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7月24日(日)第一生命ホール「ロイヤルチェンバーオーケストラ定期演奏会」
当日のコンサートは、第79回の定期演奏会でしたが、編成は小さめでちょっと渋めのプログラムによる定期演奏会になりました。そしてゲストはチェロの林峰男。堤マエストロの桐朋の同級生で、今もとても親しくされているようですが、スイスに住んでいらっしゃって主にヨーロッパで活躍していらっしゃいます。

さて当日のプログラムは、
シュターミッツ作曲「シンフォニア・パストラーレ ニ長調」作品4-2
クープラン作曲「チェロと弦楽合奏のための演奏会用小品集」
ハイドン「チェロ協奏曲第1番 ハ長調」
シューベルト作曲「交響曲第5番」
というなかなか玄人好みするような渋いプログラムになりました。

演奏は林さんのソロはもちろんのこと、まとまりのある好演だったと思います。また、マエストロが得意とするハイドンとその近辺の作曲家が多かったために、メンバーたちも手慣れたもので、安定感がありました。
また、この日のプログラムのプログラムノーツも私が書きました。

さて次はいよいよ9月11日(日)のモーツァルトの「レクイエム」です。NYの同時テロからちょうど10年の日にモーツァルトのレクイエム」とは意義深いコンサートになりそうです。昨年秋にメンデルスゾーンの「讃歌」を歌った時の合唱団のメンバーを中心に、RCO(ロイヤルチェンバーオーケストラ)合唱団を組織し、この日のために練習を重ねてまいりました。興味のある方は、晴海の第一生命ホールで15時開演ですので、ぜひ足をお運びください!私もバスパートの1員として合唱を歌う予定です。また、「レクイエム」の前プロで、三枝成彰の「震災のためのRequiem」も演奏する予定です。
by hikari-kozuki | 2011-07-28 17:31 | Concert | Comments(1)
7月23日(土)津田ホール「夢遊病の女」
津田ホールでオペラ?最初に聞いた時に驚きましたが、演奏会形式で伴奏はピアノと聞き、納得しました。舞台の後方に30名ちょっとで2列の合唱団、上手奥にピアノ、上手手前に指揮者、そして、舞台前方に6名のソリストたちと譜面台という並びでした。そして驚いたのは、舞台後方の反響板の中央部に映し出された字幕です。スクリーンなどはまったくなく、普通の備え付けの反響板に見えるところに字幕が映し出されるのですが、非常に読みやすく、クリアーでキレイなのです。プロジェクターから投影されていると思いますが、あんなにキレイならスクリーンは要らないかも知れません。

さて「夢遊病の女」ですが、ベッリーニの作品の中では圧倒的に「ノルマ」が有名で上演回数も多いでしょう。「カプレーティとモンテッキ」「清教徒」「テンダのベアトリーチェ」などと並び時々上演される、というのがこの「夢遊病の女」です。ストーリーは主役の夢遊病の娘が眠ったまま細い橋を渡るという荒唐無稽にもほどがある内容ですが、スイスを舞台とした牧歌劇です。音楽は素晴らしいのですが、アミーナとリーザという2人の卓越した技術を持つコロラトゥーラ・ソプラノが必要なのと、エルヴィーノというハイCの上の超高音が必要となるテノールがいないとオペラにならないので、なかなか上演回数に恵まれないのでしょう。しかし、アリアや合唱などの旋律の美しさはベッリーニのオペラの中でも特筆すべきオペラと言えます。
私もこのオペラを見るのは2003年のウィーン国立歌劇場以来のような気がします。この時はとにかくステファニア・ボンファデッリが全盛期で、完璧なテクニックに容姿の美しさで1人で観客を魅了していました。最近はまったく彼女の話を聞かなくなってしまいましたが、どうしたのでしょうか。音声障害になってしまったのは知っていますが、そのあと復活したはずだったのですが。やはりコロラトゥーラは難しいのですね。グルベローヴァやデヴィアは特別の中の特別なのでしょう。

さて、話がすっかり横に逸れてしまいました。当日のキャストは、主役のアミーナに平井香織、ライヴァルのリーザに村瀬美和、エルヴィーノの青柳明、ロドルフォにバリトンの折河宏治というメンバー。不勉強で申し訳ありませんが、ほとんど見たことがないメンバーながら、まず平井香織さんは素晴らしいソプラノでした。コロラトゥーラにしては少し太く当てすぎかな?という箇所もありましたが、アジリタのテクニック、高音から中低音域までムラのない声、音量的にも申し分ない立派な声でした。プログラムのプロフィールを見るとR.シュトラウスやワグナーを多く歌っているようですが、ベルカント・オペラも十分に行ける感じでしたが。今度はもう少し大きなホールでコンサート形式ではないちゃんとした演技付きのオペラを見てみたいものです。
テノールの青柳明さんはある意味で驚愕させられました。まず良い面は、とにかく上が強く、ハイCよりも上の音でもさほどムリなく出すことが出来ます。レッジェーロのテノールにしては音量も十分で、最後の方でもまだまだ大丈夫そうでしたので、発声も悪くないのかも知れません。しかし、あまりに棒声で、抑揚がなく、浅いポジションでアペルトに当たりすぎている感じです。あと、曲の最初のフレーズのところの音程が悪く、いつもふらついてしまうのはなぜでしょうか?きっと持っている素質は大きいのだと思いますが、あの歌い方では素人にも素人くさく見えてしまうと思います。
by hikari-kozuki | 2011-07-26 17:45 | Opera | Comments(0)
なでしこジャパンW-Cup優勝おめでとう!
日本時間の月曜日の早朝にW-Cupドイツ大会の決勝が行われ、日本が1度も勝ったことのないアメリカにPK戦で勝ち、みごと優勝を飾りました。あらゆるマスコミがこれ一色なので、もう知らない人はいないでしょう。

私もライブ中継で見ていましたが、2度先行されながら追いつき、勝った瞬間は歓喜の雄たけびをあげました!そして、キャプテンの沢選手が大会NVPと得点王に輝き、名前を永久のものにしました。

まさに歴史的な快挙で、口を挟む余地のないあっぱれな勝利と選手たちのパフォーマンスでした。ただ、単純に男子のW-Cupと比べることはできませんし、ましてや他のスポーツと比べるのもナンセンスです。この大勝利を単純に喜びましょう!

それから、女子サッカーをサポートしている企業も今は良いでしょうが、これからも継続的に応援、サポートして欲しいものです。マスコミもすぐに飽きてしまうのが日本のマスコミの特徴なので、これからもずっと女子サッカーを取り上げて欲しいものです。

それにしても女子サッカー。20年前、10年前と比べて、考えられないくらいの進歩をしています。ほんの10年くらい前は見ていて恥ずかしいくらい下手で、戦略も稚拙でしたが、今は男子も見習う必要があるのでは、と思うほどです。また、それは日本代表だけでなく、他の国も本当に上手く、強くなりました!

これからも頑張って下さい、なでしこジャパン!!
by hikari-kozuki | 2011-07-19 16:33 | Football | Comments(0)
7月10日杉並区民オペラ杉並公民館「愛の妙薬」続き
昨日の投稿がなぜか文章の途中で切れてしまって、最後の方が見れなくなっていましたので、続きを書きます。

ただ私は、オペラというものは基本的にはその国の言語でやるべき、というのが持論なので、イタリア語で上演し、そして字幕をつけた方が良かったのではないでしょうか?日本語訳はなかなか上手いと思いましたが、言葉の特性上、どうしても台本通りにするのは難しいですし、歌手が歌いづらそうなところも何箇所か見受けられました。特にイタリア語の場合、言語自体が非常に美しく、作曲家もそれに合わせて作曲をしていますので、外国の言語を無理に当て嵌めると、音楽自体に影響を及ぼしてしまいます。

また、若い歌手たちがこれから海外へ渡っていったり、大きな舞台に立つ場合、必ず原語でということになりますが、日本語で勉強したオペラはほとんど役に立ちません。同じオペラでも、日本語訳のものと原語のものでは、2度勉強をしなければならないことになってしまいます。

チェコ語とかロシア語とか日本語で上演するのが困難な言語であれば、また状況は変わってきますが、少なくともイタリア語のオペラの場合、言語で上演して字幕を流す、というのが良いと思われます。

それから合唱団です。おそらくトラの方たちが入られていたと思いますが(特に男声)、とても良かったと思います。声も良く出ていましたし、アンサンブルも悪くありませんでした。アマチュアの方々も、それぞれに演技を楽しんで舞台に立っているという感じが良く伝わってきました。

最後に当日は六男の仲間も大勢応援に駆けつけていましたが、武蔵野音大の卒業生が多く出ていたこともあって、武蔵野音大の関係者の方とも何名かお会いしました。その中でもテノールの菊池英美先生は学生時代も親しくさせて頂いた方ですが、スピリチュアルの江原啓之さんと一緒に来ていらっしゃいました。菊池先生はアディーナの西本さんの先生ですが、そういえば江原さんも菊池門下だったことを思い出しました。実は江原さんは六男の古いメンバーで、最近はお忙しいのかほとんどお会いしていませんでしたが、久々にお会いしてとてもお元気そうでした。「幽霊メンバーですみません」とおっしゃっていたので、まだ六男のメンバーのつもりでいてくれているようです。江原さんとは六男の横浜のインターコンチネンタルホテルのディナーショーの打ち上げ2次会の時に、彼に歌ってもらうことになり、私が急遽楽譜もないのにピアノで伴奏したことを覚えています。確か「セヴィリアの理髪師」のフィガロのアリア「私は町の何でも屋」ではなかったでしょうか。
by hikari-kozuki | 2011-07-15 12:04 | Opera | Comments(0)
7月9日(土)杉並公会堂杉並区民オペラ「愛の妙薬」
ドニゼッティの傑作ブッファ「愛の妙薬」は、何十回も見てきた超スタンダードナンバーですが、いろいろな思い出がたくさんあります。その中でも、ネモリーノに関するだけでも、パヴァロッティが歌えなくなる直前にナポリのサン・カルロ劇場で椅子に寄り掛りながら「人知れぬ涙」を2回歌ってくれたことや、その直後にピッツァ・マルゲリータ発祥の店「ブランディ」で食事をしていたらパヴァロッティが仲間に両側から支えられてようやく店に入ってきたこと。ベルリン国立歌劇場でまだまったく無名だったローランド・ヴィラゾンを見て、彼は絶対にこれから出てくる歌手だと思ったこと。ウィーン国立歌劇場で見た故山路芳久さんの素晴らしいネモリーノ。先日亡くなってしまったヴィンチェンツォ・ラ・スコラのスカラ座での名演等々。テノーレ・レッジェーロにとっては絶対にはずすことができないのがこのネモリーノ役と言えるでしょう。

前置きが長くなってしまいましが、六男のバリトンのパートリーダーで東浩市さんがベルコーレ役で出演するとあって応援に行ったのです。出演者には東さんの他にも何人か知っている人がいましたが、1人1人がとても良く、大満足のオペラとなりました。

まず最大のサプライズはアディーナ役の西本真子さん。おそらく私は彼女の声を少なくとも主役では聞いたことがなかったと思いますが、素晴らしいソプラノでした。低音から高音まで非常に安定感があり、喉に無理のないベルカントな発声法、フレージングやブレッシングも実に上手く、アジリタも軽々こなしていましたので、コロラトゥーラの役もできるでしょう。声の伸びやヴィブラートのかかり方もまったく問題がありません。次はぜひもうちょっと大きなホールで、別の役を聞いてみたいものです。

ネモリーノは青地英幸さん。実にネモリーノらしい輝かしく繊細なレッジェーロです。1幕のフィナーレの方で少し疲れ気味な感じがありましたが、2幕は見事に立て直してくれました。この西本、青地のお2人で私の後輩なので、ますますの活躍を期待しています。

ドゥルカマーラは岡元敦司さん。六男がイタリアで「Jr.バタフライ」の合唱を歌った時に、トラとして手伝ってもらったことがありますが、朗々たる美声の持ち主です。彼もとても良かったですし、演技もとても上手でした。しかし、2幕のフィナーレはちょっと疲れてしまったでしょうか?

そして我らが東さん。普段は六男のバリトンパートを後ろかから支えてくれているので、あまりソロを聞かせて頂く機会はありませんが、さすがでした。フレーズの作り方が上手く、喉も良く鳴っていたと思います。演技も生真面目なベルコーレがとても合っていました。

最後に字幕と上演言語について。当日は日本語上演でさらに日本語の字幕付きという新国のように非常に親切な舞台となっていました。ただよくよく聞いてみると、日本語上演というのは主催者の方針で、オペラを分かりやすく紹介するため、とのこと。そして本来は字幕を入れたくないが、ホールが響きすぎて言葉が聞きづらいということなので、初めて導入したとのことです。
ただ、今回の公演に関していえば、字幕はまったく要らなかったと思います。まず歌手たちの日本語がとてもはっきり聞き取りやすいものだったということ。次に愛の妙薬と言うオペラはちょっと言葉が聞き取れなかったとしても、ストーリーが分からなくなってしまうことは決して無いでしょう。

ただ私は、オペラというものは基本的にはその国の言語でやるべき、というのが持論なので、イタリア語で上演し、そして字幕をつけた方が良かったのではないでしょうか?日本語訳はなかなか上手いと思いましたが
by hikari-kozuki | 2011-07-14 16:43 | Opera | Comments(0)
初音ミクコンサートツアー 3
本日の早朝、羽田空港に到着しました。ミクさんのコンサートは、7月2日(土)の20:30からLAでも屈指のNOKIAホールで行われ、大成功でした。日本でもTVのNEWSなどで取り上げられているそうですが、盛り上がり方は凄かったです。普段、オペラやクラシックのコンサートしか行くことのない私としては、すべてが未体験である種のカルチャーショックでしたが、世界的なミクさん人気にはただただ驚くばかりでした。

舞台正面に据えられた透明のパネルの中を駆け回るミクさんは、非常に立体的で、その迫力は3Dの映像を見ているような感じでした。その周りを取り囲んで演奏するギター、ベース、ドラム、キーボード、そして弦合奏と1つになって、とてもヴァーチャルな世界とは思えないほどの臨場感。

そもそも今回のこのコンサートは、7/4までLAで開催されたANIME EXPOのメイン・イヴェントとしてミクさんが呼ばれたわけですが、このANIME EXPO、凄い人の出でした。入場者の半分くらいが思い思いのキャラクターのコスプレに身を包み、写真を撮り合ったり、ふざけ合ったり。

1番驚いたのは、日本のアニメがこれほど世界的に人気があり知られているということ。私でも知らないようなキャラクターをアメリカ人のハイティーンたちが当たり前に知っているのです。そして、入場者にアジア系の女の子たちが多いのにも目を引かれました。

弊社のツアーにご参加頂きました方々、本当にありがとうございました!
by hikari-kozuki | 2011-07-05 11:50 | Concert | Comments(0)






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