遂に、「
親切なクムジャさん」を観た。待ち望んだかい充分の内容。私は泣いた!
日本でも頻発する、幼児誘拐殺人という今日的なテーマに加え、本当の復讐と暴力の意味
を深く掘り下げ、さらに何より凄いのがイ・ヨンエの二重人格的表情。
今までの韓流女優がぶっ飛ぶ、「白」と「黒」の「恨(ハン)」の壮絶な演技には、脱帽だった。
映画「オールドボーイ」に顔をそむけた全女性必見の1本! 恐るべき監督パク・チャヌク…。
そんな「クムジャさん」に勇気付けられた私に、武器商人攻略・第2作戦の指令が下った。
①武器商人の実態を、国内で出来る限り探れ!
②来日可能な武器商人(大物でなくとも)を探し、TV番組に露出させろ!
またまた、無茶苦茶なミッション!
ただし、海外取材断念のハンデを背負った私に、もはや拒否権などない。
やらなければ、女房子供が路頭に迷うのだ。(何か、ブログ始めた頃と同じ、トホホ振り出し)
私が焦り始めていたそんな時、武器商人に詳しい人物O氏から連絡が入った。
「暗殺された武器商人のことは、世界中のどこでもニュースにはなっていない。
記事にでもなれば、公に名前を出して、私も語ることが出来るのだが…」
そして、切羽詰まった私に一人の男を紹介してくれるという。
武器商人に何度も接触した経験を持つ現役の傭兵、現在もタイで現役バリバリというT氏。いわば、武器商人から商品を買う側の人。
えらく興味をそそられた私は、すぐにタイへ連絡を取った。
もう酒を飲んでいる場合ではない。中年宣伝マン、酒断ちして任務を遂行いたします。