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ミラン、ドロースタート
昨シーズン土壇場で宿敵ユーヴェにスクデットをさらわれ、チャンピオンズリーグでは考えられない逆転負けを喫してしまった我がミランですが、8月28日(日)、遂にセリエAの2005-2006シーズンが始まりました。

今年のセリエAは、昇格チームのうちジェノアの八百長疑惑、トリノが財務状態の不整備ということで、両名門チームにNGの裁定が下りなかなか20チームが揃いませんでした。

さてミランの緒戦の相手は、昨シーズンセリエBで6位という成績にも関わらず、ラッキーな昇格を果たしたアスコリでした。
アスコリは、マルケ州アスコリ・ピチェーノに本拠地を置くチーム。マルケ州はイタリア中部アドリア海に面した州で、ロッシーニの生まれたペーザロ、野外劇場で有名なマチェラータなどがありますので、私にとっても馴染みの場所です。つい先日も弊社のオペラツアーがこれらの町を廻ってきました。ともあれ、アスコリ・ピチェーノはマルケ州の最南部にあり、アブルッツォ州との州境で、古代ローマ時代からの歴史を誇る町です。

試合はこのアスコリのホームで行われましたが、とにかく酷い天候で、試合前から大雨が降りしきり、グランドはビチョビチョでボールを蹴っても全然進まない最悪のコンディション。後半少しまともになってきたと思ったら、また途中から豪雨になってしまいました。
アンチェロッティ監督は主審のデサンクティスさんに試合の序盤から中止を申し入れていたようですが、認められず、結局1-1の引き分けに終わってしまいました。
しかも0-1から、あまりの悪天候のためTV中継が中断している時にシェヴァの同点弾が入ってしまうというTVの前のファンにとっても最悪のタイミング。

ミランのようなポゼッションサッカーで、ボールを繋いでゲームを組み立てるチームにとっては、あれでは試合になりません。ただのボールの蹴り合いですから。
しかし、コンディションの悪さは相手も一緒なので、言い訳は出来ません。あのような状況でも勝ち点3を挙げるチームが本当に強いチームなのでしょう。

次のシエナ戦での奮起に期待します!
by hikari-kozuki | 2005-08-30 19:08 | Comments(5)
清水勇夫さん、ご冥福をお祈りいたします。
六男の仲間で、セカンド・テノールの清水勇夫さんが先週末、事故で亡くなってしまいました。TVのニュースでも流れたようですが、横浜港でクルーザーを操舵中、岸壁に激突してしまったようなのです。詳細は分かりませんが、ショックで言葉がありません。
今年のG/Wのキューバ公演ではお嬢さんと一緒にいらっしゃっていましたし、ちょうど1週間前の札幌のコンサートでも本当にお元気でした。
彼とはゴルフの仲間でもあって、前回の勝負では負けていたので、リヴェンジが果たせず残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
by hikari-kozuki | 2005-08-29 17:33 | Comments(0)
オランジュ夏の音楽祭2006
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現存する古代ローマ遺跡の中でも発掘されてから200年足らずのため、保存状態が大変良い野外劇場として知られているオランジュの古代劇場。半円形の観客席に、舞台の後ろが切り立った壁で、大変に音響が良いことでも有名です。
今年はアラーニャ、ゲオルギュー夫妻によるボエームがメインで、ホフマン物語なども上演されました。弊社のオペラツアーでも催行しましたが、添乗員の望月によると、ボエームは、スタンディングオベーションの大喝采だったそうです。ヴェローナとの最大の違い各公演2回ずつしかやらないことでしょうか。1万人も入る劇場ですが、チケットの確保はかなり難易度が高いものになっています。

さて、来年のスケジュールを入手しましたので、簡単にご案内します。
まずヴェルディの「アイーダ」が7月8日と11日。何とラダメスにロベルト・アラーニャが出ますので、ファンにとっては必見でしょう。アイーダ役はゲオルギューではなく、インドラ・トーマスです。
ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」が7月29日と8月1日。こちらはパトリツィア・チオーフィのタイトルロールに、エドガルドは今をときめくローランド・ヴィラゾンです。ロベルト・フロンターリ、ロベルト・スカンディウッツィも出ます。

その他はコンサートになりますが、まず7月15日にモーツァルトの「レクイエム」、チョン・ミョン・フンの指揮です。
そして8月4日にはローランド・ヴィラゾンとインヴァ・ムーラのコンサートがあります。

どれも見逃せませんね。
なお、写真は2002年の「ロメオとジュリエット」の時のものです。
by hikari-kozuki | 2005-08-24 20:27 | Comments(0)
六男コンサートin札幌
8月20日(土)から23日(火)まで六男の合宿がありました。例年通り、朝から晩まで練習に次ぐ練習で、1mmも観光をしておりません。しかも夜は毎晩大宴会なので、へとへとに疲れてしまいました。

その総決算として、昨夜22日(月)、札幌のKitara(キタラ)ホールでコンサートが行われました。そして、このコンサートは地元の、男声合唱団ススキーノとのジョイントでした。この怪しい名前の合唱団は、六男を札幌に呼んでくださるための出来た実行委員会が創設した団で、昨年秋に出来たばかりなのですが、なかなかの実力派。今後、ますますの発展することでしょう。また一緒にコンサートが出来る日を楽しみにしています。
また、当日は、コールトラウベ、ボーチェという2つの女声合唱団も賛助出演してくださいましたが、良くまとまってアンサンブルの優れた素敵な合唱団でした。

さて我々の演目ですが、来年1月のハワイ公演で歌われる予定の三枝成彰作曲、島田雅彦作詞によるカンタータ「天涯」。そして、三枝成彰作曲、リブレット曾野綾子による「レクイエム」から最も難易度の高い5番の「サンクトゥス」。
そして、ススキーノとの合同演奏で、「ソーラン節」、「希望海」、アンコールで団歌の「いざたて戦人よ!」と「鉄人28号」を歌いました。
お客様も満席で、暖かい拍手を頂きました。Kitaraホールも素晴らしい音響の美しい劇場でした。
六男のみなさん、ともかくお疲れさました。私も4時まで飲んでいましたが、他の方々も同じようなものだったことでしょう。
そして、ススキーノの皆様を始め、我々を呼んで頂いた全ての関係者の方々に御礼申し上げます、本当にありがとうございました!特に六男、ススキーノ両団のメンバーで札幌在住の吉田茂さんは本当にお疲れさました。

最後になりますが、わざわざ旭川から公演を見に来て下さった伊東瞳子さん、福島美智子さん、塩田孝子さん、渡部伊保子さん、素敵なお花をありがとうございました。
by hikari-kozuki | 2005-08-23 19:14 | Comments(0)
バイエルン国立歌劇場の「ファルスタッフ」
さて、これがウィーン、ミュンヘンラウンドの最後の演目になりますが、7月3日(日)の「ファルスタッフ」です。昨日の「オテロ」が片手落ちになってしまったので、今日はキッチリ。
キャストは以下の通りでした。

指揮:ズビン・メータ
演出:アイケ・グラムス
ファルスタッフ(バリトン):アンブロージョ・マエストリ
フォード(バリトン):サイモン・キーンリーサイド
フェントン(テノール):ライナー・トロスト
アリーチェ(ソプラノ):アニヤ・ハルテロス
ナンネッタ(ソプラノ):チェン・レイス
クイックリー夫人(メッツォ):マリアーナ・リポヴシェク
メグ・ページ夫人(メッツォ):アン-カトリン・ナイドゥ
カイウス(テノール):ウルリッヒ・レス
バルドルフォ(テノール):アンソニー・ミー
ピストーラ(バス):アナトーリ・コチェルガ

まず演出ですが、舞台の中央に巨大な円盤を置き、その円盤を回転させることにひょって物語を進行させます。そして舞台はすべてこの円盤上ということになります。
そしてこのアイディアはとても面白かったと思います。

1幕2場の男声チーム4人と女声チーム5人9重唱のシーンは、中央に1本、円盤周りに7本のポールを建て、それを洗濯紐とシーツをぶらさげることによって舞台を7等分する舞台。この舞台を回転させ、歌手たちはシーツの間を縫って逆周りに早歩きしながらこの歌いますが、円盤をドンドン高速回転させることによって、とてもテンポ感が良くなり、このシーンにピッタリでした。また、この9重唱の合間のフェントンとナンネッタの逢引シーンも、とてもシーツを上手く使っていたと思います。

2幕フィナーレの洗濯籠に隠れたファルスタッフがテームズ河に投げ捨てられるかの有名なシーンでは、円盤の手前に落とされた瞬間、舞台一面に青の幕が現れ、それによって海底を表します。そして、ファルスタッフがその中を吊り上げられて、海底に沈んで行くシーンもとてもユニークでダイナミックでした。

さて歌手陣です。
まずタイトルロールのアンブロージョ・マエストリ。
先日のサン・カルロ劇場来日公演では「トロヴァトーレ」のルーナ伯爵をやりましたが、1本調子で表現力も乏しくやや”でくの坊”的な感じでした。このブログでもそのように言ったと思います。
しかし、このファルスタッフ役は素晴らしい!コミカルな演技、ドラマティックで良く鳴る声、緩急使い分けた歌い回し、どれを取っても良かったです。ディスカウ、ブルゾン、ファン・ポンスなどに続くファルスタッフ歌いとして、今後2~30年は、彼がいればこの役は大丈夫でしょう。
でも、ルーナ伯爵よりもファルスタッフの方が遥かに難役だと思うのですが...。とても不思議です。

次にフォード役のサイモン・キーンリーサイド。彼は幅広いレパートリーを持ちますが、このやきもち焼きの役も上手く、演技の確かさ、ブリランテな高音などはさすがでした。
フェントン役のライナー・トロスト。この類のリリコ・レッジェーロの役をやらせたらさすがに上手いですが、年齢的にはちょっと無理があるかも知れません。

女性陣4人中3人はスタイルも良く美人で、4人の中ではややブッファのクイックリー夫人役のメッツォ、マリアーナ・リポヴシェクとの対比が面白かった。私は今まで彼女のシリアスな役しか見たことありませんでしたが、コミカルな演技もかなり上手い!
プリマのアリーチェ(フォード夫人)役は、アニヤ・ハルテロスで決して悪くはありませんが、ちょっと軟口蓋が硬い感じで、声がくぐもってしまうことが度々ありました。
ナンネッタ役のチェン・レイスはとにかく凄い美人なのです!!このイスラエル人は、レッジェーロなソプラノで、これから必ず出てくる歌手でしょう。

このアンサンブルオペラは、指揮者の統率力がなければ悲惨なことになってしまいます。しかし、さすがはメータで、オケも歌手も良く引っ張っていました。
by hikari-kozuki | 2005-08-16 13:26 | Comments(4)
バイエルン国立歌劇場の「オテロ」
ついつい脱線ばかりして、バイエルンのミュンヘン・オペラ・フェスティヴァルのレポートが途中で中断してしまっていました。ある方からお叱りを受けたので再開します。
7月2日は「オテロ」(もちろんヴェルディの方です)を見ました。
指揮は音楽監督のズビン・メータ。
キャストは、タイトル・ロールにホセ・クーラ、イアーゴにセルゲイ・レイフェルクス、そして、デズデモナがバルバラ・フリットリという豪華版。脇役のカッシオのライモンド・ヴェリー、ロデリーゴのケヴィン・コナーズ、ロドヴィーコのマウリツィオ・ムラーノと、このあたりのキャストまで良かったです。

いきなりのテンペスタのシーンでは大迫力のオケと合唱はさすが。しかし問題はオテロの登場、「喜べ! Esultate!(エスルターテ)」です。もちろん、かつてイタリアオペラでモナコがいきなり鳴らしまくって日本人の度肝を抜いたところです。しかし、クーラは、例のちょっと暗めの下から掘り上げる声で鳴らしまくって、とついつい期待するのですが、いつものごとく実にあっさりと流すように歌ってしまいました。モナコまでとはいかなくても、ドミンゴでさえもっと引っ張って輝く声を聞かせるシーンなのに...。まあ、クーラがこう歌うのはいつものことなので、決して驚きはしませんが、やっぱりか、と期待がしぼんでいくのを感じました。
もちろんクーラはこのあたりのアクートは本来楽勝なのです。決して声が続かないので逃げるのではなく、わざとこのように歌っているとしか思えません。
私もこのクーラの態度には、何度となく触れてきましたが、もう一生治らないのでしょうね。あんな素晴らしい声を持っているスピント系のテノール、ここ30年ではジャコミニを除いては、クーラくらいなのに。もちろん好き嫌いはあるでしょうが。
そのあと高音が続き音形が実に厳しい2幕など、簡単に歌ってしまうのもやっぱりがっかりです。
しかしもう言うのはやめましょう。
彼の出し惜しみ、というよりも肩透かし唱法はいつものこと。
アンドレア・シェニエでも、パリアッチでも、サムソンとデリラでもアイーダでもトゥーランドットでも何度も見せられてきました。

ついついクーラの話が長くなってしまいました。
先日のサンカルロ来日公演のルイザ・ミラーでも私が激賞しましたフリットリは、2001年12月のスカラ座オープニング公演でもその素晴らしいデズデモナを聞かせてくれましたが、あの時よりも更に音楽的な幅が広がり深い表現力を見につけているようです。
レイフェルクスも淡々としたイアーゴですが、聞かせどころはキッチリという歌い方。

すみませんが書きながらまたクーラに頭に来てしまったので、今回はこのへんで。
by hikari-kozuki | 2005-08-15 20:54 | Comments(2)
ザルツブルク音楽祭「ウィーンフィル」&ガッティ情報
ザルツブルクで7日の「椿姫」のプレミエを見ることは出来ませんでしたが、6日のウィーンフィルの演奏会を見ました。「椿姫」のチケットの交渉をしている時に、ダフ屋やから無理やり買わされたのですが...。(笑)
演目は、シュレーカーの「ある大きなオペラの前奏曲」、ベートーヴェンの「ソプラノのためのシェーナとアリア<ああ、不実な人よ>」、そしてマーラーの「交響曲第4番<大いなる喜びへの賛歌>」というラインナップ。
指揮は、ダニエレ・ガッティ。
ベートーヴェンのアリアとマーラーの4番の4楽章のソロは、ソプラノのカリタ・マッティラ。

実は、シュレーカーの序曲は、ダフ屋との交渉が長引いてしまい、見ることが出来ませんす、ベートーヴェンとマーラーだけを見ました。
フィンランドのプリマドンナ、カリタ・マッティラは久しぶりに聞きましたが、力で押しまくっていて、正統派のベートーヴェンという感じ。マーラーも悪くありませんでした。
一方、ウィーンフィルは、エース級を揃え、かなり気合が入っていたようです。あんな大編成でどうしてこんなに音が揃うのかというくらい素晴らしく、第1ヴァイオリンなどは1つの音にしか聞こえません。
ガッティですが、マーラーの4番を暗譜で振るくらい自分のものにしている様子。ウィーンフィルのメンバーへの求心力もかなりあるようでした。オペラ指揮者と並行してコンサート指揮者としても大活躍中で、もっとも期待されるイタリア人指揮者と言えるでしょう。
ザルツブルク音楽祭はこれがデビューになりますが、彼とウィーンフィルとの関係は非常にいいようです。ウィーン国立歌劇場の指揮台にもレギュラー指揮者として頻繁に上がっています。

ところで、現在、彼はボローニャ・テアトロ・コムナーレの音楽監督を努めていますが、来年6月の来日公演「連隊の娘」「トロヴァトーレ」「アンドレア・シェニエ」では来日しないのです。前回の来日公演の時はもちろん大活躍をしたのですが。
どうしてかな?と思っていましたが、はっきり理由が分かりました。来年の6月のウィーン芸術週間の目玉の1つ、ウィーン国立歌劇場でシェーンベルク「モーゼスとアロン」のプレミエ公演があります。この指揮がガッティなのです。
もちろんボローニャを蹴って、ウィーンを取った訳ではなく、ウィーンの方が先に決まっていたのでしょうが、ウィーンとガッティの関係はこれから見逃せません!

なお、ガッティは、この夏も大活躍で、ザルツブルクのあと、手兵のボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団率いてペーザロのロッシーニ・フェスティヴァルとエクサンプロヴァンス音楽祭に出演予定です。演目は両方とも「セヴィリアの理髪師」。まさに八面六臂の活躍ぶりです。
なお、来年3月12日にはボローニャでもこのマーラーの4番を振る予定になっています。興味のある方はぜひ。
by hikari-kozuki | 2005-08-12 19:42 | Comments(4)
ザルツブルク音楽祭「椿姫」狂騒曲-2
さて、おおさわさんからも投稿が来ましたが、どうしてこんなに「椿姫」に人気が集中したのでしょうか?最大の理由はネトレプコ人気と言われています。確かにあの美貌でコロラトゥーラも完璧で、素晴らしいヴィオレッタであることは間違いありません。妊娠5ヶ月で舞台に立った根性も大したものです。人気急上昇中のヴィラゾン、そしてそれを支えるハンプソン。何はともあれ、いいキャスティングです。デッカーの演出もプレミエ前から評判は非常に高く、ヴィオッティの急逝を受けて指揮台に上ったリッツィもウィーンフィルを良く統率していたという話です。

しかし最大の理由は、もっともっと単純で、単に欧米の人たち(もちろん日本人も)は、このオペラが好きなのでしょう。それに尽きると思います。そしてこのプレミエ公演を見た!という自慢がしたいのでしょう。

ただし、冷静に考えれば、ネトレプコもヴィラゾンも今後、ウィーン、ミュンヘン、チューリヒなどで何度でも彼らの「椿姫」を見ることが出来るのです。
by hikari-kozuki | 2005-08-11 15:37 | Comments(5)
ザルツブルク音楽祭 「椿姫」狂騒曲
先週末よりどうしてもザルツブルクへ行かなければならなくなってしまい、今朝帰国しました。やはり日本は蒸し暑いですね。
ここ2、3日のザルツブルクは1日中雨模様で、しかも寒く、気温は10度前後しかありません。現地の人たちはコートやジャンパーを着込んでいました。

さて、今年の音楽祭の最大の目玉は何と言っても「椿姫」のプレミエ公演です。
ヴィオレッタ、アルフレードが共に飛ぶ鳥を落とす勢いの歌姫アンナ・ネトレプコ、ローランド・ヴィラゾン、この2人にジェルモン役のトーマス・ハンプソンという豪華な組合せ。指揮は当初マルチェロ・ヴィオッティでしたが、彼の急逝に伴い、カルロ・リッツィが代役となりました。そして、演出は、ウィリー・デッカーというラインナップでした。

何といっても注目はアンナ・ネトレプコでした。この美しいプリマドンナの人気はザルツブルクでも凄いものがあり、観客の8割以上は彼女目当てと言っても過言ではないでしょう。実際にザルツブルクでは、マリア・カラス以来のヴィオレッタという評判になっていました。彼女は現在妊娠5ヶ月ということで、出演自体が危ぶまれていましたが、リハーサル、GPの出来も素晴らしく、Goということになったのです。

その「椿姫」のプレミエ初日が8月7日(日)にありました。
スポンサー等に1,400席以上の席を出してしまったため、残る800席足らずのチケットを巡っての争奪戦は凄まじいものとなりました。ウィーンのニューイヤーコンサートなんてものではありません。(ちなみに祝祭大劇場のキャパシティは2,177席)
22ユーロ、45ユーロのチケットが何と1,500~2,000ユーロという信じがたい料金で取引きされていたのです!カラヤンの時代にもここまで酷いことはありませんでした。
ORF(オーストリア国営放送)では生中継でTV放送し、レジデンツ広場では、大スクリーンを設置して、22時からこの公演を流しました。

ともかくこの公演をご覧になった方は、世紀の一瞬に立ち会ったといえるでしょう。

そして実際の公演ですが、素晴らしかったそうです。私は見ることが出来なかったので、ここでご報告は出来ないのが残念です。
by hikari-kozuki | 2005-08-09 13:27 | Comments(5)
六男公演in長崎
8月2日(火)長崎のブリックホールにて”被爆60年メモリアルチャリティコンサート”というコンサートに参加してきました。指揮者の小林研一郎氏とソプラノの中丸三千繪さんが「平和への熱い思い」を形にした企画でしたが、六男が友情出演という形で参加したのです。もちろんノーギャラで全員手弁当です。
演目はいつもの「レクイエム」と「」ピース・ロードでしたが、団員一同、60年前の長崎の原爆のことなどそれぞれの個人個人に思いを込めて歌いました。また指揮は、岩城宏之先生にお願いをしたのですが、さすがに巨匠。団員たちも知らず知らずに実力以上のものを出せていたようで、
今までのレクイエムの中でも最高に感動的なステージとなりました。ソリストはキューバ公演と同じ中丸三千繪さんと樋口達哉さんでした。もちろん2人とも素晴らしかったです。
by hikari-kozuki | 2005-08-04 19:00 | Comments(0)






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