僕は完全に「ロックシンガー二井原実」と言う別人格となった。
僕は僕の中にいる偉大な存在と一体となり内から沸きあがる喜び、感動を味わっている。
何かの力で僕がこのステージへと導かれてきたのは間違いない。
2700人のお客さんとこの感動の瞬間を分かちあっている奇跡に震えた。
2曲目の稲妻のようなエンディングと共にステージは暗転になった。
そして次はLOUDNESSのフロントマンとして始めて言葉を吐く瞬間だ。
目の前が再び真っ白になり宙に浮いている感じになった。
僕は後ろのドラム台の水を飲み少し息を整えた。
心を落ち着けようと懸命になった。
(うわ~あかん!!MCやがな!!!どないしよ!!)
たった数秒の休憩を挟んで僕はマイクに向かった。
足元にあるプロデューサが作ってくれたMC用のカンペに目をやったがカンペを読む気にはなれなかった。
会場を振り返った瞬間、強烈なスポットライトが僕を直撃した。
会場から物凄い歓声が沸き起こった。
歓声はアイドル系の黄色い歓声と男性ロックファンの「ウォ~~!!!」が入り混じっていた。
その歓声で「ロックシンガー二井原実」に再び戻った。
同時に全身の血が熱くなった。
僕の中のアホスイッチがONになった。
「Wooo!!!!!&フンギヨェ~~!!!Yeah!!!!!!!!!お前ら~~~~!!!元気きゃい~~?!!!」
すでに物凄い関西弁のニュアンスである。
アースシェイカーのライブでやっていた半分けんか腰MCだ・・・・。
テンションが高いので声のトーンが歌っている時と同じだ。
その上、どうしたことかお客さんを煽る言葉に抑揚がついた。
喋りかけるというより、歌っているのと変わらない。
喋りながら思った。
(あれこの喋り方って忌野清志郎やん・・・・)
この日を境に僕はLOUDNESSでのMCに関して開眼した。
僕のMCの土台が出来上がったと言っても良い。
そしてこの喋り方がどんどん進化し形を整えあの「会いたかったぜ~~~♪」が定着した。
お陰で、当時、このちょっとバカっぽい喋り方がアマチュアヴォーカリストの間で大流行、真似する人が続出した。(笑)
何はともあれ、デビューライブのMCの細部は最早記憶に無いが、お客さんの中には僕の関西弁に若干の違和感と共にとまどいの空気が漂っていて、僕はそれを感じた。
微妙な空気の中なんとかMCをやり過ごしライブは順調に進んだ。
③ High Try ④ Girl ⑤ Open your eyes ⑥To be demon ⑦ Street woman ⑧ 008(
Devil soldier)⑨ Rock the nation ⑩ I’m on fire ⑪ Sexy woman (Anc.)⑫ Lonely player⑬ Rock shock
大盛況の中LOUDNESSの歴史的デビューライブは幕を閉じた。
バンドにとってもお客さんにとっても何もかもが始めてづくしだった。
「二井原君、MC面白かったね。あの路線で完成させよう!」
ライブ後、高潮した表情のプロデューサーがニコニコして言った。
デビューライブ、色々クリアすべき問題点も露呈したけれど、ひとまずはスタッフ一同大きな事故も無く無事終わり安堵したようだった。
祭りの後の寂しさを味わいつつアパートに戻った。
彼女はすでに部屋に戻っていた。
「コンサートどこで観てたん?」
「2階席やってん、私のこと見えへんかった?」
彼女はいたずらっぽく答えた。
「物凄いお客さんやったね。音も迫力あったわ。ちょっと音が大きすぎてなんやようわからんかったけど・・・照明もきれいやった。あんたほんま大きく見えたわ」
「ほんまに?」
彼女の言葉が僕は嬉しかった。
「スパッツありがとう。光ってたか?」
「うん、キラキラしてたわ」
彼女が微笑んだ。
少し間があって、彼女は僕を見るでも無くつぶやいた。
「あんたほんま凄いなぁ。
でもな、ステージのあんたは私の知ってるあんたやなかったわ・・・。
なんかなぁ・・あんたがもう私の手の届かへん、遠い所へ行ってもうた気がしてん・・・・。」
「アホやな、何言うてんねん・・・」
そう言うと、彼女の目から涙がこぼれた・・・
by loudness_ex
| 2008-07-24 09:49





