皆さんこんばんわ。
青年宣伝マンです。
ここ2~3日更新せずにスミマセンです。
久々ですしハッスルしてまいります。
集中連載:映画「ロード・オブ・ウォー」宣伝の“ウラ側”!
今回は先日予告いたしました「ポスター篇」を…、の予定をアッサリ変更いたしまして、「タイトル篇」です。おそらく順序としてはタイトルのご説明した上でポスターについて触れた方が、皆様により分かりやすいかと思いますので。押忍。
本作はタイトルが決まるまでもそ~と~スッタモンダいたしました。
たしか1ヶ月~1ヵ月半ぐらいかかったんじゃないでしょうか。
ご存知のとおり本作の原題は「
LORD of WAR」。この
LORDとは統治者、君主、領主、首長、主人、権力者、そして神、などなど。いわば“支配者”的な意味合いですよね。なので「LORD of WAR」とは“戦争を支配する者”であり、そのタイトルそのものが武器商人の影響力の強大さを表しているワケです。
ただ日本人にとって「LORD」はピンと来ませんよね。むしろ「ROAD」だと思っちゃいます。ボクもまさに最初は「ROAD of WAR」=「戦争への道」だと思いましたから。
あっ、いや確かにボクは学(ガク)はないですよ! でもキャバクラで働いたり、風俗で働いたり、ときにはヤクザに雇われながらパチンコ屋のサクラをやったりして泥水すすって生きてきたんですよ!! 放っといてくださいよ!!! 何か問題でもありま…ス、スイマセン、にわかにエキサイトしてしまいました…、押忍。
なのでこのままのタイトルでは当然ダメだというとこがスタートでした。
そこでババーッと邦題案が出されていったワケですが、その方向性は2つ。1つは本作独自のワン・アンド・オンリーの要素である“武器商人”に立脚したモノ。もう1つは本作が大国アメリカの暗部をセンセ-ショナルに描き出している作品だということにニオわせるモノ。
ただ、これいま振り返るとププッと笑えるモノ多数です。
ではイッキにどうそ。
「メイド・イン・アメリカ」
「アメリカン・ゼロ」
「銃弾の行方」
「密売人」
「キング・ウエポン」
「キング・オブ・ウエポン」
「バトル・キング」
「バレット・キング」
「ウエポン・キング」
「銃弾の王」
「戦争商売」
「ビジネス・オブ・アメリカ」
「アメリカン・ビジネス」
「アメリカン・ウォー・ビジネス」
「アメリカン・WAR・ビジネス」
「シークレット・ビジネス」
「ブラック・ビジネス」
「密売人ユーリ」
「武器商人ユーリ・オルロフ」
「戦場のビジネスマン」
「バレット・セール」
「バレット・ビジネス」
ど、ど、どーですか、これら! どこかで聞いた事のあるようなモノ、恥ずかしくて口にしただけで赤面してしまうもの、そしてむしろ原題より分かりづらくなってるモノなどなど、それはそれはいろいろですね。
ボク的に見た瞬間にシビれたのは「戦争商売」。これは宣伝プロデューサーのI・M氏の案なんですが、もはや爆笑とともに、そのコク深い感性に感服してしまいました。
で、ひとまずこの中から残った候補が以下の5案です。
「アメリカン・ビジネス」
「アメリカン・ウォー・ビジネス」
「アメリカン・WAR・ビジネス」
「戦場のビジネスマン」
「武器商人ユーリ・オルロフ」
世界一の武器輸出大国アメリカの実態をさらけ出しているという観点から「アメリカン・ビジネス」「アメリカン・ウォー・ビジネス」「アメリカン・WAR・ビジネス」、そこから武器商人という職業にフォーカスした「戦場のビジネスマン」、さらにそれを生業とする“人間”に焦点を寄せた「武器商人ユーリ・オルロフ」。
ここまで絞られた段で、ポスタービジュアルのラフ案も出して、実際にハメ込んでいってみようとなったわけですが、ここからが果てしない喧々諤々の始まりとなるワケですが…、それはまた次回に(もったぶるのではなくホントに長い道のりですので)。
※ちなみに本ブログに掲載しているイラストは前述の宣伝プロデューサーI・M氏によるものです。これまで皆様に頂いたメールでも、このイラストを楽しみにブログを見にきてくれてる方々もたくさんいるんですよね。
「ロード・オブ・ウォー」の上映劇場に掲出されている赤いキャンペーンポスターにも、I・M氏のイラストが入っておりますので、見てみてください。
あっ、いま思い出しましたが今日から3連休ですね! まだ本作をご覧になられていない方は、ゼヒゼヒ映画館へ足をお運びください。宜しくお願いたします!
■お近くの劇場検索はコチラ:
http://www.excite.co.jp/cinema/sch/movie?id=mo3908
■「ロード・オブ・ウォー」公式HPはコチラ!:
http://www.lord-of-war.jp/index2.html