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Cuba-2
<人種>
コロンブスの発見後、スペインに征服され、原住民は根絶やしにされてしまいました。
現在は、スペインからの移民を中心として白人が70%、アフリカから連れてこられた黒人の奴隷の子孫が25%、ムラートと呼ばれる混血が5%、と言われているが、実際にはこの比率よりも遥かに黒人もしくは黒いムラートが多いように思えます。

<言葉>
スペイン語が公用語になります。
高級ホテルなどでは英語も通じますが、スペイン語だけという人が圧倒的に多いようです。
ただし訛りは強く、例えば”ありがとう”は、”グラーシアス”ですが、グラーシア”となります。

<音楽>
ルンバ、マンボ、チャチャチャ、サルサなど、踊りを伴う活発なリズムの音楽は、キューバが発祥のものも多く、今も街中に音楽が溢れ、街中で踊っている人も多くみかけます。
ただし、残念ながら私にとっては専門外のジャンルの音楽ですので、ここでは詳しく解説できませんがお許しください。
by hikari-kozuki | 2005-05-16 16:30 | Comments(0)
Cuba-1
さて、キューバについて感じたままのことを書きましょう。

私は今までの渡航歴の9割以上がヨーロッパなので、もちろんキューバは初めてでした。
皆さんのキューバという国からのイメージはどんなものでしょうか?
野球、葉巻、共産主義、カストロ、チェ・ゲバラ、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ、ヘミングウェイの「老人と海」、アメリカとの対立と経済封鎖...。まあ私もそんなものでした。
実際に行ってきた今の印象は、人々は貧しくとも、明るく情熱的で親切、そしてパワーに溢れている国、そんな感じです。
イタリア南部のナポリ、バーリなど人たちをもっと純粋、素朴にした感じでしょうか?
要はラテン系ということです!

それではまず第1回は、旅行事情から。

<キューバへの交通手段>
アメリカと国交がないため、他の中南米の国々のようにアメリカから行くことが出来ません。
よって、大きく分けてカナダ経由かメキシコ経由かということになります。
1回の乗り継ぎで行くには、AC(エアカナダ)の直行便でトロントに入って1泊、翌日ハバナ行きという方法があります。帰りも同じルートがあってトロントに1泊して、直行便で帰ってくることができます。行きも帰りもトロントに1泊しなければなりませんが、これが1番お勧めです。
まずトロント/ハバナ間は3時間半で行けること、トロントとハバナは時差がまったくないことなどから体に1番優しいルートかと思います。
ただし、トロント/ハバナ間はデイリーではなく、週3本なのでそれにあわせる必要があります。

次にメキシコ経由ですが、メキシコシティかカンクンからハバナ行きが飛んでいます。
シンプルなのは、JLのメキシコシティー行き(バンクーバー経由)でしょうか。
あとは、CO(コンチネンタル航空)のヒューストン経由でカンクン、AA(アメリカン航空)のダラス経由でカンクンかメキシコシティまで行けます。この2つの航空会社は、便を選べばSame day Connectionと言って、成田を出発したその日のうちにハバナへ到着することも可能です。しかし現在、アメリカの入国審査やセキュリティーが大変厳しいので、個人旅行であればともかく、団体の場合には乗り継げない可能性が高く、荷物もちゃんと流れる保証はありません。
メキシコシティかカンクンに1泊する方が安全策といえるでしょう。

これ以外のルートとしては、ヨーロッパ経由でしょうか。フランクフルトやパリやマドリッドなどからハバナ行きの直行便が出ていますので、ヨーロッパにも用事のある方には良いかも知れません。その場合にはスターアライアンスなどの世界一周航空券を使うのがお得です。
そしてもちろん、バハマ、ジャマイカ、ドミニカなどカリブ諸国からの便もあります。

<通貨>
現在流通している本にはUS$と書いてありますが、2004年11月8日以降、キューバ国内でUS$は使用できなくなりました。
現地の人たちはペソを使いますが、観光客は兌換ペソしか使えません。ペソと兌換ペソは、紙幣も硬貨も違います。また、ペソは兌換ペソの1/20くらいの価値しかありませんので、おつりをもらう際などは注意が必要です。
1兌換ペソが、1US$というレートなので、105円~110円くらいでしょうか。

<両替>
空港、銀行、ホテル、両替屋などで両替できます。最も両替が簡単なのは、ユーロで、カナダドルやメキシコ・ペソなどからも出来ますが、いずれも8%の手数料を取られます。日本円は一部の銀行などでしか両替出来ないので注意が必要で、同じく8%の手数料を取られます。
US$もほとんどのところで両替できますが、こちらは何と18%の手数料が取られます。
それから兌換ペソは海外では一切両替できないので、余ったものは必ずキューバを出国する時に空港で両替しなければなりません。

<クレジットカード>
ホテルや大きな店ではだいたい使えます。
しかし、MasterかVISAのどちらかだけで、AMEXなどアメリカ系のものは使えず、JCBも使えません。
また、ホテルなどでクレジットカードを使う場合、10%ほどの手数料を取られる場合がありますので、注意が必要です。

<治安>
かなり良いです。他のカリブ諸国やメキシコなどよりかなり良いでしょう。
旧市街や人の多いところにはかなりの数の警察が常駐しています。また、高級ホテルには数多くのガードマンが警備しており、玄関、エレヴェーターホールなどでも目を光らせています。
5月1日のメーデーにはハバナの革命広場に100万人の人が、カストロの演説を聞きに行くため、大変な人ごみとなります。私もその人ごみの中を1時間以上掻き分けて歩いていましたが、一切危ないという感じはありませんでした。

しかし、ハバナの空港は注意が必要です。ただし、置き引きやスリではありません。
今回のツアーでも、空港でダイヤル式のスーツケースを開けられて現金を盗まれた人と、簡単な鍵を壊されて中の電化用品を盗まれた人がいました。
これらはターンテーブルの裏側で行われていることかと思われるので、空港職員や航空会社の人間もグルかも知れません。
いずれにしても、スーツケースに貴重品や現金などは入れず、きちんとした鍵がかかるものにする必要があるでしょう。ただ、現在アメリカ経由はスーツケースに鍵をかけてはいけないことになっているので、これを防ぐには、カンクンやメキシコシティで、1度スーツケースを取り出すしかありません。でもメキシコシティやカンクンの空港も心配ですね。


尚、これらの情報はすべて2005年5月時点のものです。状況は日々変わってしまう傾向にありますので、ご注意下さい。
by hikari-kozuki | 2005-05-13 13:36 | Comments(13)
RCO-8(Final)
すっかりながくなってしまいましたが、ともかく11泊13日にも及ぶ公演旅行は大成功に終わり、全員元気に帰国しました。
事務局の大西さん、横田さん、ステマネの飯野さん、本当にお疲れさました。
そして、堤先生、加藤さん、林さん、それからメンバーの皆さん、素晴らしい音楽をありがとうございました。
なお、この模様は、モーストリークラシック7月号(5月20日発売)の東西南北のコーナーでも書いていますので、ぜひそちらも読んでみてください。

ともかく、ロイヤルチェンバーオーケストラの今後の飛躍に期待しています。
by hikari-kozuki | 2005-05-12 11:50 | Comments(0)
RCO-7(ヴィチェンツァ)
11日目の4月24日(日)は最後の演奏会で、このツアーの中でも最高の舞台、ヴィチェンツァのオリンピコ劇場です。
ルネッサンス最大の建築家アンドレア・パッラーディオはこの街の出身で、今も街に彼の傑作建造物が残り、街自体が世界遺産に指定されています。

さてオリンピコ劇場ですが、パッラーディオの最後の建築物で、世界最古の室内劇場です。
入口脇に”1584”という完成した年を表すプレートがはめ込んであり、実に400年以上前の建築なのです。
木とストゥッコ(漆喰)でできたこの劇場は楕円形の客席を柱廊が囲み、野外の古代劇場の形態をとっています。

そして最大の特徴は舞台です。
舞台の背景に古代エジプトの都テーベを表した街並みが表現され、95体の彫像が並んでいて、騙し絵技法と遠近法を駆使されている舞台の背景は、世界に類を見ない美しさと奥行きの広がりを見せています。
簡単に言うと、舞台の後ろに古代都市のセットが常時セッティングされているのです。

演目は、サリエリの「ヴェネツィアの見本市」序曲、トルホウトと同じモーツァルトの「2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ」、そしてベトシチでした。
オケのメンバーたちもこの素晴らしい舞台で演奏できる喜びと、いよいよ最後の演奏会ということで気合の入り方が違ったようです。
そして、当然の結果のように、熱狂的な大喝采を浴びました。
by hikari-kozuki | 2005-05-11 22:12 | Comments(2)
RCO-6(ミラノ)
8日目・4月21日(木)はルクセンブルクからミラノへの移動日。
ルクセンブルク/ミラノ(正確にはベルガモ空港)の直行便は、LG(ルクセンブルク航空)のみですが、機材が小さく、とても50人を1度に、しかもチェロなどを一緒に運ぶのはNGです。
仕方がないので、いったんブリュッセルへ戻り、SN(サベナ・ベルギー航空)の大きな機材を使って全員一緒に移動しました。
ミラノに着いたのは夕方ですが、ようやくイタリア!ということで、みなさん疲れも見せず、夜の街に繰り出していました。

9日目・4月22日(金)はミラノのダル・ヴェルメ劇場でのコンサート。
この劇場は、演劇の本拠地でしたが、1872年にマイヤベーアの「ユグノー教徒」で開場した名門劇場で、レオンカヴァッロ「道化師(パリアッチ)」、プッチーニの「妖精ヴィッリ」などを初演した劇場としても知られています。
音響も非常によく、このツアーでは大きなハイライトの1つといえるでしょう。

演目は、ベトシチ以外、すべて変わりました。
まずはモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲。
そして、現地のヴァイオリニスト、ファブリツィオ・フォン・アルクスをソリストとして招いて、サンサーンスの名曲を2つ。「ハバネラ」と「序奏とロンドカプリチオーソ」です。ともにとても有名が名曲です。アルクス氏は、イケメンの青年で、テクニックも決してないわけはありませんが、明らかに経験不足で、オケとのアンサンブルはあまり経験がないのかも知れません。特に速いパッセージではかなり自分勝手なテンポで、残念がらオケとはバッチリ!というわけにはいきませんでした。カーテンコールの時、アルクス氏は、オケのメンバーに一緒に立って欲しい、とコンサートマスターにお願いしていましたが、コンマスの扇谷泰朋氏は、笑って断っていました。
ちなみに扇谷泰朋氏は、ベルギー王立音楽院に留学経験を持つRCOでもトップ・コンマスで、現在は九州交響楽団のコンマスも努め、将来が嘱望されている29歳です。

そして、10日目・4月23日(土)は、全日程の中で唯一の何も予定がない休息日。サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ教会へ”最後の晩餐”を見に行ったり、モンテ・ナポレオーネへショッピングへ行ったり、クレモナへ行ったりと思い思いの休日を過ごしました。
by hikari-kozuki | 2005-05-11 12:49 | Comments(0)
ROC-5(ルクセンブルク)
7日目・4月20日(水)はブリュッセルを出てルクセンブルクへ。
この日はルクセンブルク音楽院大ホールでのコンサートです。
このホール、大変なホールで、パイプオルガンまで装備しています。
しかもこの立派なホールが満席です。

この日は在ルクセンブルク日本大使館のバックアップもあり、ルクセンブルク大公が
臨席されました。
大公の入退場時には、パイプオルガンが鳴り響き、おごそかな雰囲気。
後から聞いた話ですが、国歌ではなく、大公殿下の入退場の音楽とのこと、さすがに
ヨーロッパの伝統国は違いますね。

演目は再びアイルランドと同じ石島正博の「みるな」、そして全公演演奏されたベトシチ。
コンチェルトは、ブリュッセル在住のピアニスト神谷郁代さんを招いて、加藤知子さんのヴァイオリン、林峰男さんのチェロとの競演で、ベートーヴェンの「ヴァイオリン・チェロ・ピアノのための三重協奏曲」。明るく伸びやかなよい曲です、それぞれのソリストたちの持ち味も出ていたと思いますが、残念ながらリハ不足は隠しようがなく、アンサンブル的にはちょっと厳しかったです。
ただ、今回の全公演でアンサンブルが厳しいと感じたのはこの曲のみ。あとはとても素晴らしい演目ばかりでした。

そして、この3曲以外に、大公殿下からのリクエストで、彼の1番好きな曲だという「ブラームスのハンガリー舞曲の6番」も追加で演奏されました。

演奏会終了後には、ホールのホワイエで現地の方々とのレセプション・パーティー。なごやかなうちに終了しました。
日本大使館の永窪さん、本当にありがとうございました。
by hikari-kozuki | 2005-05-11 10:29 | Comments(0)
帰国報告&ROC-4
昨日、六男キューバより帰国致しました。
本当にいろんなことがあり、キューバという国の側面を知ることが出来ました。
ともかく演奏会は大成功で、熱狂的な歓迎を受けました。
いずれにしても、キューバ関係の報告はのちほどたっぷり致します。

では、RCOの続きです。
4月19日(火)はトルホウトのドン・ボスコ教会でのコンサートでした。
トルホウトという街は、ベルギー北部、フランドル地方で、言語はフラマン語。
オランダ語にドイツ語が混ざった言葉が話されています。
さてこの日の演目はアイルランド・ラウンドと変わって、平井康三郎の「弦楽のための幻想曲」、モーツァルトの「2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ」、そしてベトシチ。というラインナップ。
コンチェルトーネのソリストは、加藤知子さんに、コンサートマスターの1人の西野ゆかさん。
それにオブリガートとしてオーボエの池田祐子さんとチェロの林峰男さんが加わります。
この作品はモーツァルトが18歳の時の傑作で、自由奔放な香りがする作品ですが、4人はテクニシャンたちは自由な中に素晴らしいハーモニーを聞かせてくれました。
by hikari-kozuki | 2005-05-09 17:51 | Comments(3)






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