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イタリアにて2
シエナをあとにして、現在ヴィンチ村へ向かっています。トスカーナ地方も晴れて来ました。

ところで今回、鼻のアレルギーが酷いのです。日本にいる時でも365日花粉症で、毎日薬を飲み続けていますが、日本を出る前より相当悪化しています。1日中鼻がぐづぐづで、くしゃみも500回くらい出るでしょうか。目もかなりかゆいのです。空気が乾燥しているからか、埃っぽいのがいけないのか、何かの草花に反応しているからか、理由は分かりませんが、イタリアに着いてからずーっとこの状態が続いています。助けて欲しいです。
by hikari-kozuki | 2006-05-29 23:47 | Comments(1)
イタリアにて。
先週、ナポリに入って昨日はローマで、今日は更に北上し、現在シエナに入るところです。ナポリ、ローマは突き抜けるような快晴でしたが今日は残念ながらちょっと曇っています。それでも初夏を思わせる最高の季節です。ではまた。
by hikari-kozuki | 2006-05-29 20:27 | Comments(0)
イタリアへ
明日、5月26日からまたイタリアへ出張です。
6月3日(土)に帰国しますが、なるべく現地から投稿するように努力します。
それでは。
by hikari-kozuki | 2006-05-25 17:44 | Comments(2)
ジャコミーニ・テノール・リサイタル
5月22日(月)は池袋の東京芸術劇場でジュゼッペ・ジャコミーニのリサイタルがありました。デビュー40周年の記念コンサートですが、バリトンからテノールに転向して40周年ということで、御齢65歳。本格的なテノーレ・ドラマティコとして一世を風靡し、モナコ、コレッリの後継者と言われたこともありましたが、私も大好きなテノールの1人です。ロブストな声のテノールにはありがちなケースで好不調の波が大きく、調子の良い時はとても人間の声とは思えないような凄まじい迫力のアクートを鳴り響かせ、不調の時にはスカスカの声ということもありました。それらをすべて含めて彼の持ち味であり、真に愛すべきテノーレだったのです。

さて当夜のプログラムは、アクートはBまで、そして短いアリアが多く、彼の魅力が全開とはいきませんでしたが、随所に彼の素晴らしさは見せてくれました。
確かな体の支えに基づいた発声、ffと同じ体の支えから出されるpp、たとえ声が太くても、正しく聞こえる美しいイタリア語、非常に密度が濃く血沸き肉踊るような中音域からFやGあたりの音。そして驚いたのはフレージングの長さです。特にアリアの最初のフレーズは普通のテノールの倍くらい伸ばしていました。”フェドーラ”や”蝶々夫人”などは本当に驚かされました。冒頭、ブレッシングをしないことによって喉の調整をしているのでしょうか?”ルイザ・ミラー”の「穏やかな夜には」は本来、彼のような太いテノールの歌う曲ではありませんが、深く太い声で押しまくり、とても良かったです。一方”ジョコンダの「空と海」は途中でかなり疲れてしまい、最後は相当危なかったです。そしてアンコールで歌われたイナバウアー、いえ”トゥーランドット”の「誰も寝てはならぬ」(この曲が唯一アクートのHがある曲でした)も熱いパッションは十分に感じられましたが、Hがかすれてしまい、本人も歌ったあと相当に怒っている様子でした。
さて、1番残念だったのは指揮のアルベルト・メオーリです。ジャコミーニの揺れるテンポに全然合わせられず、指揮ぶりも硬く、オケを統率する力もないようでした。HPやGPはちゃんとやったのでしょうか?,また、オケの東京ニューシティー管弦楽団は本来もオペラに強いはずなのに、一向に盛り上がらない演奏で、演奏者たちからの情熱ややる気もほとんど感じられませんでした。

それにしても当夜は業界関係者、もっと言うと男声歌手たちの多かったこと。観客の1/5から1/4はテノールかバリトンかバスだったのでは。それだけジャコミーニという歌手が玄人受けするテノールだという証明になりました。

なお、Ticket Classic4月号のp98にジャコミーニと私のインタビュー記事が掲載されていますので、興味のある方はぜひお読み下さい。と言ってももうどこにもないかも知れません...。もし読んでみたい方はクラシック・ジャパンに問い合わせをしてみては。(03-5304-7125)
by hikari-kozuki | 2006-05-24 20:57 | Comments(0)
ギントフ、東京に見参!
5月21日(日)、当ブログでも大特集をした第1回高松国際ピアノコンクールですが、優勝のパヴェル・ギントフが副賞として、東京のコンサートに出演しました。ロイヤルチェンバーオーケストラの定期演奏会で、紀尾井ホールで行われましたが、高松のファイナルの演目、リストのコンチェルト2番と課題曲の「屋島」を弾いたのです。指揮は、高松の時と同じ堤俊作、オケも高松の時のオケの中枢を担っていたロイヤルチェンバーということで、息のあったところを見せてくれました。
彼のピアノは、一言でいうなら完璧です。非常に色彩感覚に富み、ppからffまでメリハリが効いていて、速いパッセージも確実で、右手と左手のバランスも良く、曲の全体の構成もしっかりしていて、奥の深い音楽性を感じさせてくれます。リストの2番はかなりの難曲ですが、簡単に弾ききってしまいました。ただし、高松のファイナル時に比べて、やや元気がない感じがしました。あとから聞いた話ですが、彼は飛行機の中で全然眠れない人らしく、今回の来日もモスクワから成田まで一睡も出来なかったそうなので、その影響かも知れません。今後、世界で活躍していくためには、いつでもどこでも寝られるようにならなければ。

なお、当夜はギントフのピアノの他、チャイコフスキーのオペラ「スペードの女王」の序曲、そしてメインの曲はチャンコフスキーの交響曲第5番でした。堤俊作のテンポはベートーヴェン、モーツァルトなどでいつもとても速い印象がありますが、5番のシンフォニーは、ストイックなほどテンポをギリギリまで落としたり、テンポ、ディナミークともに一般的な演奏とはかなり違い、とても楽しめました。
by hikari-kozuki | 2006-05-23 11:24 | Comments(0)
ミラン、そしてシェフチェンコ
昨日、Serie-Aの第38節、すなわち最終節がありました。JuveもMilanも勝利したため、勝ち点で3点届かず、Juveが2連覇となり、Milanは2期続けて2位という結果に終りました。
宿敵Juveは、終盤戦ややもたつきましたが、3月くらいまでは素晴らしい快進撃で、今は素直に栄光を称えたいと思います。
しかし、そんなところとはまったく別次元の話でイタリアではモッジGMを中心とした八百長、脅迫疑惑が大変なことになっているようです。イタリアでもNo.1の人気チームのJuveがSerie-Cなんかに落ちてしまったらいったいどうなってしまうのでしょうか?W-Cupドイツ大会を目前にしてこんなことではアッズーリの活躍など期待出来ません。

また、シェーヴァことシェフチェンコのチェルシー移籍問題が大きく報じられています。これにはいろんな要素が絡んでいますので一口にはいえませんが、カルロ・アンチェロッティ監督との不仲というのもきっと大きいのでしょう。アブラモビッチがラブコールを送っているのも本当でしょう。モウリーニョだってドグロバに換わるエースストライカーが欲しいに決まっています。

しかし、どんな状況であろうと、世界中のミラニスタたちのヒーロー、シェーヴァがいなくなってしまうなんて考えられません。ベルルスコーニもガッリアーニも全力で引き止めて欲しいものです。
by hikari-kozuki | 2006-05-15 16:56 | Comments(1)
「Jr.バタフライ」 プッチーニ・フェスティヴァル
数ヶ月前にちょっとだけ言いましたが、今年の夏のプッチーニ・フェスティヴァル、トーレ・デル・ラーゴで、三枝成彰の「Jr.バタフライ」が上演されます。この作品はこれが初の海外公演になりますが、これをきっかけに世界中で再演されれが良いのですが...。
日付は8月3日(木)と9日(水)の2公演。キャストは日本公演の時と同じメンバーで、指揮の大友直人以下、佐藤しのぶ、佐野成宏、坂本朱、大島幾雄、直野資、等々、日本を代表するオペラ歌手が総動員となります。オーケストラは、プッチーニフェスティヴァルの管弦楽団ですが、合唱は何と六本木男声合唱団が受け持つことになったのです!
当たり前の話ですが、もちろん六男のメンバーもほとんどの方がオペラに出るの初めてなので、これから4ヶ月猛特訓をしなければなりません。
約100名の男声合唱で本場のステージを盛り上げるよう、頑張ります。

「Jr.バタフライ」はこのブログでも以前説明をしましたが、プッチーニの「蝶々夫人」の続編に当たる作品で、島田雅彦が台本を書き、三枝成彰が作曲しました。
ピンカートンとケートに引き取られ、アメリカへ渡った蝶々さんの息子(Jr.バタフライ)は記者として日本に帰ってきますが、時期はちょうど第2次世界大戦前夜で日本とアメリカは緊張状態にありました。そんな中、日本の女性との恋愛、そして最後はその女性が長崎の原爆に被爆してしまうというストーリーです。


最後にこれがプッチーニ・フェスティヴァルのHPです。

http://www.puccinifestival.it/ita/sezioni.asp?idcat=1&idsez=77

もし興味のある方は、ぜひ応援にいらっしゃって下さい。
もちろん手配は弊社(ラテーザ)で承ります。
by hikari-kozuki | 2006-05-10 18:28 | Comments(5)
武蔵野音大オペラ「フィガロの結婚」
5月2日(火)、わが母校武蔵野音大のオペラを見てきました。ホールは江古田校舎の学内にあるベートーヴェンホールです。立派なコンサートホールでちゃんとオケピットもあり、出来た当初は日本でも有数だったという素晴らしいパイプオルガンも付いています。残念ながら座席が狭いのには困ったものですが、とにかく古いホールなので仕方がないのでしょう。

この大学主催のオペラは隔年(2年に1回)上演されるもので、学生や大学院生を中心に先生方が加わってキャスティングされます。私の知る限り、「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」「ウィンザーの陽気な女房たち」など、登場人物の多い作品が繰り返し上演されています。
今回の公演でまず驚いたのは、原語上演で字幕が設置されたことです。2年前までは日本語による上演だったので、今回が初の原語上演ということのようです。新国を始めとしてほとんどの劇場、団体が原語上演をしている今日現在、いつまでも日本語上演というのもどうかな?と常々より思っていたので、嬉しいことでした。もちろん学生オペラなので、日本語上演、原語上演それぞれに良し悪しがあるでしょうが、このオペラに出演した学生にとっても、日本語の歌詞を完璧に暗譜しても次のステージにほとんど役立たないのでは実践的ではありません。

さて演奏の方ですが、このオペラは数ヶ月前から毎日のように練習を重ねてきているので、2重唱、3重唱、アンサンブルなどはほ完璧な出来でした。私の見た方はAキャストだったのですが、個々の歌手たちの印象を簡単に列記します。
まずマルチェリーナ役の小畑朱実。日本でもトップクラスのメッツォ・ソプラノなので当然といえば当然のことなのかも知れませんが、彼女だけ別世界でした。歌も演技も貫禄も非の打ち所のないほどでしたが、4幕のマルチェリーナのアリア「牡山羊と牝山羊は」が本当に聞きたいと思ったのは私だけではないでしょう。このアリアはほとんどの場合カットされてしまいますが、当夜もやはりカットされてしまい、がっかりでした。
次に良かったのは伯爵役の谷友博。彼も大学の講師を務めているので良くて当然かも知れませんが、高音から低音まで声の鳴り方に安定感があり、以前に聞いた時よりも一回りスケールが大きくなっていた感じです。唯一気になったのは”Si”や”Signore”や”sento”など、日本語で言うところのサシスセソの発音です。特にどんなオペラでも必ず出てくる”Si”の発音は、明らかにイタリア語の”Si”ではありません。もしかしたら舌が極端に短かったり長かったりするのかも知れませんが、彼はイタリア留学経験者ですので、向こうで直されなかったのでしょうか?大きな素質を感じるので、あえて苦言を呈させてもらいました。
あとはバジリオ役の西塚巧。バジリオの歌い方、声質にはほど遠く、完全なるミスキャストだと思いますが、隠し切れないリリコ系の良く鳴る美声は、ぜひ別の役で聞いてみたいものです。
フィガロ役の清水良一は、もっともっと良いと思っていましたが、最初から俗に言う遠くへ飛ばない声で、4幕ではとうとう声が嗄れてしまいました。風邪でもひいていたのでしょうか?
by hikari-kozuki | 2006-05-08 16:50 | Comments(0)
姿月あさとコンサート「魅惑宮へ」、サントリーホール
先週末の土、日はサントリーホールで元宝塚の女優、姿月あさとさんのコンサートがあり、六男は2日とも賛助出演をしてきました。
このコンサート、音楽監督は三枝成彰氏、脚本・演出は島田雅彦氏、共演が奥田瑛二氏、そして指揮が大友直人氏(オケは新日フィル)、ということで、六男関係者ばかり。これで我々が歌わないわけにはいかないでしょう。我々が歌ったのは4曲で、まずタンホイザーから3幕の”巡礼の合唱”、メリーウィドーから2幕の”ヴィリアの歌(我々はちょっとだけ)”、カルメンの1幕から”ハバネラ”、そしてトゥーランドットの3幕から”誰も寝てはならぬ(我々は本当にちょっとだけ)”でした。

一方主役の姿月さんは本当に大変そうでした。奥田さんとの絡みで演技あり、セリフあり、さらにはクラシックのオペラ歌手でも大変な難曲をいくつも歌っていました。
特にベッリーニの夢遊病の女の2幕フィナーレのアミーナのアリア「おお花よ~」はコロラトゥーラの名曲の中でも難曲として有名なアリアです。トスカの超有名曲「歌に生き、恋に生き」、そして前述の「ハバネラ」あたりはすべてオリジナル通りの調で歌われました。やや厳しい部分はありましたが、音を下げることなく挑戦された姿勢には大喝采です。
姿月さんは声域が4オクターヴということですが、やはり持ち味は低音です。宝塚の男役の方たちは皆そうなのでしょうか?声量も声の伸び方も迫力も尋常ではありません。普通の女性が歌うキーよりも1オクターヴ下で歌う曲はどれも素晴らしかったです。

最も驚いたのは姿月さんのファンの方々です。
2日とも観客全員によるスタンディングオベーションで、無理やり終らせなければ永遠に続くと思われるほどの拍手でした。
そして、姿月さんが舞台から去って、我々合唱団員の退場の段になっても多くのお客さまが残って我々に暖かい拍手を送ってくれるのです。こんなことは今までにありませんでした。特に日曜日に来て拍手をして下さった方々、本当にありがとうございました。感激しました!
by hikari-kozuki | 2006-05-01 21:00 | Comments(4)






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