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旅行博
JATA(日本旅行業協会)主催で年に1度大々的に開催される旅行博というものがあります。
今年は9月22日(金)が業界関係者の日で、23日(土)と24日(日)が一般の方たちが入場できる日になっております。
場所は東京ビッグサイトで東ホール1・2・3を使いますが、今年は弊社でもブースを出しますので、お時間のある方はぜひお立ち寄り下さい。具体的な場所は、旅のストリートというコーナーで、N-13というブースになります。

詳しくは下記URLをご覧下さい。
http://www.ryokohaku.com/top.html
by hikari-kozuki | 2006-09-21 12:41 | Comments(0)
「オペラの舞台はこう創る」~演出とその実践~
昨晩、題記のレクチャーコンサートが練馬文化センターでありました。
今年の3月に発足した練馬区演奏家協会という団体の主催事業で、武蔵野音大の声楽科教授、大滝雄志先生のレクチャーとコンサートでした。大滝先生が実際に舞台に立ち、歌手たちに演技を付けるのです。実際のオペラの舞台はどのように作られて行くか、という機会は普通の人にはほとんどないでしょうから、とても興味深いものだったと思います。
実際には、モーツァルトの「フィガロの結婚」の1幕と2幕から1つずつシーンをピックアップし、大滝先生がいろいろなアプローチ方法を歌手たちに分かりやすく説明しながら、演技をつけていくのです。細かい演技にもいろいろな意味があることが分かったり、音楽と演技の密接な関係も分かりやすく説明してくれました。大滝先生の新潟弁の入った朴訥ながら擬音が特徴的な語り口調は非常に説得力があり、モーツァルトの楽譜を大変深く読み込んでいらっしゃることが良く分かりました。そして、「モーツァルトの音楽は、楽譜に演出が書いてある」とおっしゃっていました。

大滝先生は、私が学生時代にオペラコースでお世話になった恩師で、ドイツ語も個人レッスンも受けにいったりしていました。先生はドイツ、オーストリアに留学され、大物演出家のもとで実際にオペラハウスで演出を勉強された方で、もっともっとオペラの演出をして欲しいのですが、大学で声楽の教授としてのお仕事がお忙しいようで誠に残念です。
そうそう、先日の弊社のコンサート「パルマ・オペラ・アンサンブル」に出演して頂いたソプラノの砂川涼子嬢を始め、大滝門下には優秀なお弟子さんたちが大勢いらっしゃいます。
by hikari-kozuki | 2006-09-21 12:32 | Comments(0)
川のうたコンサートin広島
9月17日(日)、広島の郵便貯金ホールにて、水の都広島に相応しい新しい「川のうた」の選ぶというコンクールがあって、その記念に「川のうたコンサート」がありました。
三枝氏がこのコンクールの特別審査委員を務めていることもあり、六男がコンサートのゲストとして呼ばれ、いつもの通り全員手弁当、ノーギャラで広島へ行ってまいりました。我々が歌ったのは、三枝氏が25年前に作曲した「川よ、とわに美しく」という男声合唱曲。この作品は米田栄作という方が、原爆によって自分の2歳の息子さんを亡くされ、そのレクイエムとして書いた詩に曲を作ったもので、1981年の文化庁芸術祭からの依嘱作品です。歌っていると涙が出そうになるような悲惨な被爆体験の歌詞ですが、最後は美しい旋律に乗せ「川よ、とわに美しく」と歌い上げる素晴らしい曲です。例によって変拍子やシンコペーション、鋭く叩きつけるような速いフレーズ等々、とても難しい曲ですが、何とか本番は無事に歌い終えたようです。

ところで、この演奏会の日はちょうど台風13号が九州に上陸していた時に行われ、広島も暴風が吹き荒れ、大変な荒天でも演奏会となってしまいました。終演後、司会の方が電車はかなり止まってしまっています、気を付けてお帰り下さい、とアナウンスされていました。我々はいつものように1次会、2次会と暴風の中、飲んでいましたが、夜中の3時頃、ホテルに帰るころはちょうど暴風が1番凄いころでまともに歩くことが出来ないような状況でした。
しかし、グループは翌朝の便で帰京する予定でしたので、本当に心配をしていましたが、ラッキーにも定刻通り飛んでくれ、全員無事に帰ってくることが出来ました。当日広島発のJALの便は朝一の便から4本目まではすべて欠航でしたが、我々の便は5本目で、当日の最初に運航開始した便というラッキーさです。

実は、当日(18日)の午後は、私のアスキー時代からの友人で5人会の仲間でもあり、ゴルフの宿命のライヴァル、松本浩君の結婚式だったので、どうしても帰らなければならないところでしたので、本当に良かったです。結婚式もとても和やかで良い式でした。
どうぞお幸せに!浩くん、奥様をいつまでも大切にして下さいね。
by hikari-kozuki | 2006-09-20 10:15 | Comments(3)
フィレンツェ5月音楽祭
現在、「ファルスタッフ」と「トゥーランドット」というヴェルディとプッチーニの遺作を引っ提げて来日中のフィレンツェ5月音楽祭ですが、昨日、イタリア文化会館にて、業界関係者を集め、5月音楽祭のプレスリリース、セミナーが行われました。マエストロ、ズビンメータこそ来なかったものの、在日イタリア大使館大使、イタリア文化会館館長、フィレンツェ市市長、5月音楽祭芸術監督、5月音楽祭総裁などが次々に壇上に上がり、フィレンツェの魅力や5月音楽祭について語ってくれました。

来年2007年、フィレンツェ5月音楽祭は70周年を迎えます。
テーマは「神話とその時代」ということで、4月24日から6月30日まで様々オペラ、コンサート、バレエが上演されます。
まずオープニングはイタリアを代表する現代作曲家イヴァン・フェデーレによるオペラ「アンティゴーネ」。5月音楽祭が依嘱し新作オペラでデイヴィッド・ロバートソンが指揮をします。アンティゴーネとは、ギリシャ神話の女神の名前です。
そしてグルックの「オルフィオとエウディリーチェ」。指揮はリッカルド・ムーティですが、皆さん口を揃えて遂にマエストロ・ムーティがフィレンツェに帰ってきてくれる!と強調していました。25年前まで5月音楽祭の主席指揮者を務めていたムーティにとっても感慨深いものがあるでしょう。
続いてマルコ・ダ・ガリアーノによる「ダフネ」。ガリアーノはルネッサンスの時代のフィレンツェの作曲家で、モンテヴェルディと共にフィレンツェ派として知られ、メディチ家の宮廷楽長も務めた人です。この「ダフネ」という作品は1608年にフィレンツェで初演された作品なので、実に400年前のオペラということになります。指揮はガブリエル・ガッリードです。
そして最後はワグナーのリングから「ラインの黄金」と「ワルキューレ」の新演出。リング・シリーズとして、「ジークフリート」と「神々の黄昏」も今後上演されるようです。演出は、有名なスペインの舞踏集団ラ・フラ・デルス・バウスということで、一体どんな舞台になるのか楽しみです。指揮はもちろん、主席指揮者のズビン・メータということになります。

コンサートもメータの振る5月音楽祭管弦楽団の演奏会やマリス・ヤンソンスのバイエルン放送交響楽団などがあります。更には、バレンボイム・プロジェクトということで、彼のピアノリサイタルや協奏曲もあったり、バレンボイム率いるベルリン・シュターツカペレ(国立歌劇場管弦楽団)のマーラーの5番、7番もあります。バレエに関してもローザンヌ・ベジャール・バレエ団の客演を始め多彩なプログラムが組まれています。

それから5月音楽祭の期間以外の公演に関しても簡単に紹介されました。
ロベルト・アッバード指揮による「セヴィリアの理髪師」、ランザーニ指揮による「ボエーム」、5月音楽祭の若いアーティストを育成するためのユース・プロジェクトによるモーツァルトの「偽の女庭師」、そして小澤征爾によるメンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」などなど。
by hikari-kozuki | 2006-09-15 12:41 | Comments(3)
ザルツブルク音楽祭「魔笛」
さて、いよいよ最後の作品になりましたが「魔笛」です。
これもとにかく豪華なキャストで注目を浴びていた作品です。

もともと昨年の音楽祭で新演出された巨匠グレアム・ヴィックのプロダクションで今年も上演される予定でしたが、ザラストロの教団は老人ホーム、ザラストロはそこの院長、タミーノは半ズボンにスニーカーの若者というもので、音楽を壊していると酷評されたため、今年も新演出となりました。今回の舞台はベイルート生まれの英国人ピエール・アウディによるもの。彼はアムステルダムのネーデルランド・オペラの芸術監督を務めるなど、意欲的な舞台で評判の高い演出家です。カラフルな原色をふんだんに使った不気味な動物や草木の置物が舞台にたくさん登場し、まあ、おとぎ話の世界と言えないこともありません。2幕は長方形を重ねたピラミッドのようなものが登場し、その中で物語が進んでいきます。
まあ、演出としては、可もなく不可もなくという印象で、私個人としては、フェルゼンライトシューレをサーカス小屋に見立て、出演者はピエロや大道芸人という、ヴィックの前のアヒム・フライアーの舞台の方が良かったような気がします。

指揮は昨年に引き続きリッカルド・ムーティ、オケはウィーン・フィルでしたが、昨年よりも更にパワーアップした感じで、とても安定した音楽を聞かせてくれました。特に前夜のハーディング&ウィーン・フィルの「ドン・ジョヴァンニ」がバラバラになってしまったので、やはりムーティの貫禄なのでしょうか。

歌手陣もさすがにスター歌手が大集合だったので、穴がなく、それぞれに素晴らしかったと思います。まずザラストロは昨年と同じルネ・パーペ。期待通り、強く甘く美しい低音を会場中に響かせてくれました。ザルツブルク音楽祭でも毎年エースのバス歌手として大活躍を続けています。
タミーノは昨年のミヒャエル・シャーデに代わり、アメリカ人のポール・グローヴスでした。声も良く通る美声で、動きも敏捷で、決して悪くはないのですが、ちょっとインパクトが弱かった感じもしました。
夜の女王は若きドイツ人のコロラトゥーラ・ソプラノ、ディアナ・ダムラウ。ザルツブルク音楽祭へは2001年の同役でデビューして以来、すっかりレギュラーとなっており、とても人気もあります。彼女は単に超高音が良く転がるコロラトゥーラというだけでなく、中低音も豊かで魅力のある声を響かせてくれます。もちろん2つのアリアを素晴らしい声で歌っていましたが、超高音が転がる箇所では少しだけ音程がふらついていました。
パミーナは、ザルツブルク出身でモーツァルテウム音楽院卒業という地元の星、ゲニア・キューマイヤー。キャリアはまだ3年ほどですが、ミラノ、ウィーン、ロンドンなど世界中の一流歌劇場からオファーが止まない超新星です。当夜も若く瑞々しいパミーナぶりで、テクニックも抜群でした。
パパゲーノは、昨年同様同じ2人によりダブルキャストでしたが、当夜はハンサムなオーストリア人バリトンのマルクス・ウェルバ。今年の6月にスカラ座で「ナクソス島のアリアドネ」のハレルキン役を見た時にとても良い印象がありましたが、パパゲーノもとても良かったです。ただ、ちょっと残念だったのは、1幕でGAHCD(ソラシドレ)の横笛のDの部分が故障してしまっていたようで音が上がりきらず、何とも締まらない笛になってしまいました。

以上でザルツブルク音楽祭のレポートを終了させて頂きます。長々とお付き合い頂きありがとうございました。モーツァルトイヤーの明ける来年2007年はどんなことになるのでしょうか。ちなみに2008年は地元が生んだ大指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンの生誕100周年。生家を改修工事するなど、再来年に備えて準備をしていました。
by hikari-kozuki | 2006-09-13 17:43 | Comments(1)
ザルツブルク音楽祭「ドン・ジョヴァンニ」歌手編
さて、ザルツブルク音楽祭の「ドン・ジョヴァンニ」の続きを。
歌手たちはもちろん皆、基本的には素晴らしく、特に不満などありませんが、特に良かったのはまずレポレッロ役のイルデブランド・ダルカンジェロ。ここ2、3年はやや歌いすぎなのか、少々疲れたステージが多く、声自体の魅力も乏しいことが多かったのですが、このレポレッロでは完全に復活していました。この良く鳴る美声のバスは完全にトーマス・ハンプソンを凌駕してしまい、このオペラは彼が支えていたと言っても過言ではありません。演技力も抜群で、イジイジとしたレポレッロ(おそらくドン・ジョヴァンニとの関係はホモセクシュアルという設定かと思われる)を軽妙洒脱に演じていました。
次ぐに良かったのはドンナ・アンナのクリスティーネ・シェーファー。もともと声の魅力よりも歌唱力や演技力や表現力に定評がありますが、当夜は声の調子も良く、テクニックを兼ね備えた理想的なアンナだったといえるでしょう。
ドン・オッターヴィオのテノール、ピョートル・ベツァーラも良かったと思います。この役は、2曲のアリアがあるにもかかわらず、どうも存在感が薄い脇役になってしまいがちですが、彼はとても良かったと思います。このポーランド人のテノールは、レッジェーロの役にとどまらず、今後はリリコ・レッジェーロやリリコの役としても大いに期待できます。マゼット役のバス・バリトン、ルカ・ピサローニもなかなかの大器ぶりを発揮し、存在感を示しました。若いバスやバス・バリトンにとってマゼット役は、主役への登竜門と呼ぶべき役なので次へのステップアップを期待します。ツェルリーナ役のソプラノ、イザベル・バイラクダリアン。騎士長役のヴェテランのバス、ロバート・ロイドも良かったと思います。

一方、やや期待はずれだったのは、トーマス・ハンプソン。もともと美声のバリトン、というタイプではなく、その存在感、演技力、表現力などで勝負をするタイプですが、ダルカンジェロの美声と比較するといかにも厳しいものがありました。もうちょっとブリランテな声を出せるはずなのですが、調子自体も良くなかったのかも知れません。
もう1人、当初よりドンナ・エルヴィラ役にアサインされていたメラニー・ディーナーの代役で歌ったミカエラ・カウネ。決して悪くはありませんし、ザルツブルク音楽祭以外であればよい出来、と言えない事もないのかも知れませんが、他の歌手たちに比べると役不足な感は否めません。高音が少しガサガサ言ってしまうのはモーツァルトのソプラノとしては厳しいと思われます。

さて、あとは「魔笛」を残すのみとなりました。
by hikari-kozuki | 2006-09-11 13:28 | Comments(0)
ザルツブルク音楽祭「ドン・ジョヴァンニ」
一昨日の主催公演”イタリアン・パッションの夕べ”等、ザルツブルクからの帰国後、バタバタと日が経過してしまいましたが、ザルツブルク音楽祭の報告の続きを。
まずは、8月20日の「ドン・ジョヴァンニ」から。
うーん、3週間近くが経ってしまったので、あまり記憶に自信が持てなくなっていますので、あまり細かいところはお許し下さい。

この公演は、今年の音楽祭の大きな目玉の1つで、オールスターの豪華キャストはさすがに見応え、聞き応えがありました。

まずは指揮のダニエル・ハーディング。皆さんご存知の通り、30歳になったばかりの若き天才指揮者で、アッバード、ラトルの後継者と言われる逸材です。ムーティが去った後、初めてのスカラ座のシーズン・オープニング(2005年12月7日)で「イドメネオ」を振って好評を博すなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いと言えるでしょう。特にモーツァルトは得意中の得意で、私もエクサンプロヴァンス音楽祭などで何度も見ていますが、いつも若く瑞々しくテンポ感が素晴らしいモーツァルトを聞かせてくれていました。
しかし、誠に残念ながらこの日の「ドン・ジョヴァンニ」は決して良い出来ではありませんでした。何度もオケと歌手陣が明らかにずれてしまうシーンがあり、特に2幕のドンナ・アンナのアリアの前奏部分では、オケだけでもグチャグチャになってしまったのです。もちろんオケはウィーン・フィルです。ウィーン・フィルでこのようなシーンは滅多に見ることが出来ないでしょう。確かにかなりテンポを振った箇所もあったり、意欲的なディナミークを付けたりと、ハーディングは彼なりに張り切っていたのでしょうが、明らかに空回りしている感じでした。もちろん軽快で色彩感の溢れる素晴らしい箇所もありましたが....。ウィーン・フィルのメンバーたちと上手く行っていないのか、ウィーン・フィルが2軍、3軍ばかりでメンバーを編成したのか、小澤征爾と同じようにタクトを使わず手だけで振るのがいけないのか、確固たる原因は不明ですが、残念なことでした。
また、カーテンコールの時に、たった1人でしたが、ハーディングにブーイングを飛ばした人もいました。ザルツブルクでは大変珍しいことです(現代的な舞台を作る演出家にブーイングが飛ぶのは日常茶飯事ですが)。

演出はザルツブルク音楽祭の演劇部門のトップ、マルティン・クシェイです。この演出自体は、2002年にプレミエ公演されたもので、現代風で黒や白の下着姿の女性達が闊歩するというもの。まるで下着のファッションショー、と多くの人に酷評されましたが、再演となりました。1幕冒頭では、レポレッロが歌うところをドン・ジョヴァンニが歌ったり、フィナーレのドン・ジョヴァンニの地獄落ちでは、レポレッロがドン・ジョヴァンニを刺し殺すという荒業ぶりですが、まあシンプルながら美しい舞台と言えない事はありません。

ここで時間となってしまいました。歌手に関してはまた後日に。
なかなか進まずすみません。
by hikari-kozuki | 2006-09-08 18:53 | Comments(1)
御礼
昨夜は弊社の主催公演”イタリアン・パッションの夕べ”が紀尾井ホールで開催されましたが、おかげさまで大成功に終りました。ご来場頂きました方々、本当にありがとうございました。

何を言っても手前味噌になってしまうのであまり多くは申し上げませんが、パルマ・オペラ・アンサンブルもマルコ・ベルティも砂川涼子嬢もみんな素晴らしかったと思います。

ご来場頂きました方々、どうぞご感想をコメントして下さい。

今後もなるべく安価で質の高い公演をみなさんにお届けすべく、主催事業を続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願い致します。
by hikari-kozuki | 2006-09-07 10:41 | Comments(4)






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