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4月15日(日)山田町中央公民館 「いざ起て!岩手人」
カキの養殖で有名な岩手県山田町は、3.11の東日本大震災で甚大な被害を受けてしまいました。六男では、4月15日に総勢69名で、被災者の皆さんのために応援の歌を歌って来ました。
早朝の新幹線で盛岡まで行き、そこからバスで3時間ほどかけて山田町へ向かったのですが、途中、太平洋沿岸の宮古市に出たあたりからの風景は酷いもので、改めて被害の大きさを再認識させられました。

当日の会場であった中央公民館は高台にあるため、建物はそのまま残っているのですが、その高台から見る沿岸部の風景は、一面の更地の上に建物の土台だけがむき出しになって残っている感じで、終戦後の焼け野原を想像させるようなものでした。そして、地元の方に、これは建物の上の部分が全部流されてしまったということでしょうか?と聞くと、そのあたりは、すべて火災によって焼けおちてしまったとのことでした。津波による水害だけではなく、そんな被害もあったとは全然知りませんでした。

さて、その高台に残った中央公民館での公演ですが、我々が開演の1時間くらい前に到着すると、すでに入口には長蛇の列が出来ていて驚きました。さらに後から副町長さんから聞いた話では、当日のチケットは(もちろん無料ですが)、売り出し30分で無くなってしまったとのことでした。

演奏会は、地元の盛岡メンネルコール、松園シルバーダックスの方々との共演でしたが、我々は、ファウストの兵士の合唱、緑の森よ、手に手を取り合い、ウボイ、からたちの花、希望海、天涯の8番という7曲を歌い、共演の方々とは、アンコールとして「いざ起て戦人よ」と「ふるさと」の2曲を一緒に歌いました。いずれの曲も被災された方々の魂のために心を込めて歌ったため、最後の方は感極まってしまい、歌いながら涙が出てきてしまいました。会場でも涙を流していらっしゃる方がたくさんいらっしゃって、本当に来て良かったと思いました。
by hikari-kozuki | 2012-04-27 12:34 | Concert | Comments(0)
4月13日(金)東京カテドラル JCDA主催「イエスの生涯」
JCDAとは、Japan Choral Directors Associationの略で、日本合唱指揮者協会のことです。合唱指揮のスペシャリストの方々による団体ですが、「教会シリーズ」というコンサートを10年以上前から定期的に開いてきましたが、開催時期によって季節季節のキリスト教のテーマを持った合唱曲による演奏会という珍しいものです。今回はそのシリーズの10回目ということで、イエスの生涯を時代順にたどることを目的として、「イエスの生涯」というタイトルでした。

まず驚いたのは、出演した6つの合唱団、すべてが抜群に上手なことです。東京カテドラルは、六男でも毎年お世話になっているので、響き方は十分知っていますが、ワンワンと響き過ぎるので、上手いか下手なのかも良く分からないことがあります。しかし、今回出演した合唱団の方々は、このような会場に慣れていることもあるのかも知れませんが、響きがクリアーで、ハーモニーも実に美しいのです。1つ1つ紹介したいくらいですが、ここでは名前だけを列記しておきます。

ENSENBLE PLEIADE(男声合唱団)
アンサンブル リモーネ(女声合唱団)
混声合唱団 鈴優会(混声合唱団)
N.F.レディースシンガーズ&東京トルヴェール(女声合唱団)
Collegium Cantorum YOKOHAMA(混声合唱団)
Combinir di Corista(混声合唱団)

ほとんどがアマチュアの音楽愛好家たちによる合唱団だと思われますが、響きの統一感や純度の高いハーモニーはプロの合唱団よりも上かも知れません。改めて日本の合唱のレヴェルの高さを認識させられました。また、このコンサートには弊社も後援企業として、広告を出させて頂きました。
by hikari-kozuki | 2012-04-26 17:10 | Concert | Comments(0)
4月7日(土)浜離宮朝日ホール「和谷泰扶ハーモニカ・トリオ」
ようやく現在に追いついてきましたので、これから1つずつ行きます。

このコンサートは、日本楽劇協会主催のコンサートでした。
和谷泰扶のハーモニカは、以前にも申し上げましたが、まさに名人芸で、1度でもその音色と音楽性、そしてその超絶技巧を聞いた人は、ハーモニカという楽器の概念が覆されることでしょう。それほど素晴らしいハーモニカ奏者です。
今までは、彼のソロが多かったのですが、今回はぐっと趣向が変わり、チェロ、ピアノとのトリオによるコンサートとなりました。

曲目は、まずモーツァルトのトリオ。これは、「ホルン五重奏曲K.407」を原曲とし、ホルンパートをハーモニカが、ヴァイオリン、ヴィオラ×2、チェロのパートをチェロとピアノが担うという形で演奏されました。次はフランスのバロック作曲家マラン・マレの「ラ・フォリア」。このメロディーはコレッリやヴィヴァルディの曲でも有名です。そしてシューマンのファンタジーステュック作品73。この曲はピアノと3種類の楽器(クラリネット、ヴァイオリン、チェロ)との組み合わせで演奏される曲で、それをハーモニカで弾いたのですが、素晴らしい演奏でした。そして後半の最初に演奏されたのが、ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」。もともといろいろなヴァージョンがある曲ですが、主にピアノのソロパートをハーモニカが担当していました。冒頭の有名なクラリネットのグリッサンドに始まり、ハーモニカという楽器の限界に挑戦したような凄まじいアンサンブルでした。
それから山田耕作の作品から3曲、さらにはピアソラのタンゴから3曲。

そうそう、チェロは菊地知也、ピアノは荒尾岳児ですが、2人とも素晴らしいテクニックにアンサンブルの技術の高さを見せてくれました。
by hikari-kozuki | 2012-04-19 18:19 | Concert | Comments(0)
2012年3月
毎日真面目に書いています。

3月2日(金)中目黒GTプラザホール「花・春の訪れ コンサート」
 ピアノ2台のコンサートにアートのパフォーマンスを実演して見せるというコンサートでした。アートの実演もなかなか面白いものではありましたが、普通のコンサートに慣れている私にとっては、やはりどうしても気が散ってしまう感じになってしまいます。しかし、クラシックのコンサートもいつも同じやり方ばかりではなく、変化を求めていろいろな可能性を探すのは非常に大切なことと思います。曲に合わせて実際のパフォーマンスを見せるのではなく、曲のイメージにあった絵などをスライドで見せていく、というようなやり方だったら音楽の邪魔にはならないと思いますが、どうでしょうか?なお、このコンサートには青山女声合唱団の前のピアニスト、小森光紗さんが出演されたので、青女のメンバーと一緒に応援に行きました。演奏は良かったと思いますが、曲によって完成度がだいぶ異なるのがちょっと気になりました。

3月17日(土)東部フレンドホール オペラ「ルチア」「愛の妙薬」
 1月の「ボエーム」の時にも書きましたが、これも江東オペラの公演で、江東オペラハイライトシリーズ第8回というものでした。タイトルは”ドニゼッティの悲劇と喜劇”。まさにドニゼッティのオペラの中でも悲劇と喜劇を代表するようなオペラです。この2本が同時に上演するのはちょっと考えられませんが、ハイライトということで、すべてのキャストを換えての上演でした。私は「ルチア」の方しか見なかったのですが、「ボエーム」のマルチェッロの山口邦明がエンリーコ、ロドルフォの土師雅人がエドガルドで、役どころは友人から敵同士に変わりましたが、なかなか良いコンビです。山口邦明はボエームの時にも褒めましたが、このエンリーコ役はさらに良かったと思います。あまり深いポジションに下げ過ぎず、ベルカントオペラの節度を守りながら淡々と美声を聞かせるやり方は大成功だったかも知れません。
「愛の妙薬」の方はちょっとしか聞いていませんが、アディーナの栗林瑛利子は、良く鳴る美声を響かせていました。今度はちゃんと聞いてみたいと思います。

3月23日(金)日暮里サニーホール 「愛の妙薬」
 これは荒川オペラシリーズの一環で、私も何度か行ったことがあります。荒川にしても江東にしても行政の理解が大きいのでしょうが、下町方面は頑張っているようですね。何にしても定期的にオペラが上演されるということは、オペラ歌手にとっても1番大切なことです。世知辛い世の中ですが、ぜひこれからも頑張って欲しいものです。この公演も友人の笹倉直也がドゥルカマーラ役で出演しました。彼の声はベルコーレ・タイプだと思っていましたが、ドゥルカマーラもなかなか良かったと思います。早口のアリアも頑張っていました!
by hikari-kozuki | 2012-04-18 15:19 | Opera&Concert | Comments(0)
2012年2月
実はこの原稿、PCの操作を誤って、2度も消してしまったのです。すっかりめげてしまったのですが、頑張って3度目に挑戦です。

2月3日(金)北とぴあさくらホール「西本智実&ロイヤルメトロポリタン管」
 ロイヤルチェンバーオーケストラを母体とするこのロイヤルメトロポリタン管弦楽団は、編成の大きな曲を演奏するために作られたオケです。いろいろなところで活動していますが、西本智実とは相性が良く、毎年のように演奏旅行を行っています。当日のプログラムは、まずショパンの小品を集めてオーケストレーションしたバレエ「ラ・シルフィード」から抜粋。この曲はロシアではショピニアーナと言われて親しまれています。次にショパンのピアノ協奏曲第1番。ソリストはイケメンピアニストの近藤嘉宏でした。メインはベートーヴェンの交響曲第7番、ベトシチ。演奏内容に関しては、本番が全席完売でGPしか見られなかったため、書くことが出来ませんが、さすが西本さん、凄い人気です。

2月5日(日)文京シビック大ホール「リヒトクライス第18回演奏会」
 リヒトクライスとは、六男等でもお世話になっている小野敏夫さんが代表を務め、鈴木茂明さんが指導する合唱団が一堂に集まって定期的に演奏会をしている合唱団ですが、最大の特徴は、高田三郎の作品だけを演奏するということです。当日のプログラムは、「雛の春秋」「心の四季」「待降節と降誕節の典礼聖歌」「争いと平和」というもの。ほとんどのメンバーがほとんどの曲を暗譜で歌っているので、完成度は非常に高く、発声も揃っていて、いつも感心させられています。当日もとても良かったのですが、小野さんが所要で出られなかったため残念でした。

2月8日(水)渋谷区文化総合センター大和田さくらホール バロック・オペラ「プラテー」
 フランスのバロックオペラ作曲家ラモーの「プラテー」は、日本では滅多に上演されることはありませんが、なかなかの名作として知られています。この公演は、ジョイ・バレエストゥーディオ主催の公演で、バレエとオペラを一体化させたような公演でした。古楽器のオーケストラによる392Hzというヴェルサイユ・ピッチ採用されたり、かなり本格的な公演となりました。ジュピテル役の麻野玄蔵君から誘われていったのですが、かなり演技もさせられて大変そうでしたが、若いキャストの皆さん、頑張っていたと思います。特にプラテー役の武井基治君の印象は強烈でした。声も演技も。きっとこの公演は彼があっての公演だったのでしょう。日本の若い歌手でもいろいろな個性の人が出て来て素晴らしいことだと思います。

2月11日(土)大泉学園ゆめりあホール 「フィガロの結婚」
 友人のバリトン歌手笹倉直也君から誘われて行ったのですが、次の演奏会があったので、3幕の始めまでしか見ることが出来ませんでした。後から聞いた話ですが、ほとんどのキャストが素人だったそうで、びっくりしました。声的には素人さんかな?と思う人もいましたが、皆さん、伸び伸びと演技していて、とても良かったと思います。なおこの公演を主催するミューズ・アンサンブルの代表の景山裕美さんは、大学時代の同級生で、同じ卓球部でマネージャーをしてもらっていた方です。彼女は伯爵夫人を歌ったのですが、いつまでも若々しくて感動しました。

2月11日(土)横浜みなとみらいホール「東京海上フィルハーモニックオーケストラ定期演奏会」
 名前の通り東京海上日動のオーケストラですが、180名の団員を抱える大きな楽団です。プログラムは、ホルストの「惑星」から”木星”。チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」、ドヴォルザークの「交響曲第9番”新世界より”」という非常にオーソドックスなナンバーでした。あの大きなみなとみらい大ホールが満席だったので驚きましたが、演奏もかなり本格的でした。指揮は、高橋敦、ヴァイオリン・ソロは磯絵里子。プログラムに曲目ごとに舞台が地図になっていて、誰がどこにいるか一目瞭然で、しかも楽器の写真まで載っているので、初めてクラシックのコンサートを見る人にとっては、とても親切で良かったと思います。
by hikari-kozuki | 2012-04-17 13:10 | Opera&Concert | Comments(0)
2012年1月続き
昨日は1月のオペラを1つ書き残してしまいましたので、今日はそれを。

1月29日(日)江東区文化センター大ホール 江東オペラ「ラ・ボエーム」
 この江東オペラのシリーズも最近はかなり行くようになりましたが、年に3回も4回もオペラを上演するというのは素晴らしいことです。私が行くようになったのはバリトンの山口邦明が出るようになってからですが、当日もマルチェッロを歌うということで、東陽町まで出かけていきました。この役はアリアこそないものの、2重唱、4重唱で聞かせるところも多く、バリトンにとってはなかなか美味しい役と言えます。彼にしては割と軽めに当てていたような気がしますが、素晴らしい声で響いていました。ぜひ二期会の本公演でも聞いてみたいものですが、二期会の関係者の方々、ぜひ如何でしょうか?イタリアの本物の声を求め続けてきた彼ですが、今が脂が乗って最高の時期だと思いますよ! 
 ロドルフォは江東オペラ代表の土師雅人。リリコ・レッジェーロのロドルフォ役は彼の声にぴったりですし、アクートがとても強いので、上のCの音も良かったと思います。あとはミミに沖山周子、ムゼッタに高山由美、ショナールに東原貞彦、ショナールに飯田裕之というメンバー。声的にも演技的にも粒が揃った公演だったと思います。

この江東オペラは3月にもルチアがありましたので、それも後日書きます。 
by hikari-kozuki | 2012-04-13 17:54 | Opera | Comments(0)
2012年1月
真面目に書いていますよ!

1月11日(水)池袋あうろすぽっと「Ken Katayamaチャリティーコンサート」
 サブタイトルとして”1000人の祈りプロジェクト”と名付けられたコンサートで、東日本大震災の被災者の方々へのチャリティーコンサートでした。Ken Katayamaとは、大学時代の先輩のテノール歌手片山賢吉郎氏のことですが、彼から直接依頼を受け、このコンサートに参加することにしました。また私が指導をしている青山女声合唱団の有志のメンバーにも一緒に参加してもらいました。彼が作曲した「祈り」という曲を歌ったのですが、多くの児童合唱団のメンバーも参加し、コンサートは非常に盛り上がりました。なお、2月21日(土)には東洋英和女学院の大講堂で同曲のレコーディングも行われ、5月くらいには発売される予定です。

1月14日(土)武蔵野音大ベートーヴェンホール「ヘンゼルとグレーテル」(フンパーディンク作曲)
 このオペラは、武蔵野音大の付属江古田音楽教室主催の公演で出演の歌手たちだけでなく、合唱、オケ、練習ピアノまで、すべて生徒たちが手作りで舞台を造り上げるというものです。演出は往年の名プリマドンナ大谷冽子先生で、もう90歳を超えているはずですが、まだまだお元気な様子でした。指揮は、大学の指揮科の淳教授の前田淳で、彼は大学時代、ホルン専攻で私の同級生でした。オペラそのものの完成度も高く、びっくりさせられましたが、子供たちが舞台狭しと飛び跳ねる様子は非常に微笑ましいものでした。私事で恐縮ですが、私の9歳と4歳の娘も同校の音楽教室に通っているので、一緒に見たのですが、最後まで静かにしていたので、子供にとっても面白かったようです。上の子は何度か演奏会にも連れていっていますが、下の子は実質的なコンサートのデビューとなりました。

1月22日(日)杉並公会堂大ホール「☆の王子さま定期演奏会」
 このオーケストラや、筑波大の付属高校の卒業生が中心になって発足したアマチュアのオーケストラで、曲目はメンデルスゾーンの「美しいメルジーネの物語」と「交響曲第2番”讃歌”」でした。”讃歌”の合唱団は、「合唱団☆の王子さま」で、こちらは早稲田大の混声合唱団とOBが中心になって編成されたものです。さすがに大学生が中心なので、オケも合唱も若々しく、非常に好感が持てました。特に合唱団の方は、やはり若い人たちの声は、声の張りが違うな!と痛感させられました。そんな中、私の友人の大竹茂好氏、正木豪氏は、飛び抜けておじさんなのにテノールのメンバーとして、この合唱団に参加し、一生懸命歌っていました。

1月28日(土)文京シビックホール大ホール「ロイヤルチェンバーオーケストラ定演”大ミサ曲”」
 大ミサ曲とは、言うまでもなく、”ハ短調(c-moll)”ミサのことですが、モーツァルトの宗教音楽の中でも”レクイエム(k.626)”と並び重要な作品です。合唱は、NAOコーラスグループ。弊社の大切なお客様でもある合唱指導者の近藤直子先生が教えるいくつかの合唱団による合同合唱団でした。指揮は音楽監督の堤俊作、ソリストは、澤江衣里、小泉詠子、古橋郷平、井口達。澤江、古橋、井口の3名は最近のロイヤルの定演でもお馴染みですが、初めて出演してもらったメッツォ・ソプラノの小泉詠子の張りがあって伸びのある声に驚かされました。
演奏の方は、手前味噌で恐縮ですが、とても良かったと思います。また、いつものようにこのプログラムノーツも私が執筆しました。 
by hikari-kozuki | 2012-04-12 17:07 | Opera&Concert | Comments(0)
2011年12月
12月4日(日)東京文化会館大ホール「新都民合唱団第74回定期演奏会”マタイ受難曲”」
 旧東京都民合唱団から名前を変えた新都民合唱団の定演は、J.S.バッハの大曲「マタイ受難曲」への挑戦でした。この曲は、1727年にライプツィヒのトーマス教会で初演されましたが、長い間忘れ去られていた作品をメンデルスゾーンが再発見し、100年ぶりに復活上演しました。しかし、そのことは、単にこの曲の復活上演と言うだけでなく、バッハという偉大な作曲家の再評価に繋がって行ったのです。休憩なしで3時間かかるという超大曲なので、アマチュアの合唱団が簡単に手を出せるような作品ではありませんが、完成度は高く、良く歌っていたと思います。

12月18日(日)紀尾井ホール 「東誠三ピアノリサイタル」
 この演奏会は、日本楽劇協会の主催でしたが、同協会の山田理事長が東誠三を高く評価しているため、私も彼の本当に素晴らしいピアノを何度も聞くことが出来、嬉しい限りです。当日のプログラムは、リスト生誕200周年ということで、オールリストでした。しかし、単にリストの作品というだけでなく、大曲のピアノ・ソナタを始め、巡礼の年等、メフィストワルツ等、難曲ばかりが並んでいましたが、彼の非常に高い音楽性や完璧なテクニックを再認識することとなりました。

12月20日(火)日比谷公会堂 「ロイヤルチェンバーオーケストラ・ベートーヴェン交響曲第9番」
 この演奏会は、合唱指揮の藤原規生が指導しているいくつかの合唱団を中心に、特別に編成された合唱団でしたが、良く声は出ていたと思います。この公演には私はまったく関わりませんでしたが、プログラム・ノーツだけを書きました。

12月25日(日)彩の国さいたま芸術劇場大ホール 埼玉オペラ協会「シンデレラ」(マスネ作曲)
 マスネと言えば、「マノン」「ウェルテル」「タイス」などのオペラで知られていますが、この「シンデレラ」もなかなかの名作です。ヨーロッパでは、「シンデレラ」のフランス語である「サンドリオン」と呼ばれることが多いですが、ストーリーは全世界の人が良く知る「シンデレラ」の話です。
当日のオペラに関しては、実は自宅を出る直前、車のバッテリーが上がってしまっていることが分かり、JAFを呼んだりして、1幕は見ることができず、2幕だけしか見ていないので、あまり詳しくは言えません。しかし、埼玉オペラ協会には会長の池本和憲を含めて友人が大勢いますので、パンフレットに弊社の広告も出させて頂きました。
by hikari-kozuki | 2012-04-11 14:18 | Opera&Concert | Comments(0)
2011年11月
続きです。

11月3日(目)渋谷・聖ヶ丘教会 オペラ「かぐや姫」
作曲家の平井英明が「3世代で楽しめる日本語のオペラ」を書こうと思い立ち、誰もが知る「かぐや姫」に題材を求め、自ら台本を書き、作った作品がこの「かぐや姫」です。当日は指揮者でもある作曲者本人が指揮を振りました。音楽は日本人にも外国人にも親しみやすく、覚えやすく印象深い旋律、正統派で美しいハーモニーで構成されています。プリマドンナのかぐや姫が体調不良でキャストチェンジになってしまいましたが、豊島雄一、布施雅也ら実力派の歌手たちがオペラを引き締め、公家役の晴雅彦は独特のコミカルな演技で舞台を盛り上げていました。

この作品は、今年の夏、ザルツブルク音楽祭の期間中、モーツァルテウムと隣町のアニフで上演される予定ですが、弊社で旅行を主催しております。合唱団員等、出演者をまだまだ募集中ですので、ご興味のある方はぜひ!詳しくは以下をご参照ください。
http://www.lattesa.co.jp/performance-tour.php?id=82

11月4日(金)めぐろパーシモンホール大ホール「テノールの響宴」
テノールの五十嵐喜芳と藤原歌劇団のテノールたちが繰り広げる饗宴ならぬ響宴も今回で第6回だったのだが、9月23日に五十嵐喜芳が急逝してしまったため、五十嵐喜芳先生を偲ぶコンサートとなってしまった。MCは、故人のお嬢さんの五十嵐麻利江。実力派のテノールたちが何の制約もなく、自分の好きな歌を好きなように歌う会でしたので、ハチャメチャな構成でしたが、テノールの魅力は十分に伝わり、故人も草葉の陰で笑っていたことでしょう。

11月8日(火)サントリーホール「ありがとうチャリティーコンサート」
東日本大震災の後、数多くのチャリティーコンサートが開かれ、私もたくさん行きました。それにしても2011年という年は、3月11日以降、数多くの演奏会が中止になり、音楽家にとって苦難の1年となりました。そして、音楽ファンにとっても数多くのアーティストたちが来日を中止してしまい、がっかりな1年になってしまいました。東北地方の被災地の人々が早く日常を取り戻し、2012年が明るく前向きな1年になるよう、私も微力ながら頑張ります。
このコンサートは、N響、東京芸大、桐朋音大の有志たちによるスペシャル編成のオーケストラに、被災地からのブラスバンドや合唱団が加わり、賑やかな演奏会となりました。

11月11日(金)同仁キリスト教会「ペルゴレージからモーツァルトへ」
サブタイトルは、~絃楽器と共に歌う教会音楽の夕べ~というものでした。
当夜は、ペルゴレージの”スタバト・マーテル”全曲とヘンデルの”メサイヤ”からの抜粋とモーツァルトのアリアが演奏され、友人の笹倉直也がバリトンとしてメサイヤを歌いました。

11月12日(土)日生劇場オペラ「夕鶴」
「夕鶴」は、説明する必要もなく、木下順二の戯曲を團伊玖磨がオペラにしたものですが、今もって日本オペラを代表する作品として君臨しています。指揮は、下野竜也。つうに針生美智子、余ひょうに大槻孝志、運ずと惣どに原田圭と藤澤眞理というこの役を得意とする実力派の歌手たちが集められたため、見ていて非常に安心出来る好演となりました。なお、この舞台の演出は、鈴木敬介でしたが、彼も今年の8月22日に逝去してしまったため、このオペラは追悼公演となってしまいました。今年は特に多くの芸術家の方が亡くなってしまったのではないでしょうか。

11月23日(水)紀尾井ホール「メサイア」全曲
この会は、東洋英和の同窓生たちによって構成された”メサイアを歌う会”によって毎年演奏されるコンサートです。私も足を運ぶのは2回目でしたが、さすがに毎年のライフワークとされている方々のコンサートで、安定感は抜群です。今年は指導者の辻秀幸がテノールのソリストに廻り、指揮はバロックのスペシャリスト、田崎瑞博が務めました。

11月29日(火)ジュネーヴ・ヴィクトリアホール「六本木男声合唱団倶楽部記念コンサート」
このコンサートは、赤十字本部のあるジュネーヴで行われた大会のスペシャルゲストとして我々六本木男声合唱団が呼ばれ、ヴィクトリア・ホールで歌わせてもらったものです。もちろん、世界赤十字社の社長が六男の団員の近衛さんだから呼ばれたのです。しかも、オケはかのスイス・ロマンドのメンバー有志によるスペシャルなもの。こんな贅沢なことが許されるのでしょうか。曲は去年、一昨日とサントリーホールで歌った三枝成彰作曲の「ラスト・メッセージ」。もちろん大成功に終わりました。すべての関係者に感謝します。本当にありがとうございました。
by hikari-kozuki | 2012-04-10 18:28 | Opera&Concert | Comments(0)
2011年10月
10月4日(火)スイス・ジュネーヴ ヴィクトリアホール
「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」演奏会
指揮:クリスティアン・バスケス
演目:ショスタコーヴィチ作曲「祝典序曲」
   チャイコフスキー作曲「ヴァイオリン協奏曲」
   ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第12番」
11月29日にヴィクトリア・ホール行われる予定だった「六本木男声合唱団」の演奏旅行の打合せで、三枝団長、倉田女史と一緒にヴィクトリア・ホール、赤十字本社等を訪ねました。その時に、ちょうどシモン・ボリバルのユースオケがジュネーヴに来ていて、しかも我々が演奏するヴィクトリア・ホールで演奏会をすると知り、見てきました。以前、このブログでも書きましたが、ベネズエラが国を挙げて取り組んでいる「エル・システマ」の象徴のようなオケです。
指揮のバスケスは、ドゥダメルの弟分とも呼ぶべき俊英で、まだ27歳という若さですが、切れのある指揮ぶりでオケを見事に統率していました。しかし、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のソロを弾いたアンヘリカ・オリボは、テクニックはあるものの音楽の作り方が少し雑な感じがしました。

10月8日(土)サントリーホール・ブルーローズ「被災地の若きアーティスト支援チャリティーコンサート」
蟹瀬令子さん主宰の「さくら芸術文化応援団」のコンサートで、「きっと、さくら咲く。」というテーマの写真や詩を募集し、その入賞発表会でした。その中で、歌詞・優秀賞となった「さくらラララ咲いたね」という曲を、六男有志のメンバーと一緒に歌ってきました。

10月14日(金)東京オペラシティ大ホール「ベルリン放送交響楽団」演奏会
指揮:マレク・ヤノフスキ
演目:ブラームス作曲「交響曲第3番」「交響曲第4番」
現在、ベルリン放送響とスイス・ロマンドの音楽監督を務めるヤノフスキーは、ドイツものを中心にオペラ、コンサートの両方で活躍を続けている指揮者です。当夜は、ブラームスの交響曲を2曲という珍しいプログラムでしたが、いかにもドイツのオケらしく重厚で安定感のある演奏でした。

10月15日(土)津田ホール「経種廉彦テノール・リサイタル」
二期会ゴールデンコンサートのシリーズでした。前半は日本の歌で山田幸作の曲を中心としたプログラム。後半はトスティ歌曲による「ある若者の恋の物語」というもので、トスティの有名な歌曲を繋げていって1つのストーリーにするという経種廉彦本人に構成・台本を書いたオリジナル。セリフも含めて暗譜はさぞ大変だったと思いますが、見事歌い切りました。

10月16日(日)渋谷区文化総合センター大和田さくらホール「南風野香フラメンコスタジオ発表会」
友人の遠藤佳子さんが出演するということで行きました。フラメンコは、スペインでしか見たことがありませんでしたが、日本にこんなにフラメンコを踊る人たちがいるなんて驚きました。

10月17日(月)上野学園石橋メモリアルホール「横山幸雄ショパンピアノ独奏曲全曲演奏会」
9月の時に説明しましたが、プレイエルによるショパンの独奏曲全曲演奏会で、全12回の最終回がこの日でした。前半は、晩年のマズルカ、後半は幻想ポロネーズ、ワルツ、ノクターン、舟歌など聴きごたえのある内容でした。
by hikari-kozuki | 2012-04-09 14:56 | Opera&Concert | Comments(0)






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