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ナショナル・トレジャー」の大ヒットで、今や押しも押されぬハリウッドスターとなった
ニコラス・ケイジ。彼の作品の私のベスト3を、今日はまず、勝手に紹介します。
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月の輝く夜に」 ニックの一人の女を愛し続ける凄さに、私も影響を受け、ある女性に長年の想いを告白した。もちろん月の輝く夜に。
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ワイルド・アット・ハート」 ニックの髪の無さと品の悪さが見事だった。イザベラ・ロッセリーニの厚化粧も最高だったな。
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フェイス/オフ」 善玉と悪玉の顔が入れ替わるという斬新な発想。そして、極めつけは、顔はニックのトラボルタが、自分の敵とも言える男の子供を助け出すシーン。名曲「オーバー・ザ・レインボー」が流れる超スローの銃撃戦は、今見ても涙、涙。
そんな、ニックが、堂々と武器商人を演じきる映画「
ロード・オブ・ウォー」。
主人公のモデルだと、私が目をつけた、
ビクトル・パットなる男。
リサーチを続けていく中で、色々なことが分かってきた。
タジキスタン生まれの旧ソ連空軍将校。ここ10年間で、アフガニスタンのタリバンとアルカイダ、リベリアの元独裁者テイラーやりビアのカダフィ大佐などに武器を売りさばき、武器密輸の世界における最大のプレイヤーにのぼりつめた男。 国連の武器禁輸制裁破りの名手として悪名を轟かせてきたという。
正に、ニック演じるユーリー・オルロフと同じじゃないか(禁輸制裁破りなどのシーン満載)
さらに、3年前、彼の右腕がベルギーで逮捕され、武器密輸の実態が暴かれそうになる
危機も、アメリカ当局との結びつきゆえに、逃れられたといわれる男。
これもまた、映画で描かれているシーンと似ている。間違いない!
とはいえ、世界中を股にかけ、住んでるところもわからない武器商人と、どうやって
コンタクトを取ればいいのだ……苦悩、葛藤、ジレンマ……
悩み苦しむ私のバックに流れるのは、なぜか
クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」
「ロード・オブ・ウォー」では、劇中
E・クラプトンの「
コカイン」が使われている。
初めて、武道館のコンサートでクラプトンの姿を観た私は、感動の余り泣き続けていたっけ。
思い出に浸って、箸休め。私には、そんなことをしている時間はない。
とにかく、私一人の力ではダメだ。誰か助けて…。
最後に、このブログに書き込んでくれている皆様へ
43歳の中年宣伝マン、ご返事返す術を知りません。ごめんなさい。
来週には、優秀なスタッフT氏から教わり、必ずや返しますので、ご勘弁を。
それと、明日の日曜日は、小1の娘の一輪車の特訓に付き合わなければならないので
ブログ休みます。